あなたは「おめおめと」という言葉を
聞いたことがありますか?
小説や古典でよく目にするこの言葉。
意味が分からなくて気になっていると思います。
この記事では
「おめおめと」の意味や使い方を、
詳しく解説していきます。
おめおめとの意味
「おめおめと」にはこういった意味があります。
- 恥を恥とも思わず平気でいる様子。
- 恥と分かっていながら何もしないでいるさま。
似たような言葉に
- のうのうと
- ぬくぬくと
といったものがあります。
相手の行為を避難しているような
意味が強いですね。
次の章では「おめおめと」を
使った例文を紹介します。
おめおめとを使った例文
- おめおめと逃げ帰る。
- よくおめおめと戻ってきたものだ。
- おめおめと引き下がってしまっては舐められる。
恥ずかしいはずなのに
平気な状態の相手に使うのが
正しい使い方です。
おめおめとの語源
そもそもおめおめとは、
どういった成り立ちで
できた言葉なのでしょうか。
繰り返さずに「おめ」だけ見ても、
あまりピンときませんよね。
実はこのおめという言葉は、
漢字にすると「恐め」になります。
恐めは「恐む」という
動詞の連用形です。
恐むには
「怯む」や「臆する」などと
同じ意味があります。
「おめおめと」は古くは、
鎌倉時代から使われていた
記録があります。
保元の乱を描いた書物、
保元物語でも使われていました。
当時から
「相手の威力に恐れて気後れする」
という意味で使われていたのです。
最後に
おめおめとの使い方や
語源はいかがでしたか。
この言葉は普段、
中々使う機会がありません。
だからこそ正しい場面の時に使えれば、
凄くかっこいいですよね。
この記事では他にもいろいろな
言葉の意味を紹介しています。
よかったら見ていってくださいね!