「学校の成績が上がれば、大学受験にも合格できるかも!」
一般試験で大学受験を受けようとしているあなたは、もしかしたらそう思っているかもしれませんね。
かつて私も同じように考えていました。
確かに学校の成績が上がれば、大学に合格する確率は多少は向上するかもしれません。
しかし一般試験では、その大学主催の試験に合格できるか否かで決まります。
学校での成績が上がる方法は?
学校では、[授業態度・提出物・中間試験・期末試験]を総合的に評価して成績を付けています。
そのため、授業態度と提出物を真面目にやっていれば、この2つに関しては問題無いです。
そして中間・期末試験は、基本的に授業で扱った内容や、学校のワークの中から少し変化させて抜粋して出してくる学校が多いです。
授業の内容やテキストなどから抜粋するのは、きちんと授業内容やテキストの内容を理解できているのかを見るために行われています。
例えば私が行っていた学校では、中間・期末試験は授業内容とワークの内容を合わせて作られていました。
卒業してから、学校にそのようにした理由を聞くと…
「定期試験の生徒の点によってクラス分けをするから」
と言っていました。
つまり、授業内容とワークをしっかりとやって、理解していれば中間・期末試験も問題ありません。
あとは、自分の授業に対する向き合い方さえしっかりとしていれば成績は向上します。
受験(一般試験)に向けての勉強方法
受験に合格したいのならば、学校のワークを解いているだけでは当然受かりません。
その大学が出している赤本(過去問)も購入した方が良いです。
そしてその赤本を解いていき、その大学の出題傾向を見極める必要があります。
そのあとに、確実に受かりたいのなら、自分の苦手な部分と得意な部分を見極める事も重要です。
なぜなら、その大学によって出題傾向が全く異なってくるからです。
出題傾向が異なれば、当然対策の仕方も変わってきます。
そして、自分の苦手な部分を見極めるのは当然だと思います。
それに付け加えて、得意な部分も見つけておきましょう。
そうすることで、苦手な部分は克服し、得意な部分はより伸ばすことができます。
例えば、近畿大学と関西学院大学は出題傾向が全く違います。
そうすると、試験対策のためにやる勉強が違います。
そうなれば、良く解ける部分と全く解けない部分も異なります。
つまり、より確実に合格したいのならば、出題傾向の似ている大学をいくつか受けてきましょう。
そして、出題傾向が分かれば、苦手な部分と得意な部分の勉強を行っていきます。
そうすれば、受験に合格できる確率も向上します。
学校での成績が向上する勉強法と、受験に合格できる勉強法の違い
学校での成績を上げる方法は、[授業態度・提出物・中間試験・期末試験]を総合的に評価して成績を付けているはずです。
そこで学校での日々の授業を理解できているのかを確認するために、中間・期末試験が行われています。
つまり授業で扱った内容しか出てきません。
しかし、大学受験の場合は、学校で習っていない内容も含まれてきます。
学校での中間・期末試験では、それまでに習った事の復習や確認を行っているのだと思われます。
それに対して、大学受験では、その人個人の勉強に対する意識や、受ける大学の試験対策をどれくらい行ったのかを見ているのだと思われます。
(私は教師ではありませんので、実際に私の担任教師から聞いた事ですので間違っている可能性もあります。ご了承ください。)
例を皆さんよくご存じの英検で例えましょう。
英検を受けたことがある高校生はご存じと思いますが、英検の試験は学校の授業をやっているだけでは解けません。
英検〇級のテキストを購入するなど、それに向けて、自分なりに何かしらの試験対策をする必要があります。
つまり、成績の向上を目的とするなら、日々の授業の理解や学校の問題集を解くなどをしていくことです。
そして、大学受験の合格を目的とするなら、自分なりに考えて勉強をしていく必要があります。
まとめ
学校の成績を上げる勉強法と、受験に合格する確率を上げる勉強法は異なります。
受験に合格したければ、受ける大学の出題傾向を見極め、似た出題傾向の大学を受ける。
出題されている問題の中で、良く解ける部分と全く解けない部分を見つける。
その2つを重点的に勉強し、他の部分も出題傾向に沿った勉強をする。
(6~7:4~3くらいを目処に勉強の時間配分をする)
大学受験を控えている高校生の少年少女達に伝えます。
大学受験が最も勉強している時だと言われています。
そこさえ超えてしまえば勉強する頻度は落ち着いてきます。
最後の猛勉強頑張ってくださいね。