ぶどうとマスカット。
どちらもジューシーで
みずみずしいのが特徴の果物ですよね!
大人から子供まで大人気です。
しかしこの2つ、
違うのは色だけなのでしょうか?
まだ幼かった頃、私は
「マスカットもぶどうも一緒の果物だ!」
と思いながら食べていました。
そして大人になった今でも、
この2つの違いを
分かっていません。
このままだといけない!と思い、
今回はぶどうとマスカットの違いを
調べてみました!
ぶどうとマスカットの関係
そもそもぶどうとマスカットは
種類が同じ果物なのでしょうか?
色や形が似ているだけで
実は全く種類が違う、
なんてこともありそうですよね。
前回の記事では
りんごと梨の違いを紹介しました。
この2つも形は一緒なのですが、
調べてみると
種類が違う果物でした。
ではぶどうとマスカットは
どうなのかというと・・・
この2つは同じ種類の果物なのです!
実はぶどうは品種の数が
とても多い果物。
世界には10000種以上もあると
言われているくらいです。
日本でも有名なものだと、
巨峰やピオーネがありますよね。
マスカットはその数多く存在する、
ぶどうの品種の中の1つなのです。
ぶどうの3つの種類
ぶどうには大きくわけて
3つの種類に分けることができます。
その3つの種類というのがコレ!
- 黒ぶどう
- 白ぶどう
- 赤ぶどう
10000種もあるぶどうの品種は、
この3つに分類される事が
ほとんどです。
日本で1番有名な品種の
巨峰は黒ぶどう。
安くて小さいのが特徴の
デラウェアは赤ぶどう、
といった感じです。
マスカットは白ぶどうに分類されます。
つまりマスカットは
ぶどうの仲間のうちの1つ、
というわけなのです!
白ぶどうは皮が食べられる?
ここであなたに1つ質問です。
あなたはぶどうを食べる時、
皮を剥いてから食べますか?
私は小さい時に祖母に
「皮には栄養があるんだよ~」
と教えられてから、
ずっと食べるようにしてきました。
普通のぶどうの皮って少し渋いので、
苦手な人は苦手かもしれませんね。
ですがマスカットになると
話が変わってくるのです。
実はマスカットは
皮ごと食べるというのが一般的。
その理由というのが
皮が物凄く薄いからなんです。
食べたことある人なら
分かると思いますが、
マスカットは皮が
すごく剥きにくいのです。
わざわざ手間をかけて剥くよりも、
そのまま食べた方が楽なので
この食べ方が主流になりました。
そのためマスカットが
よく食べられている欧米では、
皮ごと食べるのが普通なのです。
日本で皮があまり
食べられないのにも
理由があります。
その理由がマスカットとは逆で、
日本のぶどうは
皮が固いからなんです。
これは日本の高温多湿の
環境に耐えるためですね。
マスカットは薄いため
食べてもあまり気になりませんが、
日本のぶどうは皮の食感が凄いので
気になってしまうのです。
これがマスカットとぶどうの
大きな違いかもしれませんね。
マスカットの色の秘密
なぜ黒ぶどうとマスカットでは、
ここまで極端に
色が違うのでしょうか?
実はこれにも理由があるのです。
どちらのぶどうの皮も、
未熟なうちはどちらも緑色です。
その未熟な状態から
成長する過程で色が変わる
というわけです。
黒ぶどうは成長すると
黒い色素が作られて、
緑色から黒色に変化していきます。
ですがマスカットは全然違います。
マスカットを始めとする白ぶどうは、
この成長する過程で
色素が作られないのです。
なので熟しても
緑色のままで成長するのです。
皮の色が違うのには
こういった理由があったんですね!
まとめ
ぶどうとマスカットの違い、
いかがでしたか?
最後にこの2つの違いを
まとめたいと思います。
- ぶどうの品種の中にマスカットがある。
- マスカットは皮ごと食べても美味しく、ぶどうは渋みが強いものもある。
- ぶどうの皮は成長の過程で黒くなるが、マスカットは未熟なままの状態。
ぶどうの事を調べていたら、
ぶどうが食べたくなって
きちゃいました。
久しぶりにマスカットを買おっかな♪