感心と関心。
この2つの言葉は
どちらも”かんしん”と
読む事ができます。
「彼の意識の高さに
”かんしん”する」など、
使い方も様々です。
ですが読み方が同じなので、
あなたも漢字で書く時、
どちらを使えばいいのか
迷ったことはありませんか?
両方とも心という字も
使われているため、
パっと見ただけでは
判断しにくいですよね。
私もこの2つの違いが
気になって仕方がありません!
今回は感心と関心の違いを
調べてみました!
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感心と関心の違いはナニ?
感心と関心の違いを
理解するために、
まずはこの2つをそれぞれ
分解して考えてみましょう。
分解して文章にしてみると、
このようになります。
- 感心→心が感動する
- 関心→心が関わる
分解してみると
同じ読み方でも、
意味がすこ~し違うのが
分かると思います。
これを元に次の章から、
それぞれの言葉の意味を
考えていきましょう。
感動するのが感心?
心が感動するというのは、
つまり心が動かされる
というわけです。
近所のおばちゃんが
小さい子供に、
「ちゃんと挨拶できて偉いね~」
のように褒めたとします。
これはその子供が
キチンと挨拶できた事に、
心が感動していると
捉えていいでしょう。
つまりこれは
「近所のおばちゃんが
挨拶できた子供に感心する」
という文章になる訳です。
それを踏まえて
例文にするとこんな感じです。
- 息子が自主的に勉強して感心する。
- 毎日掃除をしているなんて感心感心。
- 作品の出来に感心する。
人や物事に感動して
心が動かされるのが、
感心の正しい意味という訳です。
心が関わったら関心?
対して関心は
心が関わると書きます。
心の中で関わりを持ちたくなる、
つまり何かに興味を
持つという事ですね。
「ふむふむなるほど~・・・
それで次はどうなるんだ!?」
という気持ちになるのが、
興味を持っている
という事でしょう。
それを踏まえて
例文にするとこんな感じです。
- 新しい映画に関心が出てきた。
- 歴史の勉強に関心を持つ。
- 最近関心のある話題はありませんか?
物や出来事に
興味を持つのが、
関心の正しい意味
という訳です。
まとめ
感心と関心の
それぞれの意味、
お分かり頂けたでしょうか。
最後にこの2つの違いを
まとめたいと思います。
- 感心→人や出来事に対して心を動かされる
- 関心→人や物事に興味を示す
2つの意味を知ると、
使い分けが簡単ですね♪