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言葉の違い

「船」と「舟」の違いとは?

2015-04-02

 

」と「」。

 

この2つは、どちらも「ふね」と
読むことができる漢字です。

 

 

 

”ふね”に乗って海外へ行く」、「屋形”ぶね”に乗る」、
”ふね”をこぐ」など、乗り物の「ふね」に対して
この2つの漢字はよく使われますね。

 

 

 

しかしこの2つは、どちらも同じ読み方な上に、
同じような使い方をするため、
いざ漢字で書く時になると、
どちらを使えばいいのか迷ったことはありませんか?

 

 

この2つって違いを知っておかないと、
使い分けが分かりにくいと思います。

 

 

でも、今更こんなことを
他の人に聞くのも恥ずかしいですよね・・・

 

 

 

そんなあなたのために、
今回は「」と「」の
違い使い分けについて解説していきます!

「船」の正しい使い方

 

「船」と「舟」の違いとは?

 

帆船」や「貨物船」など、
「ふね」に関する言葉に多く使われる「」。

 

小学校の最初の方に習う漢字ですが、
正しい意味は忘れてしまった、
という人もいるのではないでしょうか。

 

 

 

「船」の正しい使い方を知るために、
まずは漢字辞書にて
「船」の意味を調べてみました!

 

 

  1. 木材・鉄などで造り、人や物をのせて水上を渡航する大型のもの。
  2. 水・酒などを入れる箱形の器。
  3. 刺身などを入れて売る底の浅い容器。

 

 

なるほど!「船」には
こういった意味があるのですね!(・∀・)

 

 

 

これらの意味を用いて、
例文を作るとこのようになります。

 

 

  • アメリカに行くために船に乗る。←1の意味
  • 湯船につかる。←2の意味
  • 刺し身の船盛りを注文する。←3の意味

 

 

このように「船」は、一般的によく使われる
移動のための”ふね”に対して使うのが、
正しい使い方となります。

 

「舟」の正しい使い方

 

これに対し、「船」の左側にも使われており、
「船」と比べると書くのが楽な「」。

 

 

 

こちらの「舟」も、正しい使い方を
知るために漢字辞書にて、意味を調べてみました。

 

  1. 木材・鉄などで造り、人や物をのせて水上を渡航し、手でこぐ小型のもの。

 

 

あれ!?「舟」は「船」と比べるとあっさりとした意味で、
しかも「船」と同じような
意味を持ってました!(゚д゚)!

 

 

「船」と違うところは、意味のところにも書いてある通り、
手でこぐ小型のもの」というところでしょう。

 

 

 

この意味を用いて例文を作ると、

 

  • 小舟をお風呂に浮かべる。
  • 渡り舟に乗る。
  • 舟をこぐ。

 

 

 

 

このように「舟」は、数人しか乗ることができないような
小さい”ふね”を指す時に使うのが、
正しい使い方となります!

 

まとめ

 

」と「」の違いはお分かり頂けましたか?

 

 

 

この2つの違いは「”ふね”の大きさ」と
思ってもらって構わないでしょう。

 

大きい”ふね”なら「」を、
小さい”ふね”なら「」を
使うようにと覚えましょう!

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