冬の時期になると、
空からしんしんと
降り出してくる雪。
対して雪とは違い、
年中通して空から
降ってくる雨。
あなたはこの2つの
違いは分かりますか?
どちらも空から
降ってきますが、
ちゃんとした違いについて
意外と知らないのでは
ないでしょうか?
同じ空から
降ってくる物なのに、
形が変わっているのは
不思議ですよね(;´д`)
そこで今回は、学校では
絶対に教えてくれない、
雪と雨の違いを天気の勉強が
好きだった管理人が、
詳しく解説していきます!
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雪と雨は雲から生み出される!?
雪と雨は、どちらも同じ水で
できているものです。
この水は雲の上で
作られるのですが、
あなたは雲の上が
どんな風になっているかを
想像した事はありますか?
漫画やアニメなどで、
雲の上を泳いだりする
シーンがあったりするので、
心地いい感じなのかなと
想像しちゃいますよね(笑)
実は雲の上は、
そんな穏やかな
ものではないのです!
雲の上は常に
0℃以下になっていて、
水分は全て氷の状態に
なっています。
この氷は雲の中で
無限に作られていくのですが、
限界がくると地上に向かって
落下していきます。
この落下してくる時の
温度によって、
雨ができるのか雪ができるのかが
変わってくるのです!
では、その過程を
次の項目で1つずつ解説します。
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雨のでき方
雨は氷の粒が地上に
落ちてくる時、
0度以上で溶けてしまった時に
できます。
その雨ですが、実は
- 冷たい雨
- 暖かい雨
の2種類があります。
この2つは地上に落ちてくる際に、
何かしらの事が起こると、
どちらかになるのです。
冷たい雨は、雪の結晶が
地上に落ちてくるまでに
完全に溶けた状態。
いわゆる普通の雨ですね。
私達がよく見ているものです。
これに対して暖かい雨は、
雲自体の温度が暖かい時に、
降ってくる雨。
この暖かい雨は
日本ではあまり降る事がなく、
熱帯雨林でよく降るのです。
冷たい時の雨は、
雲も0℃以下に
なっているのですが、
暖かい雨は0℃以上に
なっています。
霰(あられ)は
雨が凍ったもの?
ところで、
雨と雪以外にも
霰(あられ)という
気象がありますよね。
雪と似ているので、
雪が固まって降ってきた
ものなのかなー、
と思っていませんか?
実は霰は、
雪とは全く別のもので、
どちらかというと
雨が変化したものなんです!
霰は、雨が地上に
落ちようとした際に、
空中で再度凍ったもの。
つまり、
氷だったものが溶けて、
地上に落ちる前に
もう一回凍ったのが
霰という訳ですね。
雪のでき方
雨に対して雪は、
地上に落ちてくる時の温度が、
0℃以下の時にできます。
氷は0℃以下の気温だと、
溶ける事はなくなるので、
固体になって降ってくるのです。
雪が雨と違う所は、
固体で降ってくるため、
中にちりやホコリが
紛れ込んでいるという所!
雨になる場合は、
ちりやホコリは分裂するのですが、
雪は一緒に落ちてくるのです(°ω° )
雪は雲の上の氷が
そのまま落ちてきたものと
覚えておきましょう!
まとめ
雪と雨の違い、
お分かり頂けましたか?
最後にまとめると、
- 雪と雨は同じ水でできている。
- この2つは雲の上にできた氷が、
地上に落ちてきたもの。 - 雨は氷は地上に落ちてくる間に
溶けてしまったもの。 - 雪は氷が地上に落ちてくる間でも
溶けたなかったもの。
という感じです!
これでこの2つの違いは
バッチリですね!