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言葉の違い

「熱い」と「暑い」の違いとは?

2015-03-27

「熱い」と「暑い」。

この2つは、どちらも
「あつい」と読むことができる漢字です。

「”あつい”料理を食べる」、「部屋の中が”あつい”」、
「体が”あつい”」など、
温度が高いものの事を指す時に、
この2つはよく使われますね。

しかしこの2つ、どちらも同じ読み方な上に、
似たような意味合いを持ってそうなので、
いざ漢字で書く時にどちらを使えばいいのか
迷ったことはありませんか?

昔習ったけど違いを忘れちゃった・・・
ということもありますよね。

でも、今更こんなことを他人に聞くのも
恥ずかしいと思っていることでしょう。

そんなあなたのために、
今回は「熱い」と「暑い」の違いと使い分けについて、解説していきます!

「熱い」の正しい使い方

「熱湯」や「熱風」など、使う言葉も見るからにあつそうな感じがする「熱い」。

「熱い」の正しい使い方を知るために、まずは漢字辞書で「熱い」の意味を調べてみました!

温度が著しく高く感じられる。

感情が高まった状態である。

おお!「熱い」の意味は、まさにあつ~い感じがする感じがしますね!

これらの意味を用いて例文を作ると、このようになります。

熱いお茶を飲む。←1の意味

憧れの人に熱い眼差しを送る。←2の意味

目頭が熱くなる。←2の意味

このように「熱い」は、触れることができる物や感情表現に対して”あつさ”に使うのが正しい使い方となります!

「暑い」の正しい使い方

これに対し、「猛暑」や「残暑」など、こちらもあつ~い感じがする言葉によく使われる「暑い」。

こちらの「暑い」も漢字辞書にて意味を調べてみました。

気温が著しく高い。

なんと!「暑い」は「熱い」とは違い、意味が1つしかありませんでした!

しかも、その意味も結構ストレートなものなので、すごく分かりやすいですね!

例文にしてみると、

部屋の中がすごく暑い。

暑い日が何日も続く。

今年の夏は特に暑い。

このように「暑い」は、気温の”あつさ”に使うのが正しい使い方となります!

「熱い」と「暑い」の違い

最後に、この2つの違いをまとめていきます!

「熱い」と「暑い」の違いは、分かりやすく言うと「あついものが触れることができるもの、もしくは感情のことか、気温か」の違いですね!

例えるなら「部屋が熱い」という文章であれば、部屋そのものに触れた時の”あつさ”の事を指します。

これに対し「部屋が暑い」という文章あれば、部屋の気温の”あつさ”の事を指すというわけです。

それでもわからなくなった場合は、その”あつい”ものを反対の言葉に変えてみてください。

「熱い」であれば、反対の言葉は「冷たい」、「暑い」であれば、反対の言葉は「寒い」となるので、これでも違いが分かるかと思います!

まとめ

「熱い」と「暑い」の違いはお分かり頂けましたか?

この2つは読み方こそ一緒なものの、使い方は全く違うので、しっかりと覚えて正しい日本語を使えるようにしましょう!

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