あたたかい日差しが
窓から差し込んできた・・・
小説でよくこういう文章を
見かけますよね。
こういう文章ほどではないですが、
「あたたかい」という
単語を見ると
こんな疑問を持ったことは
ありませんか?
あたたかいって、
「暖かい」と「温かい」の
どっちを使えばいいの?
「暖かい」と「温かい」って、
どちらも「あたたかい」と
読むことができますよね。
しかしこの2つは
どちらも同じような意味を
持っているため、
正しい使い分けが難しい!
この2つの違いとは、
一体なんなのでしょうか?
今回は、
「暖かい」と「温かい」の
明確な違いと
使い分けについて
解説していきたいと思います!
「暖かい」の正しい使い方
書き順が多く、
少し難しい方の「暖かい」。
この「暖かい」の「暖」は、
漢字の中に「日」という
漢字が入っていますよね。
漢字の成り立ちから
分かるように、
「暖かい」は主に
気候や気温などの
暖かさのことを指します。
例文にするとこんな感じです。
- 太陽の日差しが暖かい
- 暖かい季節がやってくる
- 暖かい色調の壁紙
こんな風に暖かいは、
「体で感じるあたたかさの事」を
言うのです。
この記事の最初の例文、
「あたたかい日差しが
窓から差し込んできた」は、
こちらの「暖かい」を
使用するということですね。
「温かい」の正しい使い方
これに対して、
少し簡単な方の「温かい」。
こちらの「温かい」は、
「暖かい」とは違い、
「直接触れてあたたかいもの」の
事を指します。
例文にすると、
- 温かいコーヒーを飲む
- 体が温かくなる
- 温かい布団で寝る
こんな風に「温かい」は
「体の一部分を使って
感じることのできるあたたかさ」の
事を言うのです。
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「温かい」と「暖かい」の違いと使い分け
しかし、この2つの違いは
結構曖昧で、
それぞれの意味が
分かっていても
どちらを使えばいいか
分からなく時があります。
こういう時は、
「暖かい」と「温かい」をそれぞれ、
逆の言葉に言い換えるのです!
ようするに、
「暖かい」なら「寒い」、
「温かい」なら「冷たい」
といった感じですね。
例えば「暖かい料理」だったら、
その反対は「寒い料理」
となります。
これは少し違和感がある
文章ですよね。
「温かい料理」であれば、
その反対は「冷たい料理」なので、
こういう場合は「温かい」を
使うのが正しいということが
分かるかと思います。
これなら違いが
凄く分かりやすのでは
ないでしょうか!
さらに違いを分けるなら、
- 暖かい→体全体で感じるあたたかさ
- 温かい→体の一部分で感じるあたたかさ
覚えておきましょう。
これで、しっかりと
使い分けることができますね!
他にも似たような
意味を持つ漢字はいっぱい!
あなたはどれくらい
分かりますか?↓