本ページはプロモーションが含まれています

言葉の違い

「眠る」と「寝る」の違いとは?

2015-03-18

眠る」と「寝る」。

 

この2つはどちらも
就寝する時に使う言葉ですよね。

 

 

そろそろ寝るか~」や「眠りにつく」など、
どちらも同じような意味を持っています。

 

しかし、この2つの違いを説明しろと言われると、
あなたはちゃんとした違いを説明することができますか?

 

この2つの違いって、
意外と分からないものですよね~(^^;)

 

いざ説明するとなると、
難しいものです。

 

 

今回は、「眠る」と「寝る」の
違い使い分けについて解説していきます!

「眠る」の正しい使い方

 

「眠る」と「寝る」の違いとは?

 

睡眠」や「冬眠」など、
眠る言葉に多く使われる「眠る」。

 

 

「眠る」の正しい使い方を知るために、
まずは漢字辞書で「眠る」の
意味を調べてみました!

 

  1. 心身の動きが一時的に低下し、目を閉じて無意識の状態になる。
  2. 一時的に活動をやめた状態になる、利用されない状態のままである
  3. まぶたを閉じる、目をつぶる

 

意味を調べてみると
眠っている状態のこと」を
指してるのが分かるかと思います。

 

 

「眠る」は、現在進行形で「眠っている」時に使うのが
正しい使い方となるのです!

例文にすると、

 

  • すやすやと眠る。←1の意味
  • 赤ちゃんが眠りにつく。←1の意味
  • 草木も眠る丑三つ時。←2の意味

 

 

「眠る」は、眠っている最中の時の状態
指す時に、使うようにしましょう!

[ad]

「寝る」の正しい使い方

 

これに対し「寝る」も、「就寝」や「寝室」など、
「眠る」と同じく眠る言葉に多く使われます。

 

 

「寝る」も正しい使い方を知るために、
漢字辞書で意味を調べてみました。

 

 

  1. 眠りにつく、寝床に入る、睡眠をとる、眠る
  2. 病気で床につく、寝込む
  3. からだを横たえる、またそのような状態で休む。

 

「寝る」の意味を調べてみると、

「眠る」と似たような意味を持ってますね。

 

さすがに同じような意味とだけあって、
違いも結構分かりにくいです。

 

 

しかし、「寝る」には
「眠る」には無い、重要な違いがあります。

 

それは「寝る」は、
寝る動作」のことを指すということです!

 

例文にすると、

 

  1. 寝ることを惜しんで働く。←1の意味
  2. 風邪で2,3日寝ていた。←2の意味
  3. 大の字になって寝る。←3の意味

 

このように「寝る」には、

寝ることそのものという意味があります。

 

 

「眠る」は寝てる状態の時のことを指しますが、

「寝る」は、寝る動作の事を指すというわけですね。

 

まとめ

 

この2つの違いは
寝ている状態の事を指すか、寝る事を指すのか」の違い。

 

 

「布団で眠る」という文章であれば、
布団で寝ている事を指し
「布団で寝る」という文章であれば、
布団で寝ることを指すという訳です。

 

この2つは本当に似たような意味を持っているので、
使い分けを覚えても、忘れてしまいそうですね(^_^;)

 

 

この違いに気をつけて、
「眠る」と「寝る」を使い分けるように心がけましょう!

-言葉の違い