「エシャロットってどこに置いてありますか?」
先日、ステーキソースを自分で作ろうと思って、
スーパーにエシャロットを買いに行ったんですよ。
普段、あまり買うものではなかったので、
エシャロットの置き場所がわからなかったんです。
聞いた方がいいや!ということで、店員さんに聞いてみたら、
案内されたのが、エシャレットだったんです(T_T)
店員さんが教えてくれたエシャレットは、見た目がらっきょうと非常に似ています。
私が欲しかったエシャロットとは全く違いました。
このエシャロットとエシャレットは名前が似ていて、
さらにエシャレットとらっきょうが、見た目が似ているので
店員さんも間違うほど紛らわしいんです!
じゃあ、エシャロットとエシャレットとらっきょうの違いってなに?
って思いませんか?
そこで今回は、
- エシャレットとらっきょうの違いとは?
- エシャロットとエシャレット(らっきょう)の違いとは?
の順で、エシャロットとエシャレット、らっきょうの違いについて、
詳しくお伝えしていきますね!
違いが分かれば、それぞれの正しい使い道も分かりますので、
レシピ本などに出てくる「エシャロット」などの表記が
どれを指すのかを解釈できるようになりますよ!
それでは参りましょう。
エシャレットとらっきょうの違いとは?
結論から言いますと、エシャレットとらっきょうは同じものです!
じゃあなんで呼び方が違うの?
って思いますよね?
エシャレットというのは商品名で、
らっきょうを生で食べるために、若いうちに収穫したものなんですよ。
本来の呼び方は「根らっきょう」だったのですが、
売れ行きが格段に変わるということで、エシャレットと名付けられました。
エシャレットとらっきょうは、
- 栽培方法
- 食べ方
において、違いがあります。
この2つの違いについて、見て行きましょう!
栽培方法の違い
エシャレットの栽培方法は、軟白栽培(なんぱくさいばい)といって、
日光が当たらないように育てることで、柔らかくする効果があるんですよ。
軟白栽培は、普通の栽培よりも、手間がかかります。
なので、一般に値段は高めになります。
軟白栽培で育てられたものは、
- 香りが良くなる
- 色が白くなる
- えぐみが少なくなる
- 軟らかくなる
などの特徴があって、生で食べるのに適しているんですよ。
らっきょうが普通の栽培方法なのに対して、
エシャレットは軟白栽培だったんですね!
食べ方の違い
らっきょうはご存知の通り、浅漬けや福神漬けで、よく使われますよね!
対して、エシャレットは、もともと生で食べる目的で栽培されたものなので、
- 刻んで刺身の付け合わせ
- 生のまま、みそやマヨネーズをつけて丸かじり
のように使われます。
ここまでで、エシャレットとらっきょうは品種は同じもので、
収穫時期、栽培方法、食べ方に違いがあった!
と言うことがわかりました。
では、エシャロットとは何が違うのかを見て行きましょう!
エシャロットとエシャレット(=らっきょう)の違いとは?
そもそもスーパーなどで、
エシャレットがエシャロットとして売られているのが、
紛らわしい原因なのです!
ここで言うエシャロットとは、正式にはベルギーエシャロットといって、
エシャレットやらっきょうとは全く違うものなんですよ。
なので、分かりやすくするために、
これ以降はエシャロットのことを、ベルギーエシャロットと呼びますね!
ベルギーエシャロットは別名を香味玉ねぎと言います。
以下に、特徴をまとめてみました。
ベルギーエシャロットの特徴
色 | タマネギのような茶色 |
形 | タマネギのように皮があって、らっきょうを大きくしたような形 |
臭い | ニンニク臭いと言うよりはネギ臭い |
用途 | スープ、肉料理、魚料理の香り付け |
その他 | ニンニクのように分球している 日本ではほとんど栽培されておらず、輸入が中心 |
写真や、表を見てもわかる通り、
ベルギーエシャロットとエシャレットは、全く違うものだということがわかりました。
まとめ
いかがでしたか?
エシャレットとらっきょうは、見た目が似ていて、
エシャロットとエシャレットは、呼び方が似ているので、
少しややこしかったかもしれませんね?
でも大丈夫!
これまでのことをまとめると、
- エシャレットはらっきょうを早穫りしたもの
- エシャレットは生で食べることができる
- エシャレットとエシャロットは違うもの
でしたね!
冒頭のスーパーの店員さんに、
「ベルギーエシャロットはどこに置いてますか?」
と聞けば、ちゃんと教えてくれましたよ!
これからはあなたも、それぞれを使い分けられるようになれれば、
私も嬉しいです。