子供のお弁当の定番、
と聞くとあなたは何を
最初に思い浮かべましたか?
卵焼き、ウインナー、唐揚げ・・・
いろんなおかずを
思い浮かべたと思いましたが、
なんといっても1番大事な
ものといえばご飯!
お弁当に入れるご飯物といえば、
やはりおにぎりがいいですよね!
今回はそのおにぎりについての記事です。
私には小さな娘がいるのですが、
その娘は大のアンパンマン好きなのです。
アンパンマンには
たくさんのキャラクターがいますよね。
そのキャラクターの中に
おむすびマンという
キャラクターがいるのです。
娘がそのおむすびマンを
見た時に言った一言に、
私はとてもびっくりしました。
その一言というのが
「なんでおむすびマンは
おにぎりマンじゃないの?」
というもの。
私は家の中でおむすびとは言わず、
ずっとおにぎりと言っていたので
娘からしたら当然の疑問ですよね。
そんな娘の疑問に
答えるためにも、
今回はおにぎりとおむすびの違い
について調べてみました!
おにぎりとおむすびの2つの違い
書籍やWikipediaなどで調べてみると、
この2つには大きく分けて
2つの違いがあることが判明しました。
その2つの違いがコレ!
- 地域
- 形と歴史・伝統
それぞれに興味深い違いを発見したので、
紹介していきたいと思います。
地域
おにぎりとおむすびの
違いを調べていると、
1番よく目にしたのが地域差でした。
例えば関西と関東では呼び方が
違うというものですね。
この2つの場合は
関東と関西だけではなく、
その他の地域でも
呼び方が分けられていました。
- おにぎり・・・近畿・九州・沖縄
- おむすび・・・中部・四国
- 両方・・・北海道・関東・四国
まとめると、地域によっての
呼び方はこのようになりました。
私は生まれも育ちも関西なので、
常におにぎりと呼んでいました。
なので同じ関西人の人なら、
やはりおにぎり派が
多数なのではないでしょうか。
ちなみにこれは地域差では
ないのですが、
おにぎり、おむすびをいつも売っている
コンビニでも店によって
呼び方が違いました。
コンビニ最大手の
セブンイレブンはおむすび、
ローソンではおにぎりを販売しています。
他のコンビニ店も
呼び方がそれぞれ違うので、
買い物する時にふと見てみるのも
いいかもしれませんね!
形と歴史・伝統
今からおにぎり・おむすびの形を
想像してみてください。
恐らくほとんどの人が
三角形を思い浮かべたと思います。
この2つには形についても、
ちょっとした違いがありました。
まずはおにぎりですが、
三角形ではなく俵型が
本来の正しい形なのです。
おにぎりは漢字で書くと
御握りとなります。
読んで字の如く、
おにぎりは白米を握って
作るのが由来でした。
にぎり寿司ってありますよね。
お寿司のシャリも俵型に似ている為、
にぎり寿司と呼ばれているのです。
むすび寿司とは言わないですもんね。
対しておむすびは、
私達が思い浮かべている
三角形が正しい形です。
おむすびは漢字で書くとお結び。
結ぶは縁結びや契りを結ぶといった、
分かれてはいけない関係の時に
使う言葉です。
おむすびが三角形の理由、
それがこの結ぶと関係があるのです。
おにぎりとおむすびの歴史
昔の日本はもともと
八百万の神の国と言われていました。
田んぼの神様、海の神様、川の神様・・・
様々な場所に神様がいる
という考えを持っていました。
その神の中には
山の神様というのがいたのです。
おむすびはその
山の神様の力を授かるために、
山の形に似せてお供えをしていた
という説がありました。
その説からおむすびの形は三角形、
という考えが広まったのです。
三角形をした物のことを
おむすび型と言う時がありますよね。
これもおむすびの正しい形が
三角形というのがよく分かると思います。
だからおむすびマンも三角形なので、
おにぎりマンではないのですね。
ここまで形について解説しました。
しかしどちらも昔の話なので、
現代ではそのルールを
あまり守る人はいません。
家庭や個人レベルの違いなので、
形は気にしなくても大丈夫ですよ!
最後に
おにぎりとおむすびの違い、
いかがだったでしょうか?
この2つは昔だと
ちゃんと区別がされていたのですが、
現在では厳しく区別する事はありません。
自分が呼びやすい方で
大丈夫という事です。
もし誰かに「違いはなに?」と聞かれたら、
地域によって違う、と言っておけば
大丈夫でしょう!