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7月 違いは?

甚平と浴衣の違いは?女の子に人気なのはどっち?

甚平と浴衣の違い

甚平浴衣って、何が違うの?
女の子に着せるならどっち?

 

 

夏の楽しみと言えば、夏祭りや花火大会!

 

今年の花火大会には、
「お子さんに甚平か浴衣を着せてあげよう!」
と思っているのではありませんか?

 

 

甚平と浴衣って、子供が着ているのを見ると、めちゃくちゃカワイイですよね~♪

 

生地がよく似ているので、
上半身だけだったら、甚平なのか浴衣なのか
見分けがつきにくいですよね?

 

そもそも甚平と浴衣の違いって何なのでしょうか?

 

 

パッと見だと、下がズボンになっているか、なっていないか
だけの違いだと思いがちです。

 

仮にそうだとしたら、わざわざ「甚平」とは呼ばずに、
もっと違った、例えば半浴衣とか、浴衣ズボンなどの
ネーミングになっていたかもしれません。

 

ということは、
甚平と浴衣には、見た目だけではない、別の違いがありそうですね!

 

 

そこで今回は甚平浴衣の・・・

  • 形状の違い
  • 歴史の違い
  • 用途の違い
  • 女の子はどっち?人気は?

 

について、わかりやすくお伝えしていきますね(^^)v

 

 

「今年は子供に甚平、浴衣のどっちにしようか?」
迷っているあなたにも、きっとスッキリしていただけますよ!

 

 

それでは参りましょう。

 

 

形状の違い

 

甚平がセパレートで、下が半ズボンなのに対し、
浴衣はワンピースなのは先に言ったとおりです。

 

その他にも、帯の有無に違いがあるんですよ。
(下表参照)

甚平短めで、筒袖(袂がない)なし。襟先と脇についた紐を結ぶ
浴衣長めで、振り袖(袂がある)あり。着物と同様

 

 

 

 

歴史の違い

 

甚平と浴衣には、発達してきた歴史にも違いがあります。

それぞれ順に見て行きましょう!

 

 

甚平の歴史

 

甚平の歴史は意外に浅く、一般的に普及されたのは
大正時代なんですよ。

 

甚平の名前由来となっているのは、
それまで庶民が来ていた袖無し羽織(そでなしばおり)が、
戦国時代に武士が着用していた陣羽織(じんばおり)
似ていたからだと言われています。

陣羽織→甚兵衛羽織→甚平

のようなネーミングの流れだったんですね!

 

 

現在の甚平は、セパレートの半ズボンタイプが一般的ですが、
この形になったのは昭和40年代以降なんですよ。

それまでは、丈の長いワンピースだったんです。

 

 

浴衣の歴史

 

浴衣のことを「ゆかた」と読むのは、完全に当て字ですよね。

 

平安時代入浴の際に着用された湯帷子(ゆかたびら)
言葉が短くなって”ゆかた”と呼ばれるようになりました。

 

その後、湯上がりに着るようになり、
汗や水分をよく吸収するので、爆発的に普及しました。

 

だから”浴衣”という漢字が使われるようになったんですね!

 

 

用途の違い

 

甚平、浴衣の歴史を紐解いてみるとわかるように、
元々の使われ方が違うのです。

 

ということは、現在でも、甚平と浴衣に用途の違い
あるはずですよね!

 

そこで次は、それぞれの用途を詳しく見て行きましょう。

 

 

甚平の用途は?

 

祭りに行くと、甚平を着ている人を、今でこそよく見かけますが、
元々甚平は部屋で着るためだけのものでした。

 

 

そして着る対象は、大人の男性子供(男女)なんです。

 

 

大人の女性が甚平を着るようになったり、
男性でも甚平で外出するようになってきたのは、
平成になってからです。

 

 

祭りなどで、甚平を着ている男女を見て、
批判的な意見を言っているのをよく耳にするのは、
甚平で外出する歴史が浅いからなんですね!

 

 

基本的に、「甚平は部屋で着るものなんだ」と覚えておきましょう。

 

 

浴衣の用途は?

 

歴史のところでもあったように、
浴衣は主に湯上がりに着用したり、
寝巻きとしても使用されます。

 

 

湯上がりで、涼むために外出する時にも使われていたので、
基本的に外で着るのもOKなんですね。

 

そういう意味では、着物の夏版と言っていいとも思います。

 

 

着る対象は、大人、子供、男女問わず着ることができます。

 

 

やはり日本的な風情を楽しむのであれば、浴衣に限りますよね!

 

 

ここまでで、甚平と浴衣の本来の使われ方
分かっていただけたかと思います。

 

甚平も浴衣も、両方楽しみたいのであれば、
シチュエーションを考えればよいということですね。

 

浴衣と甚平の違い

 

 

女の子はどっち?人気は?

 

それでは実際に、
「女の子は甚平・浴衣のどっちを着させる?」
ってことなんですが、
甚平にも浴衣にも、それぞれメリットデメリットがあって、
甲乙つけがたいです。

 

 

用途のところでも言ったように、祭り花火大会には、
断然浴衣がいいですし、人気もあります。

 

 

女の子が浴衣を着ることのデメリットはやはり、

  • 動きによって着崩れする
  • トイレの時に焦る

 

ですね。

 

 

そう考えると、小学生くらいまでの女の子であれば、
簡単に着られて汚れても安心トイレも簡単な、
甚平をチョイスするのもアリですね!

 

 

中学生以上になっても、甚平を着ていると、
首をかしげられる場合があるので、そこは自己責任で。

 

 

甚平と浴衣に関しては、男の子のほうが選択の幅が広がって楽しいです。

 

「部屋では甚平、外では浴衣!」
と、使い分けるのがいいのではないでしょうか?

 

 

さいごに

 

いかがでしたか?

 

 

甚平と浴衣の違いを知っていただいたので、
今年こそはあなたも、両方にチャレンジしてみましょう!

 

 

ちなみに、以前は反物で作られた甚平や浴衣が一般的でしたが、
最近は、よくある洋服の生地手作りを楽しむ人も増えているんですよ(^^♪

 

 

手作りのメリットは、生地アレンジを自由に変えられるところ。

 

子供は、涼しくて動きやすいので、甚平や浴衣を着ることが大好きです。

あなたも、ぜひ手作りにも挑戦してみてくださいね!

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