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「防災の日」はなぜ9月1日?祝日じゃないの?何をする?由来や理由を子ども向けにわかりやすく解説



防災の日 なぜ 9月1日
なや美

防災の日はなぜ9月1日なんでしょうか?
子供に教えるのに当日は何をすればいいですか?

海の日、みどりの日、敬老の日…日本には「◯◯の日」と名前の付く祝日がたくさんあります。

こういった日は大体、学校もお休みになるので、心待ちにしている子どもたちも多いことでしょう。

では、そんな「◯◯の日」の中の一つに「防災の日」があることはご存知でしょうか?

毎年9月1日に制定されている防災の日ですが、特に祝日というわけではありません。

お子さんとしてはむしろ、夏休みが終わって2学期が始まる日です。

学校で始業式と一緒に防災訓練があるから気が重い…と感じているかもしれませんね。

しかし、「◯◯の日」にはそれぞれ制定されている理由があり、防災の日も例外ではありません。

そこで今回は、

  • 防災の日がなぜ9月1日なのか?
  • 何をする日なのか?
  • どうして祝日(お休み)にはならないのか?

これらの疑問に分かりやすく解説していきます!

「防災の日なんて…」と思ってるお子さんにも、ぜひ教えてあげてくださいね。

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「防災の日」はなぜ9月1日?理由を子供に教えるには?

まず、防災の日はなぜ9月1日なのかご説明します。

海の日や敬老の日などの一部の祝日は「◯月の第◯月曜日」(例:海の日→7月の第3月曜日(2022年は7月18日))といった感じで、土日と繋がって三連休になるように制定されている場合があります。

しかし、防災の日は毎年必ず9月1日です。

これにはちゃんとした理由があり、9月1日は1923年(大正12年)に関東大震災が起きた日なのです。

この地震は明治時代以降の地震被害では最大規模のもので、亡くなった人や行方不明になった人が合わせて10万人以上という深刻な被害があったのです。

また、この時期は季節柄台風が多くなる時期でもあり、1959年(昭和34年)の9月26日には伊勢湾(三重県・愛知県の沿岸)に上陸した台風によって、5000人もの被害者が出てしまうという台風被害の中でも最大級に深刻な事態が起きてしまいました。

このような地震・台風などの自然災害に対する防災意識を高めるため、そして過去の被害を忘れないという意味合いも込めて、関東大震災の起きた9月1日が防災の日に制定されました。

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「防災の日」はなぜ祝日じゃない?理由を子供に教えるには?

防災の日はなぜ祝日じゃないのでしょうか。

それは、先ほどお話しした防災の日が制定された背景も関係してきます。

防災の日が制定されたのは、伊勢湾台風が日本を襲った翌年の1960年(昭和35年)です。

それまで9月1日に行われる行事は、関東大震災の犠牲者を悼む慰霊祭が中心でした。

しかし、伊勢湾台風の被害などもあり、「国民が台風・津波・地震などの災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する」という目的で創設されたのが防災の日です。

防災の日を定めた時の資料には、「常日頃から注意が必要なのはもちろんだが、災害による被害を最小限に留めるためにはどうしたら良いかということを、それぞれの職場や家庭、学校で考えて、防災のための活動をする日を作ろう」といった制定の主旨が記されています。

そのため、防災の日はお祝いのための休日ではなく、防災意識をみんなで高めるための日なのです。

「防災の日」には何をする?やるべきことを子供に教えるには?

では、防災の日には具体的に何をするのでしょうか。

先ほどお話しした「防災のための活動をする」という主旨を踏まえて、多くの企業や学校では防災訓練が行われます。

例えば、

  • 地震や津波などが起きたと想定して、避難経路や避難場所の確認をする
  • 火災が起きた場合に備えて、消化器の使い方を学ぶ

こういったことが行われます。

また、地域で行われる大規模な防災訓練では、怪我人が出た場合に備えて、簡易的な止血方法やAEDの使い方を学ぶ場所が設けられることもあります。

実際の地震の揺れを擬似体験できる起震車を用いて、過去に大きな被害をもたらした地震の揺れ(1995年の阪神淡路大震災や2011年の東日本大震災など)がどのようなものだったか、揺れの中でどのぐらい動けるのかを体験する機会が作られる場合もあります。

ご家庭でも、家や学校から近い避難場所の確認や、防災グッズの備えの確認などを行うと良いでしょう。

近隣の災害ハザードマップ(津波などの災害が起きた場合、どの程度の被害がどこまで広がるのかを記したもの)が地域のホームページなどに掲載されていることもあります。

お子さんと、そちらを見てみるのも良い機会かもしれませんね。

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子供と一緒に揃えておきたい防災グッズ5つ

最後に、ご家庭に備えておきたい防災グッズをご紹介します。

防災の日にはお子さんも一緒に確認してもらい、ご家庭の備えを万全にしましょう!

防災グッズ1:飲料水

人の身体は、60%が水分でできています。

そのうちの2%を失うだけでも、めまいや吐き気などに襲われるため、飲料水は優先的に確保しておきたいところです。

なお、スポーツドリンクやお茶ではなく、ミネラルウォーターなどの真水を用意しましょう。

  • 長期保存が可能
  • 沸騰させて食材を温める
  • 断水時でも汚れを洗い落とす

と、様々な用途に用いることができます。

防災グッズ2:非常食

水分の確保ができたら、次は食料も確保しておきましょう。

市販の防犯バッグなどには、保存の効く缶詰などが入っていることが多いですが、ここで注意してほしいのは賞味期限です。

長期保存が効くからと言って、つい賞味期限を忘れて放置してしまいがちです。

毎年防災の日には一度確認して、賞味期限が切れそうなものは新しいものと入れ替えて、ご自宅で食べてしまいましょう。

防災グッズ3:ブザー・ホイッスル

万が一被災して身動きが取れなくなった時に備えて、大きな音が出せるものを用意しておきましょう。

救助を呼ぶ時に大声を出すよりも、体力を温存することができます。

お子さんの鞄にもブザーを付けておけば、防災はもちろん、犯罪に巻き込まれることを未然に防ぐための対策にもなります。

防災グッズ4:替えの靴

災害時には足元にも注意が必要です。

割れたガラスや尖った石、瓦礫の破片などを踏んづけて怪我をしないように、替えの靴があると良いでしょう。

スリッパでも良いですが、スニーカーがあれば身動きが取りやすくなります。

防災グッズ5:充電器

緊急時に連絡を取るために、今やスマホなどの携帯電話は欠かせないものとなっていますよね。

しかし、いざという時に電源が切れて使えないのでは意味がありません。

電気が全く使えないという場合も想定して、手回し式やソーラー式の充電器があれば安心感がアップします。

中には懐中電灯として使えるものやラジオが付いているものもありますので、よければオンラインショップなどで探してみてください。

これらの他にも、

  • 軍手
  • 絆創膏や包帯などの救急用具
  • 防寒具にもなる雨具

などをまとめて一つの鞄に入れ、いざという時にサッと持ち出せるようにしておくと良いでしょう。

ちなみに防災グッズの専門店で購入すれば、一つ一つ揃える手間が省けて便利ですよ。

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「防災の日について」のさいごに

過去に起きてしまったような深刻な被害を避けるため、防災意識をより高めるために、防災の日はとても大事な日だったんですね。

大人だけが分かっているのではなく、お子さんにも万が一に備える大切さを知っておいてほしいですよね。

今年の防災の日は、ご家族で我が家の防災について話してみてはいかがでしょうか。

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