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子育て 言葉の違い

「イヤイヤ期」「なぜなぜ期」「反抗期」の違いは?期間はいつからいつまで?特徴も違う?

イヤイヤ期 なぜなぜ期 反抗期 違い

子供は、2歳・3歳と年齢が上がるにつれて、

  • 「イヤイヤで泣き止まない」
  • 「言うことを聞いてくれない」
  • 「質問ばかりしてきて困る」

と、もう大人の意志ではどうにもならないことが増えてきますよね。

我が家の子供たちも、「片づけ」一つを取っても、親の一言では動かないどころか、「やろうとしてたのに!!」と機嫌を損ねることもしばしば。

こちらも片づけが進まず、イライラを抑えきれずに怒ってしまうことも増えました。

大人も困らせてしまうような行動をする子供たちは、まさに脳や心の成長のためにとても大事な時期がきている証です。

その時期が「イヤイヤ期」「なぜなぜ期」「反抗期」です。

  • 「イヤイヤ期」「なぜなぜ期」「反抗期」はどんな違いがある?
  • 何歳くらいから始まって、何歳くらいで終わるの?
  • どの順番で始まるの?

今、自分の子供がどういう時期に入っているのか、詳しくお伝えしていくので、最後までご覧下さいね。

「イヤイヤ期」の意味とは?期間はいつからいつまで?特徴はどんな感じ?

「イヤイヤ期」とは、自我が芽生え始めた子供が、うまく自己主張が出来ずに「拒否」や「拒絶」といった態度をとる時期のことです。

早い子であれば、1歳半くらいから、3・4歳までがイヤイヤ期とされ、その中でもピークは2歳頃にやってくる子が多いです。

脳の発達が追いついて、言葉や行動で自分の気持ちを示せるようになってくれば、少しづつ落ち着いてくるでしょう。

イヤイヤ期の特徴としては、親や周りが何を言っても聞かず「あれもいや!これもいや!」の繰り返しで、とにかく泣き喚くというもの。

あなたもこんな光景を見たことがありませんか?

「お店の床で、寝転がって泣き叫んでいる子」もまさにイヤイヤ期のピークでしょう。

そして、子供も泣きすぎて、最後は何で泣いていたのかわからない…という結末は、よくある話ですね。

我が家の息子もピークのときは、1時間くらい公園のブランコに乗って泣き続けました。

周りからは痛い目で見られるし、通報でもされたらとヒヤヒヤしたものです(ブランコ待ちの子供も居なくて良かった)

落ち着いてブランコから降りてくれたときに、泣いてる理由を聞いてみましたが「わかんない」の一言で終わってしまいました。

1時間も泣くなんて何事か!?と親は思いますが、子供にとっては、とにかく何かが嫌だったのだなと飲み込むしかありませんでした。

「なぜなぜ期」の意味とは?期間はいつからいつまで?特徴はどんな感じ?

2歳を過ぎた子供は、行動範囲が広がり、好奇心が溢れ、物事や言葉への関心がとても強くなります。

なんでも知りたいという気持ちから「なぜ?なんで?」という言葉を繰り返すため、「なぜなぜ期」と言われています。

2歳頃から長く続く子で6歳ぐらいまで続くと言われています。

見るもの触るものが不思議に感じ、その度に「これは何?」「あれは何?」と大人に繰り返し質問してきます。

ときには、「○○という名前よ」と答えれば「なんで?」と言われ、名前をなんでと言われても…と、返答に困ることもしばしば。

息子はもうすぐ6歳になりますが、絶賛「なぜなぜ期」です。

ただ、3歳ごろの「なんで?」という質問の仕方でなく最近は「どうしてそうなるの?」「どういう仕組みなの?」と、深く掘り下げるような問いかけに変わってきています。

「なぜなぜ期」は思考力が発達するとも言われているので、年齢によって変わってくるのでしょうね。

「反抗期」の意味とは?期間はいつからいつまで?特徴はどんな感じ?

  • 2・3歳から始まるイヤイヤ期を「第一反抗期」
  • 6歳ごろから低学年の子供に多くあるのが「中間反抗期」

です。

「イヤイヤ期」は前述したとおりですが、「中間反抗期」というのは、子供が自分で考え行動したいという気持ちが強くでます。

6歳ごろになれば、語彙も増え、体も自分が思うように動かすことができます。

社会性も成長し始めるので、周りがどう思っているのか敏感になり始める頃です。

自分の考えが周りの大人たちと違うと、自分の意志を通そうと反抗的な態度をとってしまいます。

うちの子供はピアノを習っていますが、練習に口を出すと「なんで言うの!あっちに行って!」と言われ、その日の機嫌は最悪です。

子供にとって良かれと思ってしたことや言ったことが、本人の意志が入っていないとなれば、途端に全力で拒否られてしまうので、親としても気を揉んでしまいますね。

「イヤイヤ期」「なぜなぜ期」「反抗期」の違いは?

「イヤイヤ期」「なぜなぜ期」「反抗期」の違い

  • 「イヤイヤ期」は、自己主張が強くなり、自己表現がうまくできないことから起こる拒否・拒絶の反応です。
    • 1歳半~4歳くらいの子までに多い
    • 親や周りが何を言っても「イヤだ!」と言って泣き喚いてしまい、一度泣き始めると手が付けられない状態になります。
  • 「なぜなぜ期」は、子供の好奇心からくる「なんで?なんで?」という言葉攻めです。
    • 2歳~6歳頃まで続きます。
    • 何でも知りたい!という気持ちから、口を開けば「なんで?どうして?」という質問が出てきて、時には親も困るような質問をしてきます。
  • 「反抗期」は、自分の考えをなにが何でも通したいという意志表示の表れです。
    • 6歳頃から低学年の子によく表れます。
    • 自分で考えて行動したいという思いが強く、また周りの意見にも敏感に反応します。
    • 自分の意見を通そうと、親や大人に対して反抗することが多くなります。

さいごに

「イヤイヤ期」「なぜなぜ期」「反抗期」。

この3つは、どれも脳や心の成長にとって欠かせない時期になります。

一時的なものとはいえ、毎日対応する親にとっては、辛い時期になるでしょう。

また時期が重なっていることもあり、「いやいや」と「なんで?」の繰り返しに疲れてしまった…ということもあります。

親にとっては本当に苦しい時期ですが、乗り越えてしまえば、子供は一気に成長しますよ。

我が家の子供たちも、つい最近までは、あれもこれもと手がかかっていたように思います。

でも今では、自分で考えてやってみる!失敗したらそのとき考える!という力がついてきているようです。

まあ、子育ては一進一退なので、うまくいく日ばかりではありませんが。。

子供の大事な成長過程だと思って、親であるあなたも、長い目で見守ってあげてくださいね。

-子育て, 言葉の違い