日本の伝統的な料理
といえば味噌汁!
決してメインにはなりえませんが、
和食を食べる時に
欠かせませんよね。
冬の寒い日に飲むと
「あったか~い」と、
声が出てしまいます(笑)
味噌汁は飲むのも
もちろんいいですが、
作るのも簡単なのがいい所。
簡単に作れるといえ、
こだわると作る人によって
味が変わるのも特徴です。
味噌汁を作る上で重要な食材は
やっぱり味噌!
味噌汁に使う味噌というと、
「赤味噌」と「白味噌」の
2種類がありますよね。
あなたは、
「赤味噌」と「白味噌」の違い
については分かりますか?
どちらも同じ味噌ですが、
詳しい違いを知らないのでは
ないでしょうか。
今回は、「赤味噌」と「白味噌」の違いを
詳しく解説していきます!
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「赤味噌」と「白味噌」の違いは作り方!?
「赤味噌」と「白味噌」の違いを
知る上で重要なのが、お味噌の作り方!
意外とお味噌の作り方って、
知らないものですよね~
お味噌の原料となるのは、
言わずと知れた大豆!
この大豆から味噌を作るには、
とんでもなく手間暇が
かかるんですよね~(;^ω^)
味噌を作る上で、
大豆を蒸したり煮たりするのに
時間がかかるのはもちろん。
発酵させるのに最低でも10か月、
長くて1年以上もかかる場合が
あるんですよ~(*_*)
そんな長い月日をかけて、
小さな大豆が濃厚な
味噌になるのは凄いですよね~
そして「赤味噌」と「白味噌」は、
この作っている過程の中で、
ある現象が起こる事で
色が変わってくるのです!
味噌は「メイラード効果」によって色が変わる!?
なぜ作ってる間に味噌の色が変わるのか、
これは「メイラード効果」という現象が
重要になってきます。
「メイラード効果」とは・・・
- 食品の色が褐変する現象の1つ。
- 主に茶色に変わる。
- メイラードという人物が発見した。
というものなんです。
分かりやすくいうと、
食品の色が茶色に
変わってしまう現象ですね~
身近なものでいうと、
切ったリンゴを冷蔵庫に入れずに、
そのまま置いておくと
茶色に変化してしまいますよね。
あれが「メイラード効果」なんです!
この現象を味噌に意図的に起こすことで、
赤褐色の「赤味噌」になるという訳ですね~
そしてこの現象を
進めないようにすると
「赤味噌」ではなく「白味噌」に
なるのです。
「赤味噌」と「白味噌」は味も違う!
「赤味噌」と「白味噌」は、
作り方によって変わるという事ですが、
やっぱり気になるのは味の違い!
味噌汁に使うとなると、
やっぱり気になってしまいますよね~
「赤味噌」と「白味噌」を食べた時の、
違いをまとめるとこのようになります。
赤味噌
- コクがあり、香りが強い。
- 白味噌と比べると栄養価が高い。
白味噌
- あっさりしていて甘みがある。
- 粒の粒子が残っていて、食感を楽しむ事ができる。
同じ味噌なのに、
結構変わってくるんですね(゚д゚)!
味噌汁に使う場合は、
コクがあるものを作りたいなら「赤味噌」を、
あっさりとしたものを作りたいなら「白味噌」を
使うのがいいという事ですね!
ちなみに、どちらの特長も味わいという人は
合わせ味噌という手もあります(笑)
まとめ
「赤味噌」と「白味噌」の違いは
いかがでしたか?
同じ味噌とはいえ、
作り方から違うというのに
驚いたのではないでしょうか。
この違いを気にしながら、
美味しい味噌汁を作ってくださいね~