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「介護実習で学びたいこと」の書き方を例文で解説!目標や意気込み・頑張りたいことがネタ切れにならないコツは?

介護実習 学びたいこと 書き方
なや美

介護実習生です。

毎日、実習目標を立てるのが難しいです。

毎回違う目標を立てなければいけないし、ネタが切れそうなんです。

どうしたらいいでしょうか?

その悩み、分かります。

私も入職したての際の、一ヶ月間課された実習記録にはさんざん悩まされました。

でも大丈夫ですよ。

学びたいことや目標の書き方には、

  • 書くためのコツ
  • 守るべきポイント

これらが存在し、きちんと守れば、書くのも楽になりますよ。

あなたもこれからお話しすることを聞いていただければ、実習記録のつけ方がわかるようになります。

また、書くポイントを押さえられるから、あなたの頑張り具合が記録ににじみ出てきますよ。

それでは介護実習と実習記録の書き方についてお話ししていきますね。



認知症の利用者様やご家族にずっと付き合えなくても、スマホから確認できて、これなら安心ですね。


介護実習で「学びたいこと」「意気込み」「頑張りたいこと」の書き方は?例文で解説!

介護実習における

  • 「学びたいこと」
  • 「意気込み」
  • 「頑張りたいこと」

これらは基本的にどれも同じ内容です。

ただし、多少書き方が異なるため、それぞれの例文を挙げてみますね。

学びたいことの例文

片麻痺の利用者様への歩行介助の方法について学びたい。

学びたいことは主に、実習時に自分が出来ないけど、後々出来るようになりたいことを書きましょう。

意気込み・頑張りたいことの例文

全ての利用者様の顔と名前を覚えて適切な対応ができるようになりたい。

意気込みと頑張りたいことは同じことです。

利用者様に触れないような、実習期間にも出来ることを書くとよいでしょう。

介護実習で「学びたいこと」「意気込み」「頑張りたいこと」の書き方のコツや注意点は?

介護実習で「学びたいこと」「意気込み」「頑張りたいこと」の書き方のコツや注意点は以下の通りです。

  • 具体的に書く
  • 前日の実施内容に基づいて書く
  • よく知りたいことについて書く

それぞれについて説明しますね。

書き方のコツ1:具体的に書く

実習の目標に関わることを、具体的に書きましょう。

なぜなら、実習で学ぶことが曖昧だと、あなたも施設スタッフもどうすればよいか分からなくなるからです。

「移乗介助を学びたい」や「レクリエーション活動を頑張りたい」と書いても、対象者が誰か分かりません。

片麻痺の方なのか、麻痺はないが自力で車椅子に乗れないのか、どちらか分かりませんよね。

また、レクリエーションとひとことで言っても種類は様々です。

どんな方を目的としているのか、またはどこまで動ける方を対象とするかを書く必要があります。

よって、具体的に書くことが重要です。

書き方のコツ2:前日の実施内容に基づいて書く

あらかじめ実習で実施したことに基づいて書くことがコツです

あらかじめ体験したからこそ、知りたい内容というのも出てくるからです。

前日に移乗介助を見学したから、「なぜ移乗時に腰を落とすのか?」を学びたいなど、新たな学習への道筋が見えてきます。

よって、前日の実施内容に基づいた内容にすることは、コツにも注意点にもなってきます。

書き方のコツ3:よく知りたいことについて書く

あなたがもっとよく知りたいことを、「学びたいこと」や「頑張りたいこと」に入れるとよいでしょう。

実習記録は施設スタッフも目を通し、そこに着目した指導をしてもらえるからです。

なぜ利用者様によって食事形態が違うのかについて知りたい場合、「食事形態の意味合いを学びたい」と書くことも良いです。

また、利用者様の日常生活動作(ADL)を知るために、「利用者様のインテーク(施設入所時の面接の内容)を調べたい」とすることもよいでしょう。

あなたが今知りたいことを取り込むことで、書きやすくなりますよ。

介護実習での毎日の目標の立て方は?ネタ切れにならないコツは?

では毎日の目標がネタ切れしないようにするにはどうしたらよいでしょうか。

私ならば以下のようにします。

  • 同じような目標でも対象や視点を変える
  • 移乗や食事介助、入浴介助を何日かおきに目標にする
  • 同じ目標ならば、目標の段階を変える

それぞれについて説明しますね。

ネタ切れにならないコツ1:同じような目標でも対象や視点を変える

同じような目標でも対象や視点(切り口)を変えてみましょう。

同じ介助をするにしても、全く同じように出来るとは限らないからです。

ほぼ自力で食事できる方の場合と、片麻痺の方の場合は、視力が悪い方の場合など対象は様々です。

それぞれについての学習を目標にすることで、同じ内容でも数日分の目標に変えられます。

よって、目標の対象や視点を変えることでネタは多数できます。

ネタ切れにならないコツ2:移乗や食事介助、入浴介助を何日かおきに目標にする

介助の種類を何日かおきに目標にしましょう。

毎日同じ目標にすると、努力が足りないと思われてしまいかねないから。

そこで、移乗・食事介助・入浴・レクなど日替わりにして、ローテーションすると目標も入れ替わり、新鮮味が出てきます。

その上、違う目標の中に新たな目標が見えることもあります。

よって、何日かおきに目標にすることも有用です。

ネタ切れにならないコツ3:同じ目標ならば、目標の段階を変える

目標への段階を変えてみましょう。

あなたが最初から出来ることは、ごく限られているからです。

  • 今日は見学のみ
  • 明日は実践に少し携わらせていただく

とするだけでも目標にできる日数は増えます。

また、徐々に目標の段階を上げることで、あなたのやる気も伝わりやすくなります。

したがって、目標の段階を変えることも一つの手段です。

こちらの書籍が参考になります。


「介護実習で学びたいこと」のさいごに

介護実習の記録は、最初は難しく感じることでしょう。

でも、介護記録をつけることは、とても重要なのです。

大それたことを目標にする必要はありませんよ。

あなたの本当に知りたいことや行いたいことを目標にしてくださいね。

どれだけ真面目に書き起こすかで、あなたの実力を向上することにもつながります。

落ち着いて、丁寧に書いてみてくださいね。

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