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【分詞構文】主語が違う場合はどうする?省略するのはどんな時?否定文の作り方や受動態になる理由もわかりやすく解説

分詞構文 主語が違う場合

「分詞構文の主語が違う場合(独立分詞構文)がわかりづらく、難しい!」

 

分詞構文の基本的な形は、分詞句の「意味上の主語」と「主節の主語」が原則として同じです。

しかし主語が異なる場合もあるのです。

このような分詞構文のことを「独立分詞構文」と言います。

 

なんか難しそう、、、と思いますよね。

でも大丈夫です。

今回は、独立分詞構文を分かりやすく解説していきますね。

 

 

独立分詞構文とは?主語が違う場合はどうする?

 

独立分詞構文であっても、通常の分詞構文と考え方は同じです。

例文と一緒に見ていきましょう。

 

例文

(A)She told me about her fiancé.(彼女は婚約者のことについて語ってくれた)

(B)Her eyes were shining.(彼女の目は輝いていた)

(A)+(B)→She told me about her fiancé, her eyes shining.
(目を輝かせて彼女は婚約者のことについて語ってくれた)

 

(A)の主語は「She」

(B)の主語は「Her eyes」

なので、それぞれの文の主語は違います。

分詞構文(A)+(B)にすると、分詞の前に意味上の主語が置かれます。

この場合の意味上の主語は”her eyes(彼女の目)”ですね。

 

分詞構文の中でも、このような主語が違う場合を独立分詞構文と言います。

 

分詞句の意味上の主語と分詞が受動の関係にある場合は過去分詞となります。

例えば、

例文

(A)The woman sat on the sofa.(女性はソファに座っていた)

(B)Her legs were crossed.(足を組んでいた)

(A)+(B)→The woman sat on the sofa, her legs crossed.
(女性は足を組んでソファに座っていた)

 

この場合の意味上の主語は”her legs(彼女の足)”ですね。

足は自発的に組んでいるわけではなく彼女の意思によって組まれているので受動態になります。

一つ目の例文は”目が”輝いているので受動態ではなくing形になるのです。

 

 

【独立分詞構文】主語が違っても省略する場合はあるの?

 

主節の主語と意味上の主語が異なる場合は省略してしまうと文の意味が通じません。

ですから省略はしません。

 

例えば、

  • She told me about her fiancé, her eyes shining.

この文章の意味上の主語(her eyes)を省略してしまうと、日本語の意味として次のようになります。

「彼女は輝きながら彼女の婚約者について語ってくれた」

 

輝いているのが目ではなく彼女自身になってしまいます。

どう考えてもおかしいですよね。

 

独立分詞構文の作り方は、基本の分詞構文と同じです。

意味上の主語を省略せずに作れば大丈夫です。

 

例えば上の文章でも述べたものだと

(A)She told me about her fiancé.

(B)Her eyes were shining.

このAとBの文章の主語は違いますよね。

 

これを省略してしまうと文の意味が通らなくなりますので、

(A)+(B)She told me about her fiancé, her eyes shining.
(彼女は目を輝かせながら彼女の婚約者のことについて語ってくれた。)

となります。

 

簡単にいうと、意味上の主語がある節を分詞にして、主節にそのままくっつけるという感じです。

 

 

【独立分詞構文】主語が違う場合の否定文の作り方は?

 

主語が違う場合の否定文はどうでしょう?

否定文の作り方は、分詞の前に「not」をつけます。

肯定文と同じく、主語は省略しません。

 

例文で解説します。

(A)The dog isn't trained properly.(犬は適切に訓練されていません。)

(B)I felt uneasy with the dog.(その犬に不安を感じた。)

 

このAとBの文章の主語は違いますよね。

よって、独立分詞構文は

(A)+(B)The dog not being trained properly, I felt uneasy with it.

となります。

独立分詞構文の場合は「being」も省略できませんので、注意してくださいね。

 

 

【独立分詞構文】なぜ受動態になるの?

 

受動態になるのは、意味上の主語と分詞が受動の関係にある場合です。

その動作と意味上の主語の関係を考えると分かりやすいです。

 

上で説明した例文を見てください。

(A)She told me about her fiancé.(彼女は婚約者のことについて語ってくれた)

(B)Her eyes were shining.(彼女の目は輝いていた)

(A)+(B)→She told me about her fiancé, her eyes shining.
(目を輝かせて彼女は婚約者のことについて語ってくれた)

 

この例文は意味上の主語と分詞が能動の関係にあります。

“目が”輝いている。

 

では二つ目の例文を振り返ってみましょう。

(A)The woman sat on the sofa.(女性はソファに座っていた)

(B)Her legs were crossed.(足を組んでいた)

(A)+(B)→The woman sat on the sofa, her legs crossed.
(女性は足を組んでソファに座っていた)

 

この例文は意味上の主語と分詞が受動の関係にあります。

“足が”組まれている。

 

意味上の主語と分詞の関係性で判断してみてください。

人の体の部位は基本的に受動的に行われることが多いです。

 

例えば「腕を組む」「指を絡める」これらは全て受動的に行われる行為です。

「腕を組む」→「腕が組まれている」

「指を絡める」→「指が絡められている」

となります。

 

一方、

「目を輝かせる」→「目が輝いている」

ので能動的になるわけです。

「目が輝かれている」は日本語的にもおかしいですよね。

 

腕や指は自ら行動を起こしません。

人間が意図して行なっているものです。

その動作が意図して行われていない場合は受動態になります。

 

 

さいごに

 

分詞構文は慣れるまで難しいかもしれませんが、意味上の主語に着目してみると理解しやすいですよ。

今回の解説で、少しでもあなたの理解が深まっていただけたら、私も嬉しいです。

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