日傘と雨傘って簡単に見分けられるの?
夏になると急な雨が多いし、日差しも強いですよね!
そんな時に活躍するのが日傘と雨傘。
日傘と雨傘の違いは、読んで字のごとく、
- 日傘・・・太陽からの紫外線を守るために使うもの
- 雨傘・・・雨が降っているときに使うもの
だし、
また、英語では、
- 日傘=parasol 、sunshade
- 雨傘=umbrella
と、言葉だけだったら、おぼろげな違いはわかると思います。
でも、以前に買ってあって、久しぶりに出してきた傘が、
「あれ?これって日傘?雨傘?どっちだったっけ?」
って思うことってありませんか?
そう、頭ではわかっていても、実際に見分けるとなると、
困ってしまうんですよね(T_T)
最近は、晴雨兼用タイプってのもあるみたいだし・・・
そこで今回は、
- 日傘・雨傘の見分け方
- お互いに代用(雨で日傘、晴れで雨傘を使用)できるの?
の順で、日傘と雨傘の違いについて、
分かりやすくお伝えしていきますね!
それぞれの違いがわかると、
- 雨の日に日傘をさしてビチョビチョになっちゃった
- 晴れの日に雨傘をさして暑苦しかった
な~んてこともなくなりまーす(^^)v
それでは参りましょう!
日傘・雨傘の見分け方
日傘と雨傘の違いは、
生地とコマの大きさ、石突の長さにあります。
各部の名称
コマ・・・傘を広げた時に、
生地が張られてある部分
石突・・・傘の先端の、閉じた時に地面を突く部分
下の表にそれぞれの違いをまとめてみました!
日傘 | 雨傘 | |
生地 | UV加工がされている 材質は綿、麻、 | 防水加工もしくは 撥水加工がされている材質は高密度ナイロン、 ビニール、ポリエステル |
コマの大きさ | 小さい | 大きい |
石突の長さ | 短い | 長い |
コマの大きさに関しては、日傘と雨傘の用途を考えれば、
納得できます。
つまり、日傘は、上半身だけ日光を遮ればいいので、小さめに、
また、雨傘は、横殴りの雨でも、
下半身まで濡れないようにしなければいけないので、
大きめに作られているというわけです。
次に、日傘と雨傘の簡単な見分け方です。
上の表でも言ったように、日傘と雨傘には、
「水を通すか通さないか」の違いがありましたよね。
実は、雨傘は水と同様に、空気も通さないんですよ。
そこで、あなたがやることは、傘の生地の部分に
口を押し当てて、息をプーッと吹いてみてください。
その時、生地の向こう側で手をかざして、
- 息を感じることができれば→日傘
- 息を感じることができなければ→雨傘
というふうに、日傘と雨傘を見分けることができま~す♪
簡単ですよね!
ただ、最近は、晴雨兼用タイプの傘も出回っていて、
単純に「日傘と雨傘だけ分かればいいや!」
というふうには行きません。
なので、この兼用タイプに関しては、
次の章で詳しく見て行くことにしましょう!
お互いに代用(雨で日傘、晴れで雨傘を使用)できるの?
ここまでで、日傘と雨傘の違いと見分け方がわかりました。
あなたが、日傘と雨傘の区別がついているにもかかわらず、
「この雨傘、日傘みたいでオシャレなんだけど、
日傘の代わりにならないのかなぁ?」
なんて思ったことありませんか?
結論から言いますと、
「代用は可能であるが、現実的ではない」
ですね!
なぜなら、
- 日傘には紫外線をカットする
- 雨傘には雨風を防ぐ
という、本来の目的があるからです。
例えば、日傘に下のような撥水スプレーをすれば、
雨の日に簡易的には使用可能です。
|
しかし、日傘はコマの大きさが小さいために、
どしゃ降りの雨だったら、足元がビショビショになってしまいます。
また、雨傘(特に黒色)の場合、紫外線はカットできるのですが、
風通しが悪いために、暑苦しく感じます。
だから・・・
お互いの代用は現実的ではないのです!
そこで登場するのが、兼用タイプなんですね。
兼用タイプは、日傘と雨傘のいいとこどりをしている傘で、
雨の日でも、晴れの日でも使える優れもの。
この兼用タイプがあるからこそ、
日傘と雨傘、それぞれの代用を考えなくてもいいんですね!
ここで、兼用タイプを購入する時に、注意してほしいことがあります。
兼用タイプには、2つの種類があって、
- 晴雨兼用タイプ
- 雨晴兼用タイプ
といいます。
なんだか、ネーミングがややこしいですね😵
この2つの違いは、
- 晴雨兼用タイプ⇒日傘に防水加工がされている
- 雨晴兼用タイプ⇒雨傘にUV加工がされている
なんですよ。
ということは、自分の使い道によって、
どちらを買うのか、ハッキリしないといけませんよね!
例えば、急などしゃ降りに備えて、
コマが大きい方がいいのなら、
「雨晴兼用タイプ」を買おう!
といった具合に・・・
これからは、売っている傘のタグに、
「晴雨」なのか「雨晴」なのか、
どちらが書かれてあるかをよく見て、
兼用タイプを購入してくださいね(^^)v
さいごに
いかがでしたか?
「傘にも色々な種類があるんだなぁ」と
改めて感じたのではありませんか?
でもこれで、バッチリ見分けることができますよね!
ちなみに、近頃の男性の多くは、
日傘=お嬢様が使うもの
といったイメージを持っているそうです。
「強い女性」が好みの草食系男子が多いので、
日傘女子はモテないらしいですね(T_T)
なら、これからは日傘よりも、オシャレな帽子という
選択肢もアリなのかもしれません。
でも、日傘は日傘の良さがあるので、今回のテーマでもある
「傘の使い分け」がうまくできるようになりたいものですね!