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勉強法

不定詞と動名詞の使い分けは?中学生はこの見分け方と覚え方でバッチリ!

不定詞 動名詞 使い分け コツ

 

「この場合は不定詞?動名詞?どっちを使えばいいの?」

 

英語の文法では、使い分けがややこしいものがありますよね。

似ているけど使い分けないといけないもの。

不定詞と動名詞は、その代表ではないでしょうか。

 

不定詞と動名詞は、どちらも名詞句になります。

だから一見、どちらを使っても良さそうな気がしますが、実はそうではありません。

動詞によって後ろに不定詞が来るのか、動名詞が来るのか、選ばないといけないんです。

 

「動詞によって違うなんて、覚えるの大変そう」

確かに最初は、頭がこんがらがるかもしれません。

ですから、ただ覚えるだけではなく、どのように覚えたら良いのか、今回はご紹介していきます。

少しでもあなたの英文法への苦手意識が減ると良いなと思います。

 

 

不定詞と動名詞を使い分けるのはなぜ?理由は?

 

どうしてわざわざ不定詞と動名詞を使い分けないといけないのでしょうか。

そもそもの、動名詞と不定詞について軽く説明しますね。

 

動名詞とは、名前の通り動詞を名詞化したものです。

例えば、

  • I like playing soccer. (私はサッカーをすることが好きです。)

このように、”playing soccer “で「サッカーをすること」という名詞句を作っています。

 

不定詞も動名詞と役割は同じで「〜すること」を表します。

動詞の後におくと「〜することを」という目的語になります。

 

ですから、

  • I like to play soccer. (私はサッカーをすることが好きです。)

このように、”to +動詞の原型”で「〜すること」を表します。

 

ここまで聞くと、どちらを使っても同じではないかと思いますよね。

実は、分かりやすいイメージがあります。

 

不定詞の”to”ですが、どこかへ向かう「〜へ」という意味を持ちます。

ですから、

「これからその動作をすることに向かう」=「これから行う動作」

というイメージになります。

 

一方で動名詞には、2つのイメージがあります。

  • 現在進行形の形と同じ構造(動詞+ing)ですから、今まさに〜している
  • 「向かわない」

という、この2つのイメージです。

これは不定詞の「向かう」イメージの反対と思ってもらえたら良いです。

 

ここまで聞いてもイマイチしっくりきませんよね。

実際に例を挙げながら、分かりやすい使い分けを紹介していきます。

 

 

超簡単!不定詞と動名詞の使い分けるコツと覚え方がコレ

 

不定詞は「これから向かうイメージ」と紹介しました。

これはどういうことなのか。

 

みなさんがよく知っている不定詞、

  • want to~ 「〜したい」

はよく見ると、これから向かうイメージだと分かります。

これから私は〜がしたい!ということです。

これを踏まえるとどうでしょう。

 

不定詞を伴う動詞には、want, hope, need, promise, try, decide, learnなどがあります。

  • want to ~: ~したい
  • hope to ~:~したい
  • need to ~ :~する必要がある
  • promise to ~ :~する約束をする
  • try to ~ :~しようとする
  • decide to ~ :~すると決心する
  • learn to ~ :~するようになる

 

全て「向かうイメージ」がつきやすくはなったのではないでしょうか。

 

次は動名詞です。

動名詞はまず1つ目の「今まさに〜しているイメージ」と紹介しました。

これはイメージがつきやすいと思います。

代表的なものとしてはenjoy~ing 「〜することを楽しむ」です。

 

他には

  • carry on ~ing :~し続ける
  • imagine ~ing :~することを想像する
  • consider ~ing :~することを考える

 

これらは今まさにしているというイメージがつきますよね。

 

2つ目に紹介した「向かわないイメージ」とは消極的な気持ちを表すものです。

例を挙げますと、finish ~ing 「〜することを終える」です。

終える時点で向かおうとする気持ちはありませんね。

 

他には、

  • avoid ~ing :~することを避ける
  • escape ~ing :~することから逃げる
  • mind ~ing :~することを嫌がる
  • give up ~ing :~することを諦める

 

全て消極的なイメージがつきやすいのではないでしょうか。

そして最後に不定詞と動名詞のどちらが直後に来るかによって、意味が大きく変わるものを紹介します。

  • forget to ~ :〜することを忘れる(未来)
  • forgetting:〜したことを忘れる(過去)

 

  • remember to ~ :〜することを覚えている(未来)
  • remembering:〜したことを覚えている(過去)

 

これらはよくわからなくなる方が多いと思います。

そういう時はto不定詞=向かうイメージ=未来のこと

このように思い浮かべると分かりますよ。

 

 

さいごに

 

今回は英語を苦手になってしまう要因の英文法の中から、不定詞と動名詞の使い分けについて紹介しました。

参考になったでしょうか。

英語は小さなことの積み重ねが全てです。

私も中学生の時は英語に苦手意識を持っていましたが、コツコツと小さなことを追求したことで約1年(中3〜高1)で英語を得意科目にできました。

受験でも英語は強力な武器になりました。

 

苦手意識を持っている間はすごくしんどいですが、その努力が必ず糧になります。

少しずつ英語に対する苦手意識が減らせたらぐんぐん伸びます。

頑張ってくださいね。

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