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言葉の違い

「誉める」と「褒める」の違いとは?

2015-03-24

誉める」と「褒める」。

 

この2つは、どちらも「ほめる」と
読むことができる漢字です。

 

 

子供がテストでいい点をとった時や、
部下が仕事で大成功した時など、
誰でも1度は人に対して”ほめた”事が
あるかと思います。

 

 

 

しかしこの2つ、どちらも同じ読み方なので、
いざ漢字で書く時にどちらを使えばいいのか
迷ったことはありませんか?

 

どちらも似たような意味を持ってそうなので、
違いを知らないと間違った使い方
してしまうかもしれません!

 

 

 

今回は「誉める」と「褒める」の
違い使い分けについて解説していきます!

 

「誉める」と「褒める」の違いとは?

 

「褒める」と「誉める」の違いとは?

 

まずはこの2つの違いを知るために、
漢字辞書でそれぞれの
意味について調べてみました!

 

「誉める」の意味

 

 

人のしたこと・行いをすぐれていると評価して、そのことを言う。

祝う。ことほぐ。

 

 

「褒める」の意味

 

 

人のしたこと・行いをすぐれていると評価して、そのことを言う。たたえる。

祝う。ことほぐ。

 

 

なんとこの2つは、
どちらも同じ意味を持っているのです!(゚д゚)

 

 

ということなので「ほめる」という言葉を使う時は、
どちらを使っても問題は
無いということです!

 

この2つは確かに同じような意味を持ってそうでしたが、
まさか一緒だとは思いませんでしたね(^^;)

 

 

 

なので、「ほめる」という言葉を漢字で書く時は、
どちらを使っても大丈夫です!

 

「誉める」と「褒める」の厳密な違いとは?

 

誉める」と「褒める」は、
どちらを使っても問題が無いということですが、
厳密にはちょっとした違いがあります。

 

 

 

それが、常用漢字かそうでないかということです!

 

 

 

詳しく説明すると、「褒める」は
常用漢字に指定されているのですが、
誉める」は常用漢字に
指定されていないのです!

 

そのため、学校やテレビのニュース、
新聞などで「ほめる」という言葉を使う時は、
「誉める」ではなく「褒める」を使うというわけです。

 

 

なので、そういう重要な場所では
褒める」を使った方がいいかもしれませんね。

 

 

 

ちなみに漢字の成り立ちも「」は、「」という字が含まれているので、
言葉で「ほめる」ことが由来とされており、
」は「」という字が含まれているので、
衣など金品を与えて「ほめる」ことが由来となっています。

 

 

 

この2つは同じ意味なので使い分けは必要ありませんが、
もし使い分けるなら、この違いに気をつけてみてもいいですね!

 

まとめ

 

誉める」と「褒める」の違いは、
お分かり頂けたでしょうか?

 

 

この2つには明確な違いが無いため、
漢字で書く時は使い分けなくていい、
というのは予想外だったのではないでしょうか。

 

 

厳密な違いは豆知識程度に置いといて、
他の人に教えてあげてもいいですね!

 

 

これからも、正しい日本語を使えるようになりましょう!

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