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言葉の違い

「荒い」と「粗い」の違いとは?

2015-02-03

荒い」と「粗い」。

 

この2つはどちらも「あらい」と

読むことができる漢字です。

 

性格が”あらい”人」、「”あらい”塩を使う」、

服の生地が”あらい”」・・・

 

こういう文章に「あらい

という漢字は使われますね。

 

しかし、こういう文章を書くと、

あれ!?この文にはどっちを使ったらいいの!?

と、悩んでしまうことはありませんか?

 

あなたは、「荒い」と「粗い」の使い分けを、

完璧にすることができますか?

 

今回は、この2つの使い分け違いについて、

詳しく解説していきたいと思います。

「荒い」の正しい使い方

 

荒い 粗い 違い

 

漢字辞書に載ってる「荒い」の意味

  1. 動きが大きく激しい。
  2. 性格や言動にやさしさがなく粗暴である。激しい。
  3. けじめがない。度をこしている。
  4. 荒れはてている。ととのえられないままになっている。

辞書の意味を用いて、

「荒い」を正しい使い方で例文にするとこんな漢字です。

  • ダンスを荒く踊る→1の意味
  • 友人の性格が少し荒い→2の意味
  • 金遣いが荒い→3の意味
  • 花壇を荒らされる→4の意味

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「粗い」の本来の意味

 

漢字辞書に載ってる「粗い」の意味

  1. すきまが大きい。また、粒が大きくざらざらしている。細かでない。
  2. 手触りがなめらかでない。すべすべしていない。
  3. 粗雑である。大ざっぱである。大まかである。

分かりやすく例文にすると、

こんな感じです。

  • 粗い塩を料理に使う→1の意味
  • 目の粗い服を買ってしまう→1の意味
  • きめの粗い肌→2の意味
  • 表現がとても粗い→3の意味

「荒い」と「粗い」の違い

 

この2つの違いを探ろうと、辞書で調べてみましたが、

意味を調べてみてもこの2つは

結構似通っていて違いが分かりにくいですね(-_-;)

 

こんなことでは、この2つを使い分けることなんて

できないので、今からこの2つの決定的な違い

解説していきます!

 

この2つの明確な違いは、

触れることができるかできないか」です!

 

”あらい”と示している物に

触れることができないなら「荒い」、

触れることができるのなら「粗い」を

使えばいいということです。

 

例えば、「服の生地が”あらい”」という文章であれば、

服は触ることができるので「粗い」を使う。

 

性格が”あらい”」という文章であれば、

性格は触れることができないため、

荒い」を使えばいいということです。

 

これなら、使い分けが

分かりやすいのではないでしょうか!

 

この2つは、読みも同じで意味も似ていますが、

この違いを覚えてしっかりと使い分けるようにしましょう!

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