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4月 違いは?

春キャベツ 新キャベツ キャベツの違いは?特徴を比較してみた

春キャベツと新キャベツとキャベツの違い

驚愕!春に収穫されるキャベツ春キャベツではなかった!

 

 

そろそろ春キャベツのおいしい季節ですね。

パスタやサラダに使うと甘くて最高でーす(^^)

 

スーパーマーケットには、普通のキャベツ春キャベツが隣同士で並んでいますよね。

はたまた、八百屋さんに行くと、今度は新キャベツとして売られています。

 

「んっ?どれを買ったらいいんだ?」って迷ってしまいませんか?

 

 

この普通のキャベツ、春キャベツ、新キャベツ。
なにがどう違うのでしょうか?

 

「春に出回るから、春キャベツ?」と単純にはいきません。

 

私も過去に、ロールキャベツに春キャベツを使って、
ベチャベチャになってしまった経験があります(T_T)

 

 

実は、同じキャベツの仲間でも、
普通のキャベツと春キャベツは、全く違うものだったのです!

 

でも、それぞれの違いを知っていれば、
その日の料理に使うベストなキャベツを、迷わずに選択をすることができますよね!

 

 

そこで今回は、普通のキャベツ・春キャベツ・新キャベツの、

  • 品種の違い
  • 特徴の違い
  • 用途の違い

 

について順に見て行きましょう!

 

 

この記事でキャベツの違いを理解して、
おいしい料理を旦那さんに作ってあげてくださいね!

 

それでは参りましょう!

 

 

品種の違い

 

キャベツは、今でこそ1年中出回っていますが、元々は冬だけの野菜だったんですよ。

 

しかし、暖かい気候でも収穫できるように、幾度となく品種改良が重ねられてきました。

 

なぜなら、昭和の時代には「健康野菜といえばキャベツ!」と
誰もが言うくらい人気が高かったからなんですよ。

 

 

キャベツの品種はたくさんありますが、代表的なものが次の3つです。

  • 寒玉(かんだま):一般的なキャベツ。冬キャベツとも呼ばれる。旬は11月~2月
  • 春系:寒玉を改良したもの。いわゆる春キャベツ。旬は3月~5月
  • 夏秋(かしゅう):夏から秋にかけて収穫されるもの。高原キャベツとも呼ばれる

 

キャベツを栽培している土地の気候に合わせて、品種を改良しているので、
私たちは一年中キャベツを食べられるんですね!

 

 

ちなみに今回のテーマからは外れますが、
夏秋キャベツとは、夏から初秋(7月~10月)にかけて収穫されるキャベツです。
葉は薄くて、やや硬いという特徴があります。

 

 

これまでで、普通のキャベツ=寒玉、春キャベツ=春系ということがわかりました。

では、新キャベツとは何なのでしょう?

 

 

実は、春キャベツとは品種名であって、春だけではなく、一年中出回っています。

 

しかし、野菜には旬の時期があり、
その出始めには、新◯◯と呼ぶのが一般的となっています。

例えば、新たまねぎや新じゃがいもなどですね。

 

新キャベツとは、春キャベツの出始め(3月~4月)のことを
特別にそう呼んでいるだけだったのです!

なので、新キャベツと春キャベツに品種の違いはありませんよ。

 

 

特徴の違い

 

新キャベツ≦春キャベツということがわかりましたので、
普通のキャベツと春キャベツの特徴の違いを見て行きましょう!

 

 

普通のキャベツ(寒玉)の特徴とは

 

寒玉キャベツ

 

  • 形:楕円
  • 重さ:ずっしり重い
  • 硬さ:巻きがしっかりしていて、硬い。(※1)
  • 色:薄い緑色。芯の方は白に近い
  • 味:寒玉と呼ばれるだけあって、冬場は特に甘みが増す(※3)
  • 値段の相場:1玉150円~200円

 

 

 

春キャベツ(春系)の特徴とは

 

春キャベツ

 

  • 形:丸くて小ぶり
  • 重さ:葉っぱは薄くて巻きが緩いので軽い
  • 硬さ:柔らかい
  • 色:鮮やかな黄緑色
  • 味:みずみずしく甘い。芯に近い方は特に甘い
  • 値段の相場:1玉200円~250円(※2)

 

(※1)普通のキャベツと春キャベツの違いは、
実際に千切りにして比べてみるとよくわかりますよ!
普通のキャベツはシャキシャキとした歯ごたえで、
春キャベツはレタスに近い感じの食感です。

 

(※2)春キャベツの値段が割高なのには理由があります。
キャベツは暖かくなると成長が速くなります。
成長が速いということは収穫するタイミングが短く、
難しいので、取り扱う農家が少ないのです。
春キャベツの生産量が少ない上に、人気が高いので、値段がお高めなんですね。

 

(※3)普通のキャベツと春キャベツの栄養成分はほぼ同じです。
キャベツは健康野菜とも言われ、栄養が豊富に含まれています。
ビタミンA、B1、B2、B3、B5、B6、B9、C、U、K
カルシウム、鉄分、マグネシウム、リン、カリウム、亜鉛などです。
中でも、特徴的なのは、ビタミンUビタミンCです。
ビタミンUは胃腸の粘膜を保護する働き、
ビタミンCは皮膚の老廃物を吸収し、血液の循環を良くする働きがあるんですよ(^^♪

 

 

用途の違い

 

普通のキャベツ・春キャベツの特徴の違いがわかったところで、
それぞれに向いた料理にうまく使っていきたいですね!

 

普通のキャベツ

寒玉は、加熱することでより甘味が引き立つ
→じっくり加熱して食べるのがオススメ(^^)v

水気が出にくいので、炒めものでもOK
ロールキャベツ、お好み焼き、餃子などがgood!

 

 

春キャベツ

春系は、葉も芯も薄く、火が通りやすい
→やわらかい食感を活かすなら、加熱をしすぎない食べ方がオススメ。

ということで、やっぱり甘みを楽しみたいのならサラダが一番!
生でバリバリ食べるのが最高です。
他にも、ピクルスや浅漬もおいしいですよ~♪

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

 

普通のキャベツ・春キャベツ・新キャベツの違いがわかっていただけましたか?

 

わかりやすくまとめましょう!

  • 普通のキャベツと春キャベツは品種が違う
  • 品種が違うので、形・色・硬さ・重さ・味などの特徴も違う
  • 春キャベツと新キャベツは品種は同じだが、市場に出回る時期で呼び方が変わる

 

ということです。

 

料理に使う時の向き不向きもありましたね!

 

 

あなたが実際にそれぞれのキャベツを購入して、
おいしい料理に活かしていただければ、私も嬉しいです。

 

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