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【介護】寝たきり高齢者向けのシーツ交換の方法は?この留意点を押さえるとコツが掴める

寝たきり シーツ交換 コツ

 

寝たきり高齢者のシーツ交換って大変ですよね。

ましてや一人で交換するとなると、どこから手を付けたらよいか迷いませんか?

 

分かります。

私もシーツ交換に慣れるまでは散々苦労しました。

 

頭から足まで、右側から左側まで一緒にやろうとすると手間取ります。

そうすると焦りますよね。

 

でも大丈夫です、シーツ交換にもやり方のコツがあるのです。

これから私がお伝えする方法を行えば、あなたもシーツ交換の方法が身につきます。

 

それでは、寝たきり高齢者向けのシーツ交換の方法、順を追ってお話ししていきますね。

 

 

寝たきりの高齢者の方のシーツを一人で交換する方法は?

 

寝たままの方を一人でシーツ交換する方法は以下の通りです。

 

  1. シーツを近くにもってくる
  2. シーツ交換することを寝たきりの方に伝える
  3. 排泄の有無、ベッドのストッパーがかかっているか確認する
  4. 寝たきりの方を左側臥位にする
  5. 反対側に回る
  6. 汚れたシーツを寝たきりの人の下に丸め、入れ込む
  7. 新しいシーツを、マットレスの上に中心線が見えるまで敷く
    その際、反対側に送る部分のシーツはこの時に扇子折にしておく
  8. 手前のシーツを通常のベッドメイキングの要領で敷きこむ
  9. 寝たきりの方に背中のところにシーツの山があることを伝える
  10. 寝たきりの方を右側臥位にする
  11. 反対側に移動し、汚れたシーツを取り除く
  12. 新しいシーツを引き出し、伸ばす
  13. 寝たきりの方を仰臥位にする
  14. 新しいシーツを引き延ばし、ベッドメイキングの要領で敷きこむ
  15. 寝たきりの方にシーツ交換が終わったことを伝える
    また、体調に変わりがないか確認する

 

寝たきり高齢者のシーツ交換をする上で注意するポイントとコツは?

 

先ほど一人でのシーツ交換の方法は述べましたが、その際に注意するポイントやコツがあります。

それは以下の通りです。

 

  1. 寝たきりの方の動きは最低限に抑える
  2. 寝たきりの方の体調に注意する
  3. シーツの中心線の位置取りに注意する
  4. 片方ずつ丁寧にシーツを張る

 

それぞれを詳しく説明しますね。

 

注意点1:寝たきりの方の動きは最低限に抑える

 

寝たきりの方を動かす事は最低限にしましょう。

 

そもそも、自分で動けないから寝たきりになっているのです。

無理に動かすと、怪我や事故のもとになります。

 

また、怪我や事故にならずとも、あまりいい気持ではいられないですよね。

 

よって、最低限度の動きでシーツ交換は行いましょう。

 

注意点2:寝たきりの方の体調の変化に注意する

 

寝たきりの方の体調の変化には、細心の注意を払いましょう。

 

なぜなら頻繁に体位変換したり、マットレスを浮かしたりする必要があります。

本人の訴えがないから体調の変化がない、そんな訳はありません。

あなたでも頻繁に体を回されたりしたら、目が回りますよね。

寝たきりの方はそれ以上に体調変化しやすいのです。

 

よって、シーツ交換前、交換中、交換後の体調の変化には細心の注意を払いましょう。

 

注意点3:シーツの中心線の位置取りに注意する

 

新しいシーツを敷くときに、シーツの中心線の位置取りには注意しましょう。

これを失敗すると、シーツを綺麗に張れません。

 

また、寝たきりの方を何度も動かさなくてはならなくなります。

シーツって縦だけでも4つに折られていますよね。

その中心の線とベッドの中心をほぼ正確に合わせれば、綺麗にシーツを張る事ができます。

 

よって、シーツの中心線の位置取りには注意して下さい。

 

注意点4:片方ずつ丁寧にシーツを張る

 

シーツを一人で張るときは片方ずつ丁寧に張りましょう。

これがポイントです。

 

実は私もシーツ交換の数をこなしてこのことに気づきました。

シーツ交換は二人でするならば、両側からできることでしょう。

 

でも、一人では片方ずつしないと、綺麗に張れません。

両方一気にしようとしても上手く張れません。

 

よって片方ずつ丁寧に張ることを心がけてください。

 

 

さいごに

 

シーツ交換って、寝たきり高齢者さんがいる状態だと難しいです。

ましてや一人ですることは更に難易度が増します。

 

でも、大事なのは落ち着いて、片方ずつすることです。

慌ててしまうとろくなことになりません。

 

また、寝たきり高齢者さんにもその心情は伝わります。

落ち着いて、丁寧にやってあげることで、相手も安心します。

 

介護ってどの介助をするにも、お互いに安心できることが重要です。

難しいからこそ、慌てずゆっくりでいいのでシーツ交換を行いましょう。

スピードも重要ですが、安心感こそ一番のサービスなのですから。

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