「元祖」と「本家」。
ラーメンやうどんなど、職人さんが作ってそうなお店って
よくこの2つの言葉を見かけますよね~
なんとなくこの2つがついてると、
そこのお店はスゴく美味しそうに思えますよね!
でも、「元祖」と「本家」って言葉こそ違うものの、
意味は一緒のように思いませんか?
この2つの違いって、
一体なんなのか気になりますよね!?
今回は、意外と知られていない、
「元祖」と「本家」の違いを解説していきます!
「元祖」と「本家」の違いとは?
この2つの違いを知るために、
まずは「元祖」と「本家」の
それぞれの本来の意味について知っていきましょう!
元祖
- 家系の最初の人。始祖。
- 物事を最初に始めた人。鼻祖。創始者。
- 仏教の一宗の開祖。
本家
- 一族の中心となる血筋の家。
- 流派などで、そのおおもととなる家。家元。宗家。
- 分家の出たもとの家。
意味を見てみると、この2つは文章こそ違えど、
意味は一緒のような気がしますね・・・
これだけでは違いが分かりにくいので、
次は分かりやすい内容で
「元祖」と「本家」の違いを解説していきます!
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「元祖」と「本家」の分かりやすい違い
「元祖」は分かりやすく言うと、
ある物事を1番最初にやり始めた事を指します。
例えば、とんこつラーメンを最初に作ったり、
塩ラーメンを最初に作ったりした人は
「元祖とんこつラーメン」と名乗ってもいい、という事です!
食べ物のお店の場合であれば、
「この店が世界で始めてこのラーメンを作った!」
っていうお店であれば「元祖」がつくという感じですね。
これに対し「本家」は、
一族の主となる家筋、という事を指します。
例えば、今では多くのラーメン店がありますよね。
そのラーメン店の中でも特に有名なお店があり、
そのラーメン店のラーメンを
アレンジしたラーメン店も多くあります。
「本家」とは、その有名なお店の正当な後継店、
というのが「本家」にあたるという訳です!
なので有名なラーメンを作ったA店の後継店、
B店は「本家」を名乗ってもいいということです。
「元祖」と「本家」は区別されていない?
「元祖」と「本家」の違いを解説しましたが、
実はこういうお店の中には、
そこまで区別していない所もあります。
それは何故かというと、消費者側からすれば商品が良ければそれで良いので、
「元祖」であろうが「本家」であろうが、
どちらでも良いという事なのです。
どちらも「この店が最初に作った!」
という事が伝わりますからね。
なので、基本的には「元祖」と「本家」は
同じ物と考えても大丈夫でしょう!