高齢者の父親が免許を返納すると、買い物に行くのも苦労しそう!
これからどうしよう?
安全に買い物に行くのに、役立つものやサービスはないものかな?
以前は私も、高齢の家族の買い物の際にどのようにしたらよいか迷っていたこともありました。
でも大丈夫です!
高齢者の移動手段として便利なサービスや用具などはあります。
あなたもこれからお話しすることを聞いていただければ、高齢者の便利な移動手段について知ることができます。
そうすることで、あなたのご家族様に安全で安楽な買い物をしていただけますよ。
それでは、車を使用しない移動手段についてお話ししていきますね。
高齢者の買い物!免許返納して歩くのも困難になってきたらどうする?
免許を返納して歩くのも困難になってきたら、以下の方法があります。
- 家族の車で送ってもらう
- 公共交通機関(電車・バス等)を使う
- タクシーを使う
それぞれわかりやすくお話ししますね。
歩くのが困難になったら1:家族の車で送ってもらう
家族の車で送り迎えしてもらう方法があります。
この方法は、好きなところにいけるというメリットがあります。
しかし、車を持つ家族がその時間に自由に動けることが前提となります
歩くのが困難になったら2:公共交通機関(電車・バス等)を使う
高齢者自身で行動できたり、ある程度時間通りに動けるメリットがあります。
でも、駅やバス停等まで歩いて行く必要があります。
歩くのが困難になったら3:タクシーを使う
時間指定出来たり、好きなところで乗り降りできるメリットがあります。
ただし、他に比べて圧倒的に費用が高くなる傾向があります。
こう見ると、どれもあまり現実的には見えませんよね。
でも、冒頭でも簡単にお話しした通り、便利なサービスやグッズがあるのです。
高齢者の買い物!移動手段として便利なサービスは?
高齢者の買い物に行く際、移動手段として私がお勧めする便利なサービスはコミュニティバスです。
コミュニティバスとは、運営しているのはバス会社もしくは地方自治体です。
名前の通り、地域に根差しているのが特徴的です。
コミュニティバスは、以下のようなメリットがあるのが特徴的です。
- バス停が短い間隔で設置されている
- 駅を基点として配備されていて、区間内一律料金になっていることが多い
- バス停に番号がふられており分かりやすい
あなたの市町村にもきっと何箇所かありますので探してみてくださいね。
高齢者の買い物!移動手段として便利なもの、用具、グッズなどは?
コミュニティバスに頼るのもいいけど、自分自身で移動手段を持っておきたいって思いますよね。
そういう時には以下のものがお勧めです。
- シルバーカー
- 電動シニアカー
それぞれについて説明しますね。
便利グッズ1:シルバーカー
シルバーカーとは別名手押し車ともいわれ、自分で歩ける方のために作られた、歩行用の福祉用具です。
以下のようなメリットとデメリットがあります。
シルバーカーのメリット
- 歩行が安定する→ シルバーカーのハンドルを押しながら歩くことで、前方に支えがあり歩行が安定しやすくなります。
- かごがついている→ 買い物の際や何か運ぶ際に、荷物を収納可能なかごがついています
- 椅子代わりに座ることができる→ かごの部分が丈夫で、椅子のように座れるようになっています。
シルバーカーのデメリット
- 姿勢が悪くなる→ どうしても前かがみで押す様な姿勢になり、猫背になり易くなります。
- 介護保険の給付対象外→ 福祉用具ではありますが、給付対象外の為、注意が必要です。
シルバーカーは通販で購入すると家まで届けてくれるので便利です。
便利グッズ2:電動シニアカート
イメージ的には原付によく似たシルバーカーです。
こちらにも以下のようなメリットやデメリットがあります。
電動シニアカートのメリット
- 移動が楽→ 自動で動くため歩く必要もなく、楽に動けます。
- 歩くよりも早く動ける→ 最高時速6kmとされており、早歩き位のスピードで動けます。
- 荷物を収納できる→ シルバーカー同様かごがついており、荷物を収納できます。
電動シニアカートのデメリット
- 価格が高い→ 安くても10万円以上と高額になります。
- 公共交通機関やお店の中に入れないことがある→ 大きくて場所を取ったり、他の人に接触する危険があるために入場や入店を断られる恐れがあります。
- バッテリーを充電する必要がある→ 電動ですので充電が必要です。
電動シニアカートは、
- 本体ごと充電するもの
- バッテリーが取り外しできるもの
2つのタイプがあります。
バッテリーが取り外せるものでも、重量が重いものもあり注意が必要です。
電動シニアカートも通販でも購入できます。
「高齢者の移動手段について」のさいごに
日本全国、都市化が進み、馴染みのお店や建物が突如なくなるということもあります。
また、高齢者に住みにくいように感じられることもあります。
しかし、その背景で住みやすくなるような、国や地方、各種法人の働きかけがあるのも事実です。
あなたも各種サービスを有効利用して、あなたの家族に適切なサービスを案内してあげてくださいね。