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【介護】寝たきり高齢者向けの枕!おすすめは耳の床ずれ用?高さ?蒸れない?購入ポイントをわかりやすく

寝たきり 枕 おすすめ 選び方

 

寝たきりの家族のための枕、どんなのが良いのだろう。

普通の枕ならばなんとなくで選べるけど、介護用の枕って使用者の状態によって変えなきゃいけないだろうし、困りますよね。

 

例えば、うちの利用者さんには耳の床ずれで悩んでたり、枕が蒸れて寝付けなかったり。

私もどんな枕がどのような時に使えるか、考えていた時がありました。

でも大丈夫です。

これからお話しすることに注意して枕選びをしていただければ、どの枕がどんな時に活用できるかが分かるようになります。

 

寝たきりの人に適した枕とその注意点に関して、これからお話ししていきますね。

 

 

寝たきり高齢者向けの枕のおすすめは?

 

私が選ぶ寝たきり高齢者向けの枕は、以下のものになります。

  • 【モルテン】ピーチ
  • 【ニトリ】高さ10ヵ所調整できる枕(パイプ)
  • 【MOGU】ポジショニングに便利な筒型クッション

 

それぞれについて説明しますね。

 

【モルテン】ピーチ

 

 

【モルテン】ピーチをお勧めするポイントは以下の二点です。

 

  • 触感が優しく、体圧分散効果がある
  • 通気性が良く、蒸れにくい

それぞれについて説明します。

 

触感が優しく、体圧分散効果がある

 

この枕には特殊なクッションビーズが使われており、柔らかなのに反発力があり、体圧分散の効果が期待できます。

頭も褥瘡になりやすい部位のため、体圧分散効果があるのは重要です。

 

通気性が良く、蒸れにくい

 

圧がかかってもクッションビーズの通気空間があり、蒸れにくくなっています。

 

ただし、この商品にもデメリットがあります。

それはサイズです。

 

普通のサイズと大きめサイズは別商品で売られています。

購入の際には、しっかりサイズをしっかり把握しておいてくださいね。

 

 

【ニトリ】高さ10ヵ所調整できる枕(パイプ)

 

 

 

【ニトリ】高さ10ヵ所調整できる枕(パイプ)をお勧めする理由は、高さを自由に調整できる点です。

介護用枕って、大体高さが似通っているのです。

 

その点、ニトリのこの枕は高さを変えるとなると、オーダーメイドで作らなくてもよくなります。

高さが調整できる枕ならば、問題ありませんよね。

 

それに、必要となったらすぐに買いに行けるのがいいです。

 

ただこの商品のデメリットは、高さ調整に手間がかかることです。

様々なところで高さを変えられるのは良いのですが、微妙な調整が必要です。

 

自分自身が使用する際の調整ならば問題ないでしょう。

しかし今は寝たきりの人用で考えているので、調整する際にどうするとよいか戸惑うことでしょう。

 

いろいろ調整できる点が、時としてデメリットになります。

 

 

【MOGU】ポジショニングに便利な筒型クッション

 

 

 

ポジショニングに便利な筒型クッションをお勧めする理由は、普通の枕としても使えますし、体位交換用枕としても使えることです。

大きさ的に使いやすい大きさで、普通に枕として使う分にも申し分ありません。

 

もし他に良い枕があった場合には、体位交換用のクッションとして使うこともできます。

体位交換用枕となると、枕として使えるような枕ばかりではありません。

 

ポジショニングに便利な筒型クッションでしたら、そんなお悩みもすぐに解消できます。

 

ただこちらのデメリットは、柔らかすぎることです。

硬めの枕が良いならば、この枕は避けたほうが良いかもしれません。

 

柔らかいために、頭が沈み込み、不快に感じる可能性もあります。

 

この商品の特性なのでしょうが、柔らかめなことも時にデメリットとなります。

 

 

寝たきり高齢者向けの枕を購入する上で注意するポイントは?

 

寝たきり高齢者向けの枕を購入するうえで注意するポイントは以下の通りです。

  • 体圧分散出来るか
  • 高さの調整はできるか
  • 快適性はあるか

それぞれについて説明します。

 

選ぶポイント1:体圧分散出来るか

 

体圧分散できるかはすごく重要です。

なぜなら、寝たきりとなると、床ずれができやすいからです。

 

特に頭はその危険性が高く、上向きですと後頭部が、横向きですと耳が床ずれを起こしやすいのです。

 

意外と頭って重いのです。

接する面が硬すぎるとすぐに床ずれができてしまいます。

 

よって適度な硬さがあり、体圧を一か所に固めずに分散できるような枕選びが重要になります。

 

選ぶポイント2:高さの調整はできるか

 

枕を選ぶ際に高さの調整も出来ると安心です。

枕って、高さ調整が出来ないものが多いですよね。

健常者ならば自分に合った枕に変えることができますが、寝たきりの方だとそうはいきません。

 

その場で一人一人に合ったように高さを調整できると、その場で調整して差し上げれて便利です。

 

よって、高さの調整が出来るものを選ぶと安心できます。

 

選ぶポイント3:蒸れにくいか

 

枕を選ぶ際には通気性にも注意しましょう。

枕って、頭からの発汗で湿っぽくなりやすいのです。

 

蒸れてしまうと、頭の清潔が保てず異臭がしたり、寝ている本人も不快です。

よって蒸れにくいものを選びましょう。

 

 

さいごに

 

枕って、寝たきりの方にとっては一日をほぼともにする重要なものなのです。

枕が本人に適しているか否かで、心地よさも全然違います。

本人に適していなければ、床ずれもできやすくなります。

出来る限り、使いやすいものを選んでくださいね。

 

そして、もし枕が変形してきてもすぐに捨てないでください。

枕って、頭に使う以外にも体位交換用のクッションの代わりにも出来るのです。

 

枕は寝たきりの方にとって愛着がわくものです。

新しい体位交換用のクッションを購入せずとも、使えそうならば、愛着のある枕を使うこともありです。

 

寝たきりの家族も、枕も、大事にしてくだいね。

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