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言葉の違い

「以下」と「未満」の違いとは?

2015-04-04

「以下」と「未満」の違いとは?

以下」と「未満」。

 

この2つは、どちらも
ある一定のものより下の範囲
のことを指す言葉です。

 

予算を千円以下に抑える」、
20歳未満はお断り」など
様々な場面で
よく見かける言葉ですよね。

 

 

しかし、この2つって
似たような意味を
持っているため、
どっちがどっちか
迷ったことはありませんか?

 

この2つって、
違いを知らないと
意外と使い分けが分からない
時があると思います。

 

もし違いを知らないで
間違えた使い方をしていると、
恥ずかしい思いを
してしまうかもしれません!

 

 

今回は「以下」と「未満」の
違い使い分けについて
解説していきます!

 

「以下」の正しい使い方

 

「以下」の正しい
使い方を知るために、
まずは辞書にて
「以下」の意味を調べてみました。

 

「以下」の意味

 

  1. 数量・程度・優劣などの比較で、
    それより下の範囲であること。
  2. それより後に述べること。
  3. 代表となるものを含んで、
    それに関連するすべてのもの。

 

今回は重要となるのは、1の

数量・程度・優劣などの比較で、
それより下の範囲であること。

というところ。

 

まさしく意味の通り
「以下」は、
一定の数量や程度よりも下の範囲
である時に指すのが
「正しい使い方」というわけです。

 

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「未満」の正しい使い方

 

これに対して「未満」も、
正しい使い方を知るために
辞書にて意味を
調べてみました。

 

「未満」の意味

 

 

  1. ある数に達していないこと。
  2. ある数を境にある数そのものは含めず、
    それより少ない数であること。

 

 

「未満」も「以下」と
同じような意味を
持っていますが、
違うのが2つ目の

 

ある数を境に、
ある数そのものは含めず、

それより少ない数であること。

 

というところ!

 

つまり
「20歳未満は立入禁止」という
文章であれば、
20歳を含まず、
それより
下の年齢の人は
入れないという訳なのです。

 

つまり20歳は入れるけれど、
それより下は入ることが
できないという感じですね。

 

「以下」と「未満」の違い

 

それぞれの使い方を
解説したところで、
次は本題の「以下」と「未満」の
違いについて解説します。

 

この2つの違いは大きく分けると
対象の数字を
含めるか含めないか

の違いですね!

 

 

例えば
「10歳以下or未満の女の子を対象」
という文章があったとします。

 

「10歳以下」ということであれば、
「以下」はその数字を
含めてもいいので、
10歳を含む
それより下の年齢を対象

ということになります。

 

これに対し、
「10歳未満」ということであれば、
「未満」はその数字を
含めてはいけないので
9歳から下の年齢が対象
ということになるわけです。

 

 

どちらか一方を覚えれば、
もう1つはそうじゃない方と覚えれば、
使い分けも簡単では
ないでしょうか!

 

 

あなたはこの2つの違いも
分かりますか?↓

「交代」と「交替」違いとは?

 

「以下」と「未満」の違いとは?

 

まとめ

 

「以下」と「未満」の違いは
お分かり頂けましたか?

 

 

この2つは、
日常生活や仕事の場面でも
よく使う漢字なので、
しっかり違いを覚えて
間違えることのないようにしましょう!

 

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