介護 入浴介助

【介護】入浴介助の手順!末梢から中枢の順に洗うのはなぜ?理由をわかりやすく

入浴介助 末梢から中枢 なぜ
なや美

入浴介助の手順が、なかなか覚えられません。

洗う箇所の正しい順番なんてあるのでしょうか?

洗う順番を覚えるコツも知りたいです。

分かりますよ。

私も最初は順番なんて気にしないで、好きなところから洗おうとしていたことがあります。

順番なんて大雑把にはあるかも知れないけど、「そんなに変わらない」って考えることもあるでしょう。

でも実は末梢から中枢に向かって洗うっていう、正しい順番があるんです。

あなたもこれからお話しすることを聞いていただければ、入浴時の順番に隠された秘密にたどり着くことができます。

そうすることで、利用者さんに、心身ともにリフレッシュできる入浴介助を提供できます。

それでは入浴介助時の疑問やポイントについてお話ししますね。

入浴介助の参考記事

なぜ洗体は末梢から中枢の順に洗うの?

では、洗体が、なぜ末梢から中枢の順に洗う必要があるのでしょうか?

それは、心臓への負担を減らすためです。

体内には無数の血管が通っています。

その血管にお湯をかけたり、洗ったりすると刺激を与えることになります。

心臓から近いところからかけると、心臓に素早く刺激が伝わります。

そうしてしまうと、心臓への負担が増すことになるのです。

逆に末端から徐々に洗うことで、心臓への刺激も徐々に伝えられる事になります。

よって、末端から中枢に向けて洗うことで心臓への負担を減らすことにつながります

洗体時に注意するポイントは?

洗体時に注意するポイントは以下の通りです。

  • 自分で洗えるところは自分で洗ってもらう
  • 陰部やわきの下等恥ずかしいところほど汚れが溜まりやすいのでよく洗う
  • 皮膚が乾燥しやすい為に表皮剥離に注意する

それぞれお話ししますね。

洗体時の注意点1:自分で洗えるところは自分で洗ってもらう

洗体に限ったことではありませんが、利用者さん自身で洗えるところは自分で洗ってもらいましょう。

介護の基本は、出来ないところを手伝うことです。

利用者さん自身でできるところまで洗ってしまうと、本人のやる気をそぐ形になります。

自分でできるところはやってもらうことも重要な介助なのです。

洗体時の注意点2:陰部やわきの下等恥ずかしいところほど汚れが溜まりやすいのでよく洗う

陰部など恥ずかしいところって、汚れが残りやすいのです。

なぜなら、そういうところって隠したくなりますよね。

利用者さんだって一緒です。

洗いにくくなり、必然的に汚れが残りやすくなるのです。

そのままにしておくと、感染症や皮膚トラブルの原因になります。

その為、陰部等恥ずかしいところは入念に洗うようにしましょう。

洗体時の注意点3:皮膚が乾燥しやすい為に表皮剥離に注意する

利用者さんの皮膚を見てみると、乾燥していることが多々あり、表皮剥離には注意が必要です。

なぜなら、乾燥していると皮膚の弾力性が弱まるからです。

その状態で強くこすってしまうと、あっという間に表皮剥離するでしょう。

利用者さんの肌はデリケートなのです。

よって利用者さんの体は乾燥している為、表皮剥離に注意して洗体する必要があります。

入浴前や入浴後に注意するポイントは?

入浴前・入浴後に特に注意するポイントはというと、以下の通りです。

  • 入浴前には体調が悪くないか確認する
  • 入浴介助前後にはしっかり水分補給をしていただく

それぞれお話ししますね。

入浴前後の注意点1:入浴前には体調が悪くないか確認する

入浴介助前には利用者さんの体調の確認をしましょう。

熱や脈、顔色等をしっかり見ておく必要があります。

なぜなら、入浴時には体温や脈の変動が激しいからです。

入浴前後には寒さにより体温が低くなったり脈が早くなったりします。

逆に入浴中は体温が上昇しやすくなります。

入浴前から調子が悪いと、体調が悪化しやすくなります。

よって、体調が悪くないかは確認しておきましょう

入浴前後の注意点2:入浴介助前後にはしっかり水分補給をしていただく

入浴前後にはしっかりと水分補給をしていただきましょう。

なぜなら、入浴というのは水分を奪われやすいからです。

温かいお風呂に入ることで、汗をかきやすくなります。

水分補給しておかないと、高齢者の方は脱水症状に陥りやすくなります。

よって、入浴前後に可能ならばお茶を一杯飲んでいただくとよいでしょう。

さいごに

入浴は利用者さんの快楽をもたらすものです。

でも、一歩間違えれば、利用者さんにとって心臓の負担が大きく、思わぬ危険性をはらんでいます。

しっかり注意するところは注意してあげてくださいね。

あなたの配慮が、利用者さんの満足や幸福につながるのですから

-介護, 入浴介助