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介護

介護利用者に偉そうにされイライラした時の対処法は?こんなわがままって本当?

介護利用者様が偉そう

「早くできないの?」
「自分でできるからほっといて!」

介護現場では、利用者さんからこんな言葉を言われることってありますよね。

こっちは毎日利用者さんのためにこんなに頑張ってるのに、理不尽な言葉をかけられ、イライラした経験、私も多々あります。

 

では、

  • なぜこういう発言が出てくるのか?
  • こんなときにどう対応するか?

今回は、これらの疑問に順を追ってお話しします。

 

介護利用者が偉そうなのはこんな時

 

偉そうに聞こえる言葉に着目してみてください。

利用者様は実は、今まで自分が出来ていたことが、できなくなって、不安や恐怖心が出てきたために、つい偉そうな言動になってしまうんです。

利用者さんだって、以前は何でも出来ていたんです。

しかし、ある時急に、「こんなこともできない」と思い知らされます。

ついこの前まで自分で食事をできていたのに、急に腕が思うように動かせなくなってしまった。

そうなったら、自分が何もできないという恐怖心が出てきます。

 

けれどもそんなことってそう簡単に認めたくないですよね。

だから、「自分だってまだ何でもできる」という意味も込めて、偉そうな言葉を出してしまうんです。

 

介護利用者がわがままなのはこんな時

 

今度は、わがままに聞こえる言葉に耳を傾けてください。

実はどれも、介助者に助けを求めている言葉なんです。

 

利用者さんだって、出来ることなら自分でしたいんです。

けど、身体のいうことがきかなくてできないのです。

 

例えば、歩けないから目的地まで連れて行ってほしい。

そんなときに「早く連れて行って」って、つい言ってしまうのです。

 

自分に出来ないけどどうにかしたい、だから単刀直入に発言し、それが利用者さんのわがままに聞こえてしまうのです。

 

介護利用者にイライラしたらこうしよう

 

いくら理由が分かろうとも、イライラしますよね。

私だってよくイライラが爆発しそうになります。

 

そんな時にお勧めのイライラの回避方法は以下の通りです。

  1. 心の中で6秒数えてみる
  2. 利用者さんから少し離れる
  3. 利用者さんの立場に立ってみる

では一つづつ解説しますね。

 

1.心の中で6秒数えてみる

 

イライラした時、無心になって心の中で6秒数えてみてください。

なぜなら、怒りの沸点って意外と短いのです。

 

6秒あれば、なぜ自分が怒っているかの整理もできます。

大したことでないのに怒っている自分を見つめなおす時間も与えてくれます。

 

イライラに対する最初の対処は、6秒待ってみることです、

 

2.利用者さんから少し離れる

 

6秒待ってみてダメだったら、素直に利用者さんから離れてみましょう。

そのままその場にいても、イライラはおさまらないのです。

 

例えば、次の準備をするといって離れて、少し落ち着くとよいです。

利用者さんに対して怒りをあらわにするわけにはいけません。

 

そうなる前に、少し離れて、落ち着きましょう

 

3.利用者さんの立場に立ってみる

 

利用者さんに接する前段階に、その方の立場に立ってみてください。

利用者さんが言う言葉には、理由があります。

自分が不自由だからこうしてほしい、こう思ってほしいと思って話しているのです。

 

ただ、言葉が足りないためにあなたをイライラさせるのです。

なので、相手の立場を考え、改めて接することをお勧めします。

 

現役介護福祉士のストレス解消法!

 

ここで私が実際行っているストレス解消法をお伝えします。

それは、利用者さんと一緒になって笑うことです。

 

利用者さんだって不安や恐怖心、助けを求めるがあまり、高圧的とも高慢ともい

える発言が出てくるのです。

 

それならば、先に利用者さんの好きなことを聞いて、一緒に楽しさを共有します。

 

また、利用者さんの喜びそうな話を用意しておいて話します。

そうすることで、お互いに嫌な思いをしないように心がけています。

 

利用者さんと一緒になって笑うことで、お互いを幸せにするのです。

 

まとめ

 

参考になりましたか?

利用者さんも好きで介護を受ける立場になったのではないのです。

利用者さんの言葉には、色々な感情が隠れています。

それを上手く理解できるかが、介護職には求められています。

 

すぐに理解できるに越したことはありませんが、ストレスは溜め込んではいけません。

そんなことをしたら、利用者さんにもその感情は伝わります。

あなたも利用者さんも、嫌な感情を持たない、良い関係を築いていってください。

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