抹茶がブームになっていますね。
今や、アイスクリームにかき氷、ロールケーキ、プリン・・・
いろいろなものに使われています。
普段何気なく食べているこの抹茶。
何やら「健康やお肌にもいい!」という噂を耳にします。
果たして本当なんでしょうか?
そこで今回は、抹茶の効能、
つまり私たちの体に、抹茶はどう良いのか?悪いのか?をお伝えしていきますね。
抹茶にどんな効能や副作用があるのかを知っておけば、明日からも安心して抹茶を楽しむことができますよね。
それではどうぞ。
抹茶とは?
かの織田信長や徳川家康ら戦国武将も愛した茶道。
この茶道で使われているのが、主に抹茶です。
簡単に言うと粉状になっているお茶のことです。
ちなみに英語では、「powderded green tea」と表記します。
緑茶が、「green tea」なので、”粉状になった緑茶”と直訳できますね。
最近ではスーパーマーケットに行けば、お菓子用の抹茶や、顆粒タイプの抹茶などが売られています。
でもコレって、飲んでもイマイチ美味しくないんですねぇ。
また、飲用の抹茶は通販でも手に入ります。
安いものから高いものまで、お値段はピンキリで、高いものになると40000円もするんですよ!!
あなたも最初は安いもので楽しんでから、徐々に高級なものに挑戦してみてはいかがでしょうか?
抹茶と緑茶って何が違うの?
抹茶というのは緑茶の1種です。
で、緑茶とは何が違うのかって言うと、出来上がるまでの工程にあったのです。
抹茶は、新芽の時によしずなどで光を遮って栽培します。
そうすることで、お茶の旨味成分であるテアニンが多く残ります。
一方、緑茶は光を当てて栽培します。
光を当てるので、緑色が増してくるんですね。
さらにお茶を摘んでから、緑茶は揉む工程が入りますが、抹茶は揉まずにそのまま乾燥し、石臼でひくのです。
粉状になったお茶を、お湯に溶かしていただくということは、”飲む”というよりも”食べる”お茶という方がしっくりきますね。
ちなみに、お茶を石臼でひくという工程を手軽に家庭で再現できる便利なグッズもあるので、チェックしておきましょう。
抹茶の効能・効果は?体に良いの?
抹茶は先ほども言ったとおり、製法の違いから、カフェインが多く含まれます。
ですから、カフェインに抵抗があるのであれば、普通のお茶をオススメします。
以下の表に、抹茶の効能をまとめてみました。
効能・効果 | 説明 |
カテキン | 抗ガン作用、癌の原因である活性酸素を中和する。脂肪燃焼促進 |
抗菌作用 | お茶のうがいで風邪の予防 |
抗毒作用 | O157などの毒素を消す |
抗ウイルス | インフルエンザもお茶のうがいで予防出来る |
抗酸化力 | コレステロールの酸化防止、動脈硬化の予防になる |
カフェイン | 集中力アップ、持続力アップ、受験生にオススメ |
美肌効果 | お茶のお風呂で美肌が期待できる。石鹸にも使われている |
消臭効果 | スプレーにして部屋や洋服のニオイが抑えられる。口臭予防にも |
抹茶のちからってすごいんですねー!!
上の表にある通り、脂肪燃焼促進効果もあることから、ダイエットにも効きそう。
ノンカロリーですしね。
抹茶を楽しむのなら、茶道バリに作法を学ぶのもいいかもしれません。
でも「道」というくらいなので、ちょっとやそっとじゃ分かりそうにありません・・・
まずは、自分流のいただき方で、トライしてみましょう!!