「応対」と「対応」。
この2つは、「応」と「対」の漢字を使った熟語です。
この2つは、どちらも同じ漢字を使っているので、
似たような意味を持っている感じがしますよね。
しかもこの2つは、どちらも
仕事の時に使うことが多い言葉!
いざどちらかを使うとなると、
どちらを使えばいいか
迷ってしまうのではないでしょうか?
もし知らないで使い方を間違えてしまうと、
恥ずかしい思いをしてしまうかも!
あなたはこの2つを、
しっかりと使い分けることができますか?
今回は「応対」と「対応」の、
違いと使い分けについてマスターしましょう!
「応対」の正しい使い方
「応対室」という言葉にも使われる「応対」。
この「応対」の正しい使い方を知るために、
漢字辞書で意味を調べてみると、
こういった意味が載ってありました。
- 相手になって、受け答えすること。
漢字辞書には、分かりやすい使い方が
書いてありますね(╹◡╹)
辞書にも書いてある通り、「応対」は「話などの相手になって、受け答えする」時に使うのが正しいということになります。
例文にすると、
電話での応対をする
会社の上司と応対する。
クレームに応対する。
「対応」の正しい使い方
これに対し「対応」を漢字辞書で調べてみると、
周囲の状況などに合わせて事をすること。
という意味が載ってありました!
こちらは「応対」と比べると少し分かりにくい意味ですが、分かりやすく説明すると「相手の状況に応じて行動すること」という意味を持ちます。
例文にすると、
対応策を考える。
迅速な対応に感謝する。
音声対応のスマホを買う。
「応対」と「対応」の違いとは?
この2つの調べたところで、最後にこの2つの違いについてまとめていきます!
例文にしてみると、この2つの違いがピンときたのではないでしょうか。
この2つの違いは、「対象の物が人か状況に応じる時か」ということです!
例えば、「応対がいい」は「態度や言葉使いがよいこと」を指し、「対応がいい」は「具体的は対策を解決してくれること」を指すという訳です!
この2つは使用されている漢字こそ一緒なものの、意味は少し違っているということです。
その違いも分かりやすいので、1度覚えれば間違えることはありませんね!
これで「応対」と「対応」の違いはバッチリ!