「私立大学併願校の赤本はいつから解くのがいいの?」
忙しくて併願校の対策にまで手が回らなかったり、いつから始めるべきか分からないなんてこともありますよね。
今回は、私立大学併願校の赤本をいつから解くのがいいのか、始めるべきタイミングや計画の立て方を説明していきます。
私立大学併願校の赤本はいつから始めるべき?計画を立てるためのチェックポイント4つ
私立大学併願校の赤本を始めるのは、冬休みからというのが一般的です。
ただ、地域によっては試験日が早い大学もあるので、受験の一カ月前には始めておくのがいいでしょう。
確実に合格できると考えている大学であれば、もっと遅くなってもいいかもしれません。
計画を立てるためのチェックポイントは次の4つです。
- 月・週・日で細かくスケジュールを立てる。
- 予備日を設定する。
- 科目ごとの割り当て時間を考える。
- 復習にも意識を向ける。
それぞれを詳しくお伝えしていきます。
チェックポイント1:月・週・日で細かくスケジュールを立てる。
まずは月単位でどれくらい勉強するかを考えて、それを4分割したものを週ごとに分けます。
さらにそれを一日どれくらい勉強するかという風に割り振っていきます。
こうすることで無理なく勉強を進めることができます。
チェックポイント2:予備日を設定する。
体調不良などで予定通りに勉強が進まないという事はよくあります。
予備日をあらかじめ決めておくことで、予定のずれを調整することができます。
もし予定通りに勉強が進んでいた場合、予備日は一日自由に使ってもいいでしょう。
遊びに行ったり、いつもよりゆっくり寝たり、そうやってリフレッシュすることで次の日からの勉強を頑張れそうですよね。
チェックポイント3:科目ごとの割り当て時間を考える。
大学によって科目ごとに点数が異なるため、配点の大きい科目の勉強を優先しましょう。
もし配点が同じであれば、勉強することによって、点数を伸ばせそうな伸びしろのある科目を優先するのがいいかもしれません。
チェックポイント4:復習にも意識を向ける。
まだ勉強できていないところも大事ですが、復習を怠るとせっかく勉強した部分が虫食いのように抜け落ちてしまうことがあります。
何回も勉強しなおすことで記憶に定着し、忘れにくくなるでしょう。
以上のチェックポイントで、無理のない計画を立て、併願校の対策をしていきましょう。
私立大学併願校の赤本まで手が回らない!そんなあなたの赤本活用法とは?
私立大学併願校の赤本まで手が回らないという時には、赤本の「傾向と対策」を重点的に勉強しましょう。
大学によって出題方針に「クセ」があるため、そこを見抜くことができれば効果的に学習を進めることができます。
また、「合格体験記」が記載されている赤本もあります。
「合格体験記」には先輩たちの生の声が書かれているので、モチベーションのアップにつながるかもしれません。
思わぬ攻略法も見つかるかもしれませんよ。
私立大学併願校の赤本を解くメリットとデメリットは?
併願校の赤本を解くメリットは2つあります。
- 実際の試験を受けてみることで自分の苦手な部分を洗いなおすことができる
- 実践に慣れることができる
です。
それぞれを詳しく解説します。
併願校の赤本を解くメリット1:実際の試験を受けてみることで自分の苦手な部分を洗いなおすことができる
実際の試験を体験することで、自分の苦手な部分やまだ勉強が進められていない部分をあらためて知ることができます。
その結果をもとに計画を立て直すのもいいでしょう。
併願校の赤本を解くメリット2:実践に慣れることができる
時間配分などは頭では分かっていても、実際に取り組んでみないと分からない部分があります。
実際の問題を解いてみることで、時間を考えて回答する練習になるでしょう。
特に赤本は一度解いてしまうと、2回目からは効果が薄れてしまうので、志望校以外の赤本でその辺りの練習をすることができます。
以上が赤本を解くメリットなんですが、デメリットもあります。
デメリットは志望校以外の出題傾向に慣れてしまうということです。
大学によって出題の傾向が違うため、本命の志望校以外の大学の出題傾向に慣れてしまう危険性があります。
あくまで併願ということを意識しておきましょう。
さいごに
私立大学併願校の赤本は、冬休みくらいから始めるのがいいでしょう。
ただし、大学によって試験日が早いこともあるので、その場合は試験日の一カ月前くらいから始めましょう。
どうしても時間がなく、併願校の赤本にまで手が回らないという場合は「傾向と対策」だけでも目を通しておきましょう。
また「合格体験記」に目を通してモチベーションアップを図るのもいいかもしれません。
あなたのご健闘をお祈りしています!