カッコよくギアチェンジしたいっ!
でも、どうやってもガクンガクンしたり、エンストしてしまうんです。
どうしたらいいですか?
初心者のあなたはギアチェンジがうまく行かず悩んでいますよね?
私も含めてベテランライダーでも、バイクに乗り始めた時は同じです。
ギアチェンジで悩んで、上手くなりたいと思い、毎日に近いほどバイクに乗る人もいます。
練習しているうちに、いつしかスムーズにギアチェンジできるようになりました。
今回の記事で、こんな悩みが解決できます!
- ギアチェンジするとエンストやガクガクするのはなぜ?半クラッチは使うの?
- ギアチェンジをスムーズにアップ・ダウンする方法やコツは?
- バイクをチェックするとバイクのギアチェンジはスムーズになる?
このような、あなたが気になるところをお伝えしていきます!
では、いってみましょう!
ギアチェンジをスムーズに行う方法は?(タイミング、アクセル、クラッチワーク、回転数、エンジンの音について)
ギアチェンジがスムーズに行えると気持ちよく走行ができますよね。
では、どのようにすればいいでしょうか?
回転数やタイミング、エンジン音はどれくらいがいい?
まずは、回転数です。
そんなにギクシャクしないでシフトアップができるかなと感じるのは、4000~4500回転になります。
「排気量によって変わるんじゃないの?」と思われたかと思います。
その通りです。
400cのバイクと1000ccのリッターバイクでは多少の違いはあります。
私も色んなバイクに乗ってきました。
- 1000cc
- 1300cc
- 250cc
- 400cc
と、もちろん単気筒や2気筒、今は外車にも乗っています。
ですが、大体シフトアップしている回転数は先程お伝えした、4000から4500回転の間で行っています。
エンジン音もそこまで大きくなく、速度をよりスムーズに出すにはちょうどいいタイミングです。
なので、シフトアップした時も反動が少なくスムーズに行えます。
では、シフトダウン時はどうかというと、出来るだけ回転数が落ちた状態で行うといいですよ。
回転数はここがいい!という基準は明確にはありません。
ですが私の場合は、大体3000回転を下回った時にシフトダウンする事が多いですね。
アクセルワークやクラッチワークはどうする?
ギアチェンジをするとき(アップダウン両方とも)、アクセルはしっかりと戻した状態にしましょう。
アクセルを開けた状態でクラッチを切り、再度繋ぎなおしてしまうと危険です。
特にダウン時は回転数が上がります。
その状態でアクセルが開いていると、バイクが繋がった瞬間急加速するためです。
最悪、パニックになって転倒するので気をつけてくださいね。
ギアチェンジ時にガクンやエンストになるのはなぜ?半クラッチはする?しない?
ギアチェンジの時にガクンやエンストが起きるのはなぜでしょうか?
そのほとんどはクラッチワークが原因になります。
教習所で教わるかと思いますが、クラッチワークは勢いよくクラッチレバーを離すのではなくて、優しく離してあげるのが基本です。
そうすることによって、クラッチがゆっくりと繋がったり、切れたりします。
もうわかりましたよね?
勢いよくクラッチが繋がれば、急激に動力に繋がるので、回転が合っていないとエンストやガクガクしてしまいます。
反対にゆっくりとクラッチが繋がれば、滑らかに動力が繋がるので、その反動はかなり抑えることが出来ます。
なので、クラッチ操作、半クラッチはガクンやエンストしないようにするためには、とても大切なことになってくるという事ですね!
ギアチェンジが上手くなる練習方法は?
ギアチェンジが上手くなる方法はただ一つです。バイクにたくさん乗ることです!
そんなの当たり前のことじゃん!って今思いましたよね?
その通りなんです。
バイクに乗れば、嫌なほどクラッチの操作をしないといけないです。
たとえ下手でも、クラッチの操作やギアチェンジを何回もしていくと、無意識のうちにギアチェンジが上達します。
そうすると、愛車が気持ちよくギアチェンジ出来る回転数やエンジン音、クラッチ操作が上手になってますから!
一つだけうまくなる練習方法をお伝えできるとすれば、先程お伝えした回転数に目印を付けます。
そして、バイクに乗っている時にその目印を目安にギアチェンジを行うように練習します。
クラッチを勢いよく繋いでしまうようであれば、ゆっくり離す練習をしましょう。
止まった状態でブレーキを握り、クラッチが繋がるところまでゆっくりと離します。
ぐいぐい前に行くような感じまでになれば、レバーを握り、そしてまたゆっくり離します。
これを繰り返し練習すれば、バイクに乗っている時も、自然に出来るようになるはずです。
ギアチェンジが上手くいかない?バイクのココをチェック!
ギアチェンジのコツを何となく掴んだ!でもやっぱりギアチェンジが上手くいかない。
そういう時はもしかするとバイク側で何かが起きているのかもしれません。
よくあるのが、クラッチを握ってクラッチを切ってるつもりが、かすかに繋がりだしている状態になってるという事です。
半クラッチとまではいかないけど、繋がりそう!という時はギアが上げにくいし下げにくいです。
かなりの力を入れればアップダウンできますが上手くはいきません。
なので、それを解消するにはクラッチワイヤーの張りの調整をします。
かすかに繋がってるという事はワイヤー自体がたるみ気味ということなので、適正の張りに調整します。
調整方法は、ワイヤーの付け根にアジャスターがついているので、そこを回して調整します。
大体、レバーが7〜10mm動いてから、重くなる(ワイヤーを引っ張る)ようにすれば、解消するはずです。
【ギアチェンジのコツ】のさいごに
ギアチェンジの上手いライダーは、発進時や走行時でも、ギアチェンジした時に不自然な回転数の上がり下がりがなく、気にならない走りをしていますよね。
ギアチェンジした時、無駄に
- ガクガク
- エンスト
- 次につながるまでに少し吹け上がってしまう
なんてことにならないためにも上手くなりたいですよね。
上手くなるには練習が必要です。
実際にツーリングの中で上手くなるのが一番ですが、なかなか一朝一夕にはいきません。
ですので、安全な場所でクラッチミートの練習や、目印に沿って練習をすることで、格段に上手くなるはずです。
あなたが上手くなって、気持ちいいバイクライフを過ごして貰えると嬉しいです。