本ページはプロモーションが含まれています

言葉の意味

「かける」漢字の使い分けを例文で解説!「人生」「懸賞」「金」「願い」「思い」「水」はどの「カケル」?

2023-07-14

かける 漢字 使い分け

「かける」と聞くと、どのような漢字を思い浮かべるでしょうか?

  • 走っているという意味の「かける」
  • 足りないという意味の「かける」
  • 物をぶら下げたりするという意味の「かける」

など、さまざまな「かける」がありますが、これらは全て違う漢字になります。

それぞれの漢字をどの場面で使い分ければいいのか、コツが分かれば便利ですよね。

そこで今回は、「かける」漢字の使い分けについて、わかりやすく例文を交えて解説していきます。

「かける」を漢字で書くと?どんな種類がある?

「かける」と読む漢字には、常用漢字では以下の通りあります。

「かける」漢字の種類

  • 足りない、不十分といった意味の「欠ける」
  • 一方から他方へまたがせるといった意味の「架ける」
  • ひっかける、たれ下げるといった意味の「掛ける」
  • 走る、馬に乗って走るといった意味の「駆ける」
  • かけごと、博打といった意味の「賭ける」
  • ぶら下げる、吊り下げる、あるものを託すといった意味の「懸ける」

これらの漢字があり、これらは公用文や新聞記事などにおいて使用することができます。

一般的によく使われるのは上記の漢字ですが、他にも人名用漢字

  • 駈ける
  • 翔ける

や、その字の読みとしてはないが、文法上で「かける」と読める漢字(本来の読みは「かく」「えがく」)に

  • 書ける
  • 描ける
  • 掻ける
  • 画ける

があります。

たくさんありすぎて、お腹いっぱいですよね。

これらの漢字を使い分けるとなると、コツを覚えておかなければなりません。

次に「かける」の漢字を使い分けるコツをお伝えしていきますね。

「かける」の漢字!使い分けは難しい?コツや覚え方を例文で解説!

使い分けのコツ

  • イメージしやすい5つの「かける」を先に覚える
  • それ以外の「かける」は、ほぼ「掛ける」になる
  • どうしてもわからない場合は「ひらがな」で

常用漢字の「かける」の中で、

  •  「欠ける」
  •  「駆ける」

は、

  • 「メンバーが欠ける」「協調性に欠ける」
  • 「駅まで駆けていく」「草原を馬で駆ける」

のように、「不足する」「走る」といった使い方のみなので、イメージしやすく、さほど難しい使い分けではありません。

それ以外の漢字は、お互いに意味が被っているものもあります。

大きく分けると、

  • 「架ける」: かけわたす
  • 「懸ける」:何かを得るためにリスクを負う
  • 「賭ける」:お金など何かをかけた勝負をする
  • 「掛ける」:それ以外

という意味で使われます。

例えば、

「かける」の例文

  • 「ここに来年橋を架ける予定です」 → 一方から他方へかけ渡す
  • 「彼は次の試合に懸けて練習している」 → 試合に勝つために厳しい練習をしている
  • 「彼が勝つ方に○○円賭けます」 → お金をかけて勝負する(勝ち負けがある)
  • 「ハンガーに服を掛ける」 → 引っかけて掲げる
  • 「車のエンジンを掛ける」 → 装置を動かして作動させる
  • 「お湯を掛けてから風呂に入る」 → 液状・粉末状のものを体に浴びせる

といった使い方をします。

なお、「掛ける」は例文にもあるように、さまざまな意味があります。

「架ける」「懸ける」「賭ける」以外のものは、ほぼ「掛ける」と書いて問題ありません。

ちなみに「かける」と「かかる」は自動詞と他動詞の関係です。

「かかる」の漢字の使い分けも合わせて覚えておくと便利ですよ。

よろしければ、こちらの記事も参考になさってくださいね。

参考
かかる 漢字 使い分け
「かかる」の漢字!使い分けを例文で解説!「時間」「費用」「病気」「負担」「お前に」はどの「カカル」?

「かかる」を漢字で書くと、種類が多数あります。 中でも、一般的によく使われるのは、 になり、それぞれ違った意味や使い方になります。 「かかる」の漢字を使い分けるとなると、ちょっと難しそうですね。 そこ ...

続きを見る

「人生」「懸賞」「お金」「願い」「思い」「水」にはどの「かける」が使われる?

使い分けのコツがわかったところで、例題で練習してみましょう。

例題1:人生を「かける」

自分の一生というリスクを負って、成功を勝ち取るという勝ち負けがあります。

したがって「賭ける」が正解です。

例題2:懸賞・懸賞金を「かける」

探し物を見つけたりするために、商品や賞金などを提供するリスクを負います。

したがって「懸ける」が正解です。

例題3:お金を「かける」

勝てば獲得し、負ければ失う、という勝ち負けがあります。

したがって「賭ける」が正解です。

例題4:願い・願(がん)を「かける」

物事に影響を及ばせるために、願い事をします。

上記イメージしやすい5つの「かける」に該当しないので、「掛ける」が正解です。

例題5:思いを「かける」

「思いがけない」とは、自分の思っている事とは違ったことになるという意味です。

先の「願い」と同様、影響を及ぼすために「思い」をかけます。

したがって「掛ける」が正解です。

例題6:水を「かける」

水を浴びせるという影響を及ぼすので、正解は「掛ける」です。

さいごに

以上、「かける」漢字の使い分けについて解説してきました。

「かける」と読む漢字は非常に多くありましたね。

使い分けが難しい場合は、

  • ほとんどの場合は「掛ける」
  • わからない場合は「ひらがな」

と覚えておけば問題ないですよ。

-言葉の意味