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「白石うーめん(白石温麺)」と「そうめん」の違いや見分け方は?見た目、味、栄養、値段、歴史、用途、レシピが違う?

白石うーめん そうめん 違い

「白石うーめんとそうめんは同じもの?」

夏の風物詩であるそうめん。

夏バテで食欲がなくても、冷たいそうめんならツルッとした食感で食べやすいですよね。

大人も子供も食べやすくて、夏休みは家族でそうめんを食べるのが習慣かもしれませんね。

 

ところで、そうめんの仲間に「白石うーめん」という麺があるのをご存知ですか?

そうめんの仲間でありながら、そうめんとは少し違った特徴を持つこの麺です。

「初めて聞いた」とあなたは思うかもしれません。

 

今回は「白石うーめん」について、そうめんとの違いを比べながらご紹介します。

 

 

「白石うーめん」と「そうめん」の違いは?

 

まずそもそも、「白石うーめん」とはどんな麺なのでしょうか。

白石うーめんは漢字だと「白石温麺」と書き、今から400年ほど前に伊達藩の白石城下(現在の宮城県白石市)で生まれました。

そこで暮らしていたある人物が、胃を病んで寝込んでいた父のために「消化が良く父が元気になるような食べ物はないか」と探し回っていました。

ある日旅の僧侶から油を使わない麺の製法を教わることになったのがこの麺の始まりです。

この麺を作って温めて父に勧めたところ、食欲の増した父は徐々に病状も良くなり、どんどん元気になっていったそうです。

その後評判の高まったこの麺は白石城の片倉小十郎に献上されました。

味はもちろん、麺の生まれた経緯にも感銘を受けた片倉小十郎は「人を思いやる温かい心を持つ麺」という思いを込めて「温麺」と名付けたのです。

以降、この白石うーめんは宮城県白石市の特産品として親しまれています。

 

  • 一般的なそうめん:小麦粉・食塩・水と油を使って作る
  • 白石うーめん:油を使わずに作る

これらが特徴の違いです。

また、白石うーめんは麺の長さも9cmほどで、一般的なそうめんの半分程度の長さしかありません。

そのため、

  • 小さな鍋でも楽に茹でられる
  • 大人はもちろん子供や老人でも食べやすい

など、さまざまなメリットがあります。

そのメリットを活かして、介護食や離乳食としても使用することが出来ます。

 

デメリットとしてはやはり、特産品であるが故に地元以外ではなかなかお目にかかることが出来ず、オンライン通販に頼ることになる点が挙げられるでしょう。

また、値段も少々高く、

  • そうめんの中でも知名度のある「揖保乃糸」上級品3kg→ 約4500円(公式オンラインストアでの値段)
  • 白石うーめんの製造を行っている「きちみ製麺」同程度の量→ 約6500円(公式オンラインストアでの値段)

これくらいの値段の違いがあります。(※2022年4月現在)

 

白石うーめんは、通販で便利に購入することができますよ。

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「白石うーめん」と「そうめん」の簡単な見分け方は?

 

白石うーめんについてご説明したところで、改めて白石うーめんとそうめんの見分け方についてご紹介します。

まず、小麦粉を原料とする麺は太さによって、

  • うどん>ひやむぎ>そうめん

に分類され、白石うーめんは「そうめん」に分類されます。

麺としての分類こそ「そうめん」になりますが、一般的なそうめんと比べると一回り太く、麺そのものの味をしっかり感じられるのが白石うーめんの特徴です。

 

また、先述の通り、白石うーめんは麺の長さが約9cmと短めです。

一般的なそうめんの半分程度なので、見た目だけで判別するのは難しくないでしょう。

 

 

「白石うーめん」と「そうめん」!レシピは同じでも大丈夫?

 

白石うーめんとそうめんは同じレシピで調理を行っても良いのでしょうか。

名前こそ「うーめん(温麺)」ですが、白石うーめんは冷たい麺として食べても美味しく食べることが出来ます。

また、原料もそうめんと同じ小麦粉と塩と水で、違いは製麺時に油を使っているかいないかだけです。

そのため、そうめんのレシピで白石うーめんを使っても問題ないと言えるでしょう。

また、一般的なそうめんより麺の長さが短いので、介護食や離乳食としても利用しやすいのも白石うーめんの特徴であると言えます。

つまり、より幅広い年代で楽しむことが出来るとも考えられますね。

 

さいごに

 

白石うーめんは、そうめんよりも歴史も麺自体も少し短いですが、温かい逸話を持って生まれた白石うーめん。

機会があれば、ぜひ食べてみてくださいね。

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