「羽」と「羽根」。
この2つはどちらも
「はね」と読むことのできる言葉です。
鳥や虫についているのはもちろん、
お正月に遊ぶはねつきにも
使われていますね(*^^)v
どちらも同じ読み方なのですが、
あなたはこの2つの違いを
知っていますか?
この2つは読み方が同じで
なおかつ「羽」という漢字が
使われています。
なので私は最近まで、
どちらも一緒のものだと
思っていました(;^ω^)
この記事を見ているあなたも、
最近まで違いを知らなくて
ある時ふと知りたくなった
事だと思います。
そこで今回は、
意外と知られていない
「羽」と「羽根」の違いを、
分かりやすく徹底的に
あなたに解説していきます!
3~5分くらいで読めるので、
肩の力を抜いてゆっくり
読み進めてくださいね♪
それではいってみましょう!
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「羽」と「羽根」のそれぞれの意味
この2つの違いを知るために、
まずは羽と羽根のそれぞれの
意味を知っていきましょう!
...と言いたいところなのですが、
実はこの2つ、
国語辞典や漢字辞書、広辞苑など、
どの辞書で調べても同じ意味だと
書かれているのです(;゚Д゚)
つまり羽と羽根は、
漢字こそ違っているものの
一般的には同じという事なのです!
ちなみにその意味がこちらです。
- 鳥の全身を覆う羽毛。
- 鳥が空を飛ぶための器官。翼。
- 昆虫の飛ぶための器官。
- 翼状のもの。特に、器具・機械に取り付けた翼状のもの。
違いを知りたかったのに、
出鼻をくじかれた気分です...
このままでは
使い分けができないので、
私が独自にこの2つの違いを
調査をしてみました。
「羽」と「羽根」の使い分け
世の中に「はね」と呼ばれるものは
たくさんあります。
例えば、
- 鳥のはね
- バトミントンのはね
- 扇風機のはね
などなど...
一般的な意味を用いると、
これらを漢字で当てはめる時は、
羽と羽根のどちらもが正しい
という事になります。
実際に当てはめてみると
このようになります。
- 鳥の羽
- バトミントンの羽
- 扇風機の羽
また羽根を当てはめてみるとこのようになります。
- 鳥の羽根
- バトミントンの羽根
- 扇風機の羽根
比べてみると、
バトミントンと扇風機の「はね」は、
羽を使うと少し違和感を
感じませんか?
実際私もこの2つには
羽根を使うのが正しいと
思っていました。
それに対して鳥のはねという文章は、
羽と羽根のどちらを
当てはめても特に違和感を
感じないですよね。
この違いは一体
なんなのでしょうか?
私なりに違いを考えてみた結果、
ある1つの結論を出すことができました!
その結論とは・・・
羽と羽根の違いは全体か1枚か
というものです。
何故このような考えに至ったのか
その理由を次の章で
説明していきますね!
「羽」と「羽根」の違い
この2つを違いを解明するためには、
まず「羽根」をよく使われる物の
共通点を探す事が第一だと考えました。
「羽根が使われてる
言葉ってあったかな~?」
と、考えていると
先程も紹介した2つの他に
赤い羽根、緑の羽根募金を
思い出したのです!
あなたも小学生の時、
学校で赤や緑の羽根を
貰ったことはありませんか?
私も貰った事があり、
連絡袋に貼り付けていたのを
思い出しました(^ω^)
この募金の正しい名称は
「赤い羽根共同募金」。
羽ではなく羽根の方を
公式の名前で使っているのです。
赤い羽根募金で貰える羽根って、
鳥の翼のようなものではなく、
たまに道端に落ちているような
1枚のものでしたよね。
つまり羽根は、
鳥が飛ぶために使うはねに
1本1本ついてるはねの事を
指すのではないでしょうか!
扇風機のはねも
バトミントンのはねも、
1枚のものを指していますよね。
鳥の羽根が特に違和感を
感じなかったのも、
この羽根がたくさん集まって、
翼になっているからですね。
まとめ
羽と羽根の違い、
いかがでしたでしょうか。
最後にこの2つの違いを
まとめていきますね。
羽
- 鳥や虫が羽ばたくために使う部分全体の事を指す。
- いわゆる翼のこと。
羽根
- 羽を形成する1つ1つのはねの事。
- 扇風機や飛行機のはねは1つの物体でできているのでこちらを用いる。
といった感じです。
しかしこれは私の自論を
交えたものなので、
絶対に正しいという訳では
ありません。
一般的にはこの2つは
同じ意味の言葉です。
なので私が紹介した違いは
頭の片隅に置いとく程度で
大丈夫だと思います。
普段の生活で
使う機会があった時に、
思い出してもらえると
幸いです(*^^)v
読んでいただき
ありがとうございました。