- 「カフェラテ」
- 「カプチーノ」
- 「カフェオレ」
- 「コーヒー牛乳」
どれもコーヒーを使った飲み物です。
見た目も似ていて、同じもの?と思ってしまいますが、違いをご存じですか?
明確に違いを説明するのは、なかなか難しいですよね。
そこで今回は、「カフェラテ」「カプチーノ」「カフェオレ」「コーヒー牛乳」の4つの違いを、わかりやすく解説します!
最後まで読んでいただければ、その日の気分や体調によって、コーヒーを選び分けられるようになりますよ♪
ちなみに今回のように、使い方の紛らわしい言葉は、ほかにもたくさんあります。
こちらの記事で特集していますので、使い分けができるかどうか、ぜひ挑戦してみてくださいね。
知識を深めよう!
「カフェラテ」とは?作り方は?カロリー、糖質、カフェインはどれくらい?
カフェラテは、イタリア生まれのコーヒーです。
カフェラテは、
- 極細挽きの豆を短時間で高圧力をかけて抽出して出した濃厚なコーヒー「エスプレッソ」
- 蒸気で温めたミルク「スチームドミルク」
これらを1:4の割合で入れた飲み物です。
- カロリー 50kcal(100g)
- 糖質 3.68g(100g)
- カフェイン 約30㎎(100ml)
カロリー、糖質、カフェイン量は総じて、4つの中で平均値を網羅しているのがカフェラテという印象です。
私は特にこだわりがない時以外は、カフェラテを頼んでいます。
苦さも丁度よく、どんな食べ物とも比較的合わせやすいと思いますよ。
「カプチーノ」とは?作り方は?カロリー、糖質、カフェインはどれくらい?
カプチーノは、ラテアートを楽しめる事でもおなじみのドリンクです。
カフェオレと同様にエスプレッソと牛乳を使用しますが、ここで異なるポイントが!
それは「牛乳の量と状態」です。
カプチーノは
- エスプレッソ
- スチームドミルク
- 蒸気でふんわり泡立てた牛乳「フォームドミルク」
これらを1:1:1の割合で入れます。
カフェオレよりも泡の量があり、液体のミルクの量が少ないため、よりコーヒーの風味を感じられます。
私はカプチーノのふわふわとした泡が好きなので、「今日は泡を食べるぞ!」という時はカプチーノを選んでいます。
- カロリー 45.9kcal(100g)
- 糖質 3.5g(100g)
- カフェイン 約68㎎(100ml)
カロリーや糖質は低めです。
またエスプレッソを使用しているので、カフェイン量はしっかりと入っています!
タイミングに気をつけながら飲むと良いかもしれませんね。
「カフェオレ」とは?作り方は?カロリー、糖質、カフェインはどれくらい?
カフェオレは、フランス生まれのコーヒーです。
カフェオレは、コーヒー豆だけでなく、合わせる牛乳にもこだわりを持つお店も多いですよね。
私の住む地域は酪農が盛んです。特にカフェで飲むカフェオレは、ミルクの味も美味しいなと感じることも多く、大好きなメニューのひとつです♪
前述したカフェラテとよく混同する方も多いのが、このカフェオレ。
その違いは「使用するコーヒーの抽出方法」です。
カフェオレは
- 挽いた豆を熱湯を注いで作る「ドリップコーヒー」
- 「スチームドミルク」
これらを1:1で合わせて作ります。
- カロリー 35kcal(100g)
- 糖質 7.12g(100g)
- カフェイン 約40~50㎎(100ml)
濃縮したコーヒーで苦みのあるエスプレッソを使ったカフェラテに比べて、カフェオレは、お湯出しのコーヒーを使います。
さらりとした後味で、砂糖を入れて作るものも多く、コーヒーの味に慣れない方でも飲みやすいかと思います。
「コーヒー牛乳」とは?作り方は?カロリー、糖質、カフェインはどれくらい?
コーヒー風味なのに、甘くて飲みやすい、そんなコーヒー牛乳は子供から大人まで愛される味ですよね。
作り方は、
- ベースになる牛乳
- ドリップコーヒー
- 砂糖
これらを順番に足して作ります。
好みやお店にもよりますが、牛乳とコーヒーの割合は7:3が多いようです。
つまり今まで紹介してきたコーヒー飲料の中で1番ミルク感が強いということになります。
私は甘党なので、砂糖をしっかり入れて飲みたいタイプなのですが、皆さんの好みに合わせながら黄金比率を探してみるのも面白いですよ。
- カロリー 56kcal(100g)
- 糖質 7.2g(100g)
- カフェイン 7mg(雪印コーヒー牛乳、100mlの場合)
※カフェイン量は、その店舗や商品によって様々で開きがある為、1番メジャーだと思われる雪印コーヒー牛乳を参考にしました。
「カフェラテ」「カプチーノ」「カフェオレ」「コーヒー牛乳」の違いは?
それぞれの違いを、「カロリー」「糖質」「カフェイン」の観点で比べてみましょう。
【カロリーの違い】
ダイエットやヘルシー志向なら、特に気になるカロリーの違い。
以下に、カロリーの高いもの順で並べてみました。
- 牛乳分や砂糖を使用する割合が多い「コーヒー牛乳」
- 「カフェラテ」
- 「カプチーノ」
- 牛乳の量が最も少なく熱湯を使ってコーヒーを抽出する「カフェオレ」
「カロリーは気になるけれどどうしてもコーヒーを飲みたい…!」
そんな時は、カフェラテがおススメですね。
【糖質(甘さ)】
以下に、糖質の高いもの順で並べてみました。
- 砂糖とミルクを多く使用して作る「コーヒー牛乳」
- 次いで「カフェオレ」
- 「カフェラテ」
- キリッとビターに行きたい気分!という時は「カプチーノ」を選ぶと良いでしょう。
【カフェイン】
以下に、カフェインの高いもの順で並べてみました。
- コーヒーの濃度が濃い「カプチーノ」
- 「カフェオレ」
- 「カフェラテ」
- 「コーヒー牛乳」
カフェインを気にせずコーヒー飲料を楽しみたいなら「コーヒー牛乳」がベストです。
適度なカフェインは、疲労回復やリラックス効果もあります。
多量に摂りすぎると、眠れなくなったり吐き気や下痢の症状を引き起こす場合があるのでご注意を。
適度に楽しみましょう♪
さいごに
今回は「カフェラテ」「カプチーノ」「カフェオレ」「コーヒー牛乳」の違いについてご紹介しました。
それぞれの違いが分かれば、
- 「カフェラテならこのお店が美味しいな」
- 「カプチーノが美味しいカフェを探してみよう!」
など、カフェの楽しみ方の幅がさらに広がると思いますよ。
素敵なコーヒータイムをお過ごし下さいね♪