「直す」と「治す」。
この2つは、どちらも
「なおす」と読むことが
できる漢字です。
「機械を”なおす”」、
「病気を”なおす”」、
「性格を”なおす”」など、
「何かを修正、改善する時」に、
この2つはよく使われますね。
しかしこの2つ、
どちらも同じ読み方なので、
いざ漢字で書こうとすると
違いが分からない!
と思ったことはありませんか?
「直す」と「治す」は、どちらも
「小学校で違いを
先生から教えて貰ったけど
忘れたちゃった><;」
という人もいるでしょう。
でも、今更こんなことを
他人に聞くことなんて
できないですよね・・・(笑)
そんなあなたのために、
今回は「直す」と「治す」の
違いと使い分けについて
解説していきます!
「直す」と「治す」の違いとは?
この2つの違いを知るために、
まずは漢字辞書にて
この2つの意味について
調べてみました!
意味さえ知れば、
この2つの違いを
簡単に知ることが
できそうですよね!
「直す」の意味
- もとの良好な状態に戻す。
- 良好な状態に改める。
- 別の状態に変える。
「治す」の意味
- 病気やけがを治療して健康な状態にする。
あれ!?
漢字辞書で意味を調べてみると、
全く違う意味が
それぞれ出てきました!
これを見ると、
「直す」は色んな意味を
持っているけれど、
「治す」は1つしか種類が無い
といった感じですね。
詳しい違いを解説していくと、
「直す」は
「物や文章などをなおす時」に、
「治す」は
「病気やけがをなおす時」に、
使うということですね!
次は、この2つの
正しい使い方を覚えるために、
例文を使ってこの2つの
使い方を解説していきます!
「直す」と「治す」の正しい使い方
「直す」の例文
- 壊れた機械を元通りに直す。
- 盆栽の枝ぶりを直す。
- 英文を日本語訳に直す。
このように「直す」は、
ある状態から
元の状態に修正したり、
良い物に改めたりする時に
使うのが正しい使い方となります。
「やりなおす」という言葉も、
「やり直す」と書くのが
正解ということですね。
「治す」の例文
- 骨折したところを入院して治す。
- 歯科医に行って虫歯を治す。
- 擦りむいたところが治る。
このように「治る」は、
身体に起こった怪我や病気などを
”なおす”時に使うのが、
正しい使い方になります。
「治療」や「治癒」など
「治」を使った言葉を思い出せば、
「治す」の使い方は
分かりやすいですね!
この2つの違い、あなたは分かる?↓
まとめ
最後に違いをまとめると、
「直す」と「治す」の違いは、
「なおす物が壊れてしまった物か
自分の体か」の違いですね。
この2つを使う時は
”なおす”ものを
しっかり把握して
使い分けるようにすれば、
間違えることはありませんね!
この違いに気をつけて、
あなたも正しい日本語を
使えるように頑張りましょう!
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