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言葉の違い

「歌う」と「唄う」と「謡う」の違いとは?

2015-02-02

「歌う」と「唄う」と「謡う」の違いとは?

歌う」と「唄う」と「謡う」。

 

この3つは、どれも「うたう」と

読むことが出来る漢字です。

 

同じような意味を持っている、

これらの3つの漢字ですが、

あなたはこの3つの漢字の

使い分けをすることができますか?

 

違いを知らなかったら、

一緒のような意味なので混同して

使ってしまいそうですよね・・・

 

この3つの違いと使い分け、

知りたくありませんか?

 

今回は、「歌う」と「唄う」と「謡う」の

使い分けについて解説していきます。

 

 

「歌う」の本来の意味

小学校の最初の方でも習い、

うたう」と聞けば、ほとんどの人がこれを

思い浮かべる「歌う」。

 

」という言葉があるくらいなので、

基本はこちらの「歌う」を使うかと思います。

 

「歌う」を漢字辞書で調べると、

こういった意味がありました。

  1. 音楽的な高低・調子などをつけて発声する
  2. 節をつけてことばを発する

これらにもある通り「歌う」は

言葉に音につけて、リズムよく言う

のが正しい意味です。

 

まさしく、「」というものを

歌う」時は、これを使うということですね。

 

普通に使うときであれば、

ほとんどの場合この「歌う」が当てはまるので、

基本的にはこちらを使うようにしましょう。

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「唄う」の本来の意味

 

これに対して、少し簡単なものの、

「歌う」と比べるとあまり見かけることがない「唄う」。

 

この「唄う」を漢字辞書で

調べるとこういった意味がありました。

  1. 音楽的な高低・調子などをつけて発声する
  2. 節をつけてうたう
  3. 鳥のさえずり

辞書にもある通り「唄う」は、

「歌う」とほとんど同じ意味を持っています。

 

漢字こそ違うものの、この2つは

ほとんど同じ意味を持つので、

原則にはどちらを使っても問題はありません。

 

違いを言うとすれば、3つ目の「鳥のさえずり」のように、

鳥が唄う」といった小説的な使い方をする時は、

こちらの「唄う」が似合うことですね。

 

「歌う」と「唄う」と「謡う」の違いとは?

 

「謡う」の本来の意味

 

「うたう」と読むことができるものの、

上2つに比べるとあまり使われることがない「謡う」。

 

こちらも同じ読み方なので、

違いはあるのかと、辞書で調べてみました。

 

  1. 節をつけてことばを発する
  2. 日本古来の文学的なもの
  3. 根も葉もないうわさ。デマ。

「謡う」も基本的には、「歌う」と同じ意味を持っていますが、

少し違うのは「謡う」は、日本的な意味合いを持ってる漢字なのです。

 

歌謡曲」という言葉が、

分かりやすいのではないでしょうか。

 

「歌謡曲」は、今でこそ聴くことはそこまでありませんが、

日本の独特のムードがあっていいですよね。

 

使い方は上の2つと変わりませんが、

こういった曲の場合は「謡う」を

使ってみてもいいのではないでしょうか。

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