「塾に行かなくても大学受験に合格することができるの?」
友達は塾に行っているのに、自分は行っていない。
本当に塾なしでも大学受験に受かるのでしょうか?
別に塾に行っていなくても大学受験に落ちるわけではありません。
塾はより勉強しやすい環境になっているだけです。
つまり、塾に行っていなくても大学受験に合格することは可能です。
そこで今回は、塾に通っていない高校生でも、大学受験に合格する方法についてお伝えしていきます。
塾なしで大学受験に合格するには?
塾に行くメリットをちょっと考えてみてください。
大学受験に受かるためには…
- 静かに勉強ができる場所
- 集中して勉強ができる場所
- わからない部分があればすぐに聞ける
これらのことがそろっていれば良いのです。
あとは、自分の勉強の効率(質と量)だけです。
受験勉強は、今までの学校の勉強とは異なります。
学校での勉強の仕方は、教師によって教えてもらった内容を覚えたら、テストで点をとることができます。
しかし、大学受験の場合は誰も教えてくれません。
要するに、高校時代は勉強時間に比例して学力が身に付きました。
しかし大学受験の場合、勉強の質によって、合格力が身についてきます。
例えば数学の場合、高校の頃は教師に教えてもらったことを復習すれば簡単に良い点を取れました。
大学受験ではそうは行かず、自分で勉強の方法を考えて行かないといけません。
分からないところがあれば、学校の教師が教えてくれますが、1〜10までの全ては教えてくれません。
これは自分で問題解決をする力をつけさせようとしているのです。
つまり、勉強の質と量をこなすのが大学受験に合格するための第一歩です。
別に、自分が集中して勉強できる環境・場所ならば、塾でなくてもどこでも良いのです。
無理に他人に合わせず、受験のその日まで、自分自身を貫いて行くべきです。
塾なしで大学受験に合格する計画の立て方は?
まずは、最終的な目的を明確に思い浮かべて、それに沿って小さな目標を立てていきましょう。
「目的が明確になっても目標が立てられない」と言う者は、学校の先生や先輩を頼ると良いです。
最終的な目的が明確にならないと、当然途中にある目標も立てることができません。
目的が明確であればある程、目標も立てやすくなります。
例えば、自分が「同志社大学に入りたい」と思っていて、滑り止めに「近畿大学を受けよう」と考えていたとします。
「受験日の4ケ月位前までに基礎をしっかりと抑えることを目的として、この日はこの科目を完璧にする!」等、目的を完遂するために逆算をするのです。
つまり、何か目的を明確に表してから、逆算して目標を決めるようにすると良いです。
できれば、友達同士でお互いの進捗状況を確かめ合うといいですよ。
「やりたくない」と思っている受験勉強にも、同士がいればおのずと受験勉強に身が入ります。
塾なしの場合!勉強場所の工夫やアイデアなどは?
自分が勉強に集中できる場所ならば、どこでも良いと思います。
無理に友達がやっている場所で勉強をしても、自分が勉強しにくい環境なら、まったく意味がありません。
まずは、自分にあった勉強がはかどる場所を探しましょう。
そこから、もっと勉強しやすい環境にするために、自分なりに工夫をしていくべきです。
友達にとって勉強しやすい環境でも、自分が少しでも「勉強に集中できない」と思う環境なら避けましょう。
無理をしても自分のためにならないですよ。
さらに、そこで自分なりに勉強しやすい環境に整えるのも大変ですからね。
例えば、友達と毎日一緒に勉強するとして、友達の勉強しやすい環境は「にぎやかな場所で話しながらすること」だとします。
一方、自分が勉強しやすい環境が「静かな場所でゆったりとした穏やかな音楽を聞きながらすること」だとしましょう。
この場合、友達に勉強場所を合わせたところで、自分はちっともはかどりませんよね。
それよりも自分が勉強しやすい環境の方がよっぽどはかどります。
重要なのは、まずは自分にあった勉強場所を探すところから始めること。
そのあとで、分からないところを教えあえる友達と勉強をすると、自分一人でやるよりも確実に効率が上がります。
さいごに
受験勉強の計画は、
- 自分が「どこの大学に入りたいのか」を考える
- 自分の実力・その大学の出題傾向を見て、「いつまでに基礎を押さえておくべきか、逆算して一週間でこれくらいまで理解しよう」を考える
このような手順で立てて行くべきです。
受験勉強に適した勉強場所は人によって異なってきます。
ですので、なるべく早く自分に最も適した勉強場所を見つけていくべきです。
その場所が見つかるまでは、学校の図書室や、友達を誘って図書館で勉強をする事をおすすめします。
未来は常に空白です。
自分の努力次第で何色にも染まることができます。