「辞職」と「退職」。
この2つはどちらも、
仕事を辞める時に
使う言葉です。
「仕事を退職する」、
「仕事を辞職する」など、
どちらもよく使う
言葉ですよね。
しかし、この2つは
どちらも同じような
意味合いを持つ漢字なので、
いざ使う時になると
どちらを使えばいいのか、
迷ったことはありませんか?
この2つは、
仕事関係において
使う言葉なので、
もし使い方を間違えてしまうと
恥ずかしい思いを
してしまうかもしれません!
今回は、
「辞職」と「退職」の
違いと使い分けについて
解説します!
「辞職」と「退職」の違い
この2つは大きく分けると、
このような違いがあります。
- 辞職・・・自分からやめること。
- 退職・・・自分の意思に関係なく職を去ること。
どちらも
「職をやめる」という
意味は共通しているのですが、
違うのは「自分の意思か
そうでないか」ということ!
「辞職」は、
「会社を辞めざるを
得ない場合」や、
「不満があって辞める」
あるいは、
「何かの目的があって
辞める時」に使うのが、
正しい使い方となります。
よくニュースなどで
問題が起こると、
その会社の責任者が
「責任を持って辞職する」
ということがありますよね。
これは責任を持って、
自分から退職しているので
「辞職」が使われる
という訳です。
「辞職」は、
少しマイナスイメージの
感じがします。
「責任を持って
退職する」では、
少し意味がおかしく
感じますよね(^^;)
これに対して「退職」は、
定年や一身上のなんらかの都合で
自ら辞めざるを
得なかった時に使うのが、
正しい使い方となります。
「定年退職」は、まさしく
その通りの意味ですね。
「辞職」とは違い
「退職」はプラスイメージの
感じがしますね。
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「辞職」と「退職」の
正しい使い方
次は「辞職」と「退職」の
正しい使い方をした、
例文を紹介していきます。
辞職
- 汚職問題で社長が辞職する。
- 責任をとって議員を辞職する。
- 辞職願いを出す。
退職
- 定年で会社を退職する。
- 家の都合で仕事を
退職させてもらう。 - 社長が4年間の任期を
無事に終えて退職した。
もし、ここまでで
「辞職」と「退職」の違いを
理解したあなたは、
自信を持って転職できますよね!
まとめ
「辞職」と「退職」の違いは、
お分かり頂けたでしょうか?
この2つは意味こそ
似ているものの、
具体的に違った意味なので、
注意して使い分けて
いきたいものです。
ビジネスの場であれば、
履歴書を書く時に
「◯◯会社を退職」か
「◯◯会社を辞職」で
迷うことがあると思うので、
こういう時は「退職」を
使うようにしましょう!
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