「音読み」と「訓読み」。
あなたも小学生の時、
 漢字を習うと「音読み」と「訓読み」について、
 習ったことかと思います。
そんな時、あなたはこんな悩みを
 抱えたことはありませんか?
それが、
 「音読み」と「訓読み」の区別って何?
 ということ。
この2つは、ちゃんとした違いを知らないと、
 どっちがどっちか分からなくなってしまうことが、
 あったかと思います。
大人である私達ですら迷っていたのだから、
 今の子供もきっとこの違いについて、
 迷っていることでしょう。
今回は、今すぐ子供に教えることができる、
 「音読み」と「訓読み」の違いについて、
 解説していきます!
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「音読み」の正しい意味
「音読み」には、
- 読んだだけでは日本語として意味が通じないか通じにくい読み方。
- 熟語としとてや慣用句の中でだと意味が通じる読み方。
- 中国で読まれていた読み方。
という3つの意味があります。
例えば「山」という漢字であれば、
 「音読み」は「さん」となりますが、
 これだけでは「酸」や「算」など、
 他の「さん」と読む漢字と区別がつきません。
それもそのはず、「音読み」は
 中国から伝わった読み方をそのままにしているため、
 日本語とは言えないものとなっているのです。
「音読み」は、例の「山」であれば、
 「山道」や「火山」など、
 熟語に使うのが主となっています。
こういった、読んだだけでは
  どんな漢字かが分からない読み方を
 「音読み」と呼ぶのです。
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「訓読み」の正しい意味
これに対して「訓読み」には、
- 読んだだけで日本語としての意味が通じる読み方。
- 動詞などの活用語または複合語などで送り仮名があるもの。
という意味があります。
こちらも例に「山」を使うと、
 「訓読み」は「やま」となり、
 これだけでもどんな漢字なのかが分かりますよね。
このように、日本語としての
  意味が通じる読み方の事を
 「訓読み」と呼ぶ、ということなのです。

「音読み」と「訓読み」の分かりやすい違い
それぞれの正しい意味を見てみると、
- 「音読み」がそのままでは意味が分からない読み方
- 「訓読み」がそのままでも、意味が通じる読み方
というのがわかったかと思います。
しかし、この違いが分かっていても、
 いざ、使う時になると
 どっちがどっちか分からなくなることがあると思います。
実際に私は、この違いは知った後も、
 たま~にどっちがどっちか分からなくなることが
 多々有りました(^_^;)
似たような言葉の違いは、
 こちらの記事でたくさん紹介しています。↓
自分の子供には、そういった事は経験してもらいたくないので、
 漢字の意味が分からない方を「音読み」、
 漢字の意味が分かる方を「訓読み」と、
 しっかり教えてあげましょう!
 
 