子供から大人まで
誰でも大好きなお肉。
そのお肉の中でも
豚肉を使った
「ハム」と「ベーコン」は、
どちらもとてもジューシーで
美味しいですよね!
値段も安いので
庶民の味方ですヽ(´▽`)/
「でも、ハムとベーコンって
どっちも豚肉だけど、
これってどう違うの?」
こんな疑問をあなたは
思ったことはありませんか?
この2つは、どちらも同じ豚肉を
使った食品なので、
いざ「違いは?」と聞かれると
中々答えることは
できないと思います。
今回は、意外と知らない
「ハム」と「ベーコン」の違いを
詳しく解説していきます!
「ハム」と「ベーコン」の3つの違い
ハムとベーコンには、
主に3つの違いがあります。
その3つの違いはこれ!
- 肉の部位
- 作り方
- 料理での使用用途
1つずつ、
どういった点が違うのかを
紹介しますね(*´∀`)
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肉の種類が違う!
ハムとベーコンの
大きな違いは肉の部位!
まず、ハムに主に使われている
肉の部位は豚のもも肉と
ロース(背中)の部分。
スーパーなどで売られている
薄いハムはほとんどが
ロースハムなので
よく目にしたことが
あるのではないでしょうか。
「ハム(ham)」は、
英語でもも肉の事を表す英単語。
そのため、海外では「ハム」といえば
「もも肉」を使ったものが主流で、
ロースハムはほとんど市場に
出回っていないのです(°д°)
なぜなら、
ロースハムは日本で生み出された
日本独自のものだから。
遡る事、今から100年前・・・
大正時代後半に
豚肉が多く使われた中華街で
バラやショルダーのみが売れ、
ロースが余るようになりました。
その始末に困って作られたのが
ロースハムという事なのです。
ハムはもも肉やロース肉以外にも、
- 肩肉で作るショルダーハム
- 骨が付いたままの骨付きハム
- 骨を取り除いて加工したボンレスハム
があります。
様々な種類の
肉の部位を使っているのが、
ハムの特徴ですね。
これに対してベーコンは、
豚肉のバラ肉(あばら周辺の肉)が
主に使われています。
ハムとベーコンを比べると、
ベーコンは脂の部分が
少し多いイメージがありますよね。
これはバラ肉が
他の部位に比べると
脂肪分が多いからなんです!
「ベーコン(Bacon)」も
ハムと同じく英語で、
バラ肉という意味があります。
ベーコンは基本的に
バラ肉しか使われませんが、
まれにロースを使った
ロースベーコンというのもあるので
見かけたら買ってみては
いかがでしょうか♪
作り方も違う!
ハムとベーコンは
部位も違うことながら、
作り方も大きく変わってくるのです。
ハムの作り方はこんな感じです。
豚肉の塊を塩漬け→熟成→
燻製(スモーク)→湯煮(ボイル)→冷却
そして、ベーコンの作り方は
こんな感じです。
豚肉の塊を塩漬け→熟成→
燻製(スモーク)
このようにハムとベーコンは、
作り方の段階でかなり
変わってくるのです。
他にも作る時に
違う所はいくつかあり、
タコ糸の有無も
大きく関わってきます。
ハムというと糸でしばっている
イメージがありますよね。
しかしベーコンは、
タコ糸でしばる必要はなく、
そのままの状態で
スモークさせるのです。
料理での使用用途
ハムとベーコンは
同じ豚肉を使った製品ですが、
料理での使用用途は
少し変わります。
ハムはしっとりした食感と
脂分が少ないのが特徴。
なので、そのまま食べたり、
何かに挟んだりして食べるのが
主な食べ方です。
少し分厚めのハムであれば、
ハムカツにしたり
ステーキにしてみてもいいですね♪
ベーコンはハムのように
そのまま食べるというよりは、
カリカリに焼いて何か料理の
トッピングにしたり、
調味料として使うのが
主な食べ方。
ベーコンをそのまま食べると
脂分が多すぎて、
口の中がベタベタに
なってしまいますもんねw
このように同じ豚肉でも
使用用途は大きく
変わってきます。
まとめ
ハムとベーコンの違いは
お分かり頂けましたか?
最後にまとめると、
- ハムとベーコンの違いは
肉の部位、製造工程、料理での使い方! - ハムはもも肉とロース、
ベーコンはバラ肉が使われる。 - どちらも豚肉を塩漬けし、
ハムはタコ糸を使ってしばり、
ベーコンはそのまま燻煙する。 - ハムはそのまま食べるのが主流で、
ベーコンはトッピングや
何かと一緒に食べるのが主流。
という感じです。
同じ豚肉を使った食品でも、
ここまで違うと
面白いですねヽ(´▽`)/