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上位互換(下位互換)とは?人間に対して使う場合の意味は?英語、語源や使い方を例文でわかりやすく解説



上位互換 下位互換 意味 人間

「上位互換」「下位互換」という言葉を耳にします。

パソコンや電気製品、最近では人に対しても使うようになっていますね。

ところが、何に対して「上位」「下位」なのか、分かりづらいところもあります。

そこで今回は、「上位互換」「下位互換」について、わかりやすく解説していきます。

わかりづらい言葉の意味を集めました

「上位互換」「下位互換」の読み方と意味は?人に対して使う場合を例文で解説

「上位互換」「下位互換」は、それぞれ

  •  「じょういごかん
  •  「かいごかん

と読みます。

元々は、IT用語として使われていたもので、意味は、

上位互換・下位互換の意味

上位互換:機能や性能で上位に位置づけられるソフトウエアなどの製品が、下位の製品と互換性を持つこと

下位互換:機能や性能で下位に位置づけられるソフトウエアなどの製品が、上位の製品と互換性を持つこと

このようになります。

もっと簡単に言うと

  • 上のものでも下のものが使えるのが 「上位互換
  • 下のものでも上のものが使えるのが 「下位互換

ということになります。

例えば、ゲーム機にPlayStationというものがあります。

PlayStation2はPlayStation1よりも性能が上ですが、「1」のソフトも使えます。

この様に、性能が上の機器でも性能が下の機器の機能が備わっているような時に「上位互換性がある」と言います。

逆に、「2」のソフトが「1」でも使えるような場合は、「下位互換性がある」ということになります。

実際には、「2」のソフトは「1」では使えないので、下位互換性がないことになります。

また、「上位互換」「下位互換」は人に対しても使うことがあります。

例えば、Aさんは英語会話が出来ます。

Bさんは英会話のほかにも、フランス語・ドイツ語が話せます。

この様な場合、「BさんはAさんの上位互換な人」ということになります。

「下位互換」の場合は、

下位互換の例文

「最近の女の子は綺麗な子が多いので、芸能人の下位互換のようだ」

のように使われる事があります。

この場合は、最近の女の子(下の存在)が、芸能人(上の存在)並みに綺麗というニュアンスになります。

しかし「下位互換」の場合は、もとのものより劣っているというニュアンスで使われることが多いです。

ですので、人に対して使う場合は、失礼に受け止められないように、注意してくださいね。

「上位互換」「下位互換」の語源は?英語では何ていう?言い換えは?

「上位互換」の「上位」は、順位、位置、地位が上であるという意味になり、「互換」とは、互いに取り換えがきくことという意味があります。

そこから、上位のものでも取り換えがきくということを、「上位交換」と表現します。

同じように、「下位」には、地位や順位などが低い事という意味があるので、下位のものでも取り換えがきくということを、「下位交換」と表現します。

英語では、互換は

  • compatible

になるので、

  •  上位互換:「upper compatible with~」 
  •  下位互換:「backward compatibiltty

と英語では表現します。

言い換える場合は、

  •  上位互換:古いシステムの規格を新しいシステムが扱える意味の「後方互換
  •  下位互換:新しいシステムの規格を古いシステムが扱える意味の「前方互換

になります。

両方とも製品の性能ではなく、新旧の時系列で比較する点が「上位互換」「下位互換」と異なります。

また、「互換性」も双方に共通した類語になります。

「上位互換」「下位互換」は人間以外も対象になる?

「上位互換」「下位互換」は元々IT用語として使われていたもので、最近では人に対しても使われることが多くなっています。

本来の意味が、

  • 上のものでも下のものが使えるのが「上位互換」
  • 下のものでも上のものが使えるのが「下位互換」

ということから、

  • ファッション
  • 文房具、事務用品
  • 大学などの学校
  • 食べ物や料理

なども「上位互換」「下位互換」の対象になると言えます。

「下位互換」と「後方互換」の違いは?

「後方互換」とは、後発製品が先発製品と互換性を持つことという意味になります。

通常、後に発売された製品は先に発売された製品よりも性能が上になるので、「上位互換」と同じような意味として使われます。

「下位互換」と同じような意味として使われるのは、先発製品が後発製品と互換性を持つという意味の、「前方互換」になります。

ただし、どちらとも製品の性能ではなく、新旧の時系列で比較するが「上位互換」「下位互換」と異なります。

さいごに

以上、「上位互換」「下位互換」について解説してきました。

どこに主体を置くかで「上位」「下位」が混同しやすい言葉です。

通常はIT関連で使いますが、人に対して使うなど、日常でも応用して使われますので、しっかり覚えて間違えずに使ってください。

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