「足」と「脚」。
この2つはどちらも、
「あし」と読むことができる漢字です。
この2つの漢字を使う時といえば、
人の「あし」の事を指す時でしょうが、
あなたはどちらの「あし」を使うか分かりますか??
どちらも同じような意味を持つので、
どっちを使えばいいか迷っちゃいますよね。
実際私も、どちらを使えばいいのか
わからなくなってきました(^_^;)
今回は、「足」と「脚」の、
違いと正しい使い分けについて解説していきます!
「足」の正しい使い方
小学校1年生で習い、
字も簡単なことからよく使われることが多い「足」。
「あし」の漢字を書くときは、
こちらの方を使うことが多いのではないでしょうか。
こちらの「足」を漢字辞書で調べると、
こういう意味がありました。
- 動物の胴体から分かれ、からだを支えたり歩行に使ったりする部分
- 物の本体を支える、突き出た部分
- くるぶしから先の部分
注目して欲しいのは、
3番目の「くるぶしから先の部分」のところ。
この辞書の意味にもある通り、
「足」は「くるぶしから先の部分」の事を指すのです。
一般的に「足」と呼ぶ部分は、
くるぶしの下から足の裏側全体までの事を言います。
なので足全体ではなく、足先に関する事なら
こちらの「足」を使うということですね!
また、2番目にもある通り、
机や椅子などを支える部分の事も指すので、
そういう時にも「足」を使うようにしましょう。
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「脚」の正しい使い方
これに対して、学校でも少し習うのが遅く、
書き順も多いため「足」と比べると、
使用される回数が少ないであろう「脚」。
こちらの「脚」は、
辞書で調べるとこういう意味がありました。
- ひざから下の足。転じて、足全体
- ある範囲の下側
- 支えとなるもの。物事の根拠
注目して欲しいのは、
1番目の「ひざから下の足。転じて、足全体」。
このように「脚」は、「足」とは違い、
足全体の事を指すのです。
足の付け根から足先までの事を書くなら、
こちらの「脚」を使うようにしましょう!
「足」と「脚」の違い
最後に、「足」と「脚」の違いに
ついてまとめていきます。
この2つの違いは、
「足全体か足先」かの違いでしょう。
足全体の事を書くなら「脚」、
くるぶしから先の部分の事を書くなら「足」を
使うようにしましょう!
結構分かりやすい違いなので、
使い分けも簡単ですね!
これからは、「足」と「脚」の違いを
しっかり使い分けれるようにしましょう!