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防災グッズ

防災グッズを手作り!新聞紙で簡単にできるもの5つ!皿やスリッパ、トイレ、防寒着、頭巾などの作り方は?

2022-08-17

防災グッズ 新聞紙で作る
なや美

防災を意識しようと思っています。

でも一から全部、防災グッズを揃えるのって大変ですよね。

また、いくら防災グッズを揃えても、避難が長引いたりして、肝心の備えが足りなくなるかもしれません。

そんな場合はどうすればいいでしょうか?

たしかに、あなたが不安に思う気持ちもあることでしょう。

では、新聞紙で防災グッズを簡単に作る方法があるとしたらいかがですか?

毎日のように発行される新聞紙を活用して、簡単に作れる防災グッズの作り方を知っておけば、安心度がグッと上がりますよね。

そこで今回は新聞紙を使って作れる防災グッズの作り方をご紹介します。

  • スリッパ
  • 簡易トイレ
  • 防寒着
  • 頭巾

の5つです。

どれもいざという時、きっと役に立ちますよ。

参考記事

新聞紙で作る防災グッズ1:皿の作り方は?

まず、お皿の作り方。

新聞紙で作る皿の作り方

用意するもの:

  • 新聞紙
  • ラップ(レジ袋のような小さなビニール袋でもOK)

手順:

  • 新聞紙を半分に折りたたみ、そこから更に半分に折って折り目をつける。
  • 「わ」になっている方の角を真ん中の折り目に合わせて三角に折る。
  • 「わ」になっていない方(紙が2枚に分かれている方)の角も上の1枚分だけを三角に折り、下の1枚は外側へ向けて三角に折る。
  • 「わ」になっていない方をそれぞれ外側へ開くように折り、舟のような形にする。
  • 舟の底になる部分を3分の1ほど折り、折り目をつける。
  • 舟を開くとお椀のような形になるので、底になる部分を外側へ開き、立つようにする。
  • お椀の両端を少しだけ外側に折る。
  • ラップorビニール袋をお椀にかぶせて完成!

地震で食器が壊れてしまった時や、水道が止まって食器が洗えない時に、この作り方を知っておけば、簡易的なお皿にすることが可能です。

ラップやビニール袋をかぶせて取り替えられるようにすることで、お皿自体は繰り返し使うことができますよ。

新聞紙1枚で心配な場合は、2枚重ねて作るか、①の時点で更に折りたたんでおくと良いでしょう。

新聞紙で作る防災グッズ2:スリッパの作り方は?

続いて、スリッパの作り方。

新聞紙で作るスリッパの作り方

用意するもの:

  • 新聞紙だけ
    • 1枚でスリッパ片方分になり、一足分作るには2枚用意する必要があります。

手順:

  • 広げた新聞紙を、折り目に沿って半分に折る。
  • 新聞紙を横向きに置き、真ん中に向かって右側半分を4分の1だけ折る。
  • 折った部分を同じ方向へもう一度折る。(卵焼きのように巻き込むイメージで)
  • 折り重なっていない部分を手前にして裏返す。
  • 横方向に対して3分の1ほどを真ん中へ折りたたむ。
  • 反対側も同じように折り、⑤の内側に収納する。
  • 一番上のヒラヒラしている部分を、内側へ折り込む。
  • 再度ひっくり返して、四隅の角を内側に折り込めば完成!

災害時はガレキや割れた窓ガラスなどが足元に散乱し、うっかり踏んで足を傷つけてしまう危険があります。

折りたたんだ新聞紙や段ボールの切れ端を中敷きとして入れておくと、さらに丈夫になりますよ。

作ったら、ぜひ一度履き心地を試してみてください。

新聞紙で作る防災グッズ3:簡易トイレの作り方は?

次に、簡易トイレの作り方。

新聞紙で作る簡易トイレの作り方

用意するもの:

  • 新聞紙
  • ポリ袋(45リットルのゴミ袋など)2枚

手順:

  • 便座を上げ、ポリ袋を1枚広げて覆ったら、便座を下ろす。(ポリ袋は便器の開口部分を全て覆うように付けること)
  • 2枚目のポリ袋で便座を覆い隠すように重ねる。
  • 新聞紙を適度にちぎり、空気を含ませるようにくしゃっと丸める。(ぎゅっと固く丸めないように)
  • 丸めた新聞紙を2枚目のポリ袋の中に入れたら完成!
    • (用を足す度に2枚目のポリ袋の口を固く結んで取り出し、②〜④の工程を繰り返す)

断水でトイレの排水ができなくなっても、この方法で用を足すことができます。

取り出した排泄物は、お住まいの地域の指示に従って捨ててくださいね。

また、便器が破損して使えない場合は、箱形にした段ボールやバケツを便器に見立てることで代用ができます。

新聞紙で作る防災グッズ4:防寒着の作り方は?

次は、防寒着の作り方。

新聞紙で作る防寒着の作り方

用意するもの:

  • 新聞紙
  • ポリ袋(45リットルのゴミ袋など)1枚

手順:

  • ポリ袋の底の部分に、頭と両腕を出すための穴を開ける。
  • ポリ袋を頭から被ったあと、新聞紙を体に合わせて折りたたみ、袋の内側へ巻きつける。
  • 新聞紙が落ちないよう袋の裾の部分を折り込み、結んだら完成!

新聞紙は再生紙で安い分、繊維が荒く、空気がたくさん含まれているため、保温性に優れているんです。

ポリ袋がなくても、数枚重ねた新聞紙を広げて羽織ったり、お腹に巻きつけたりするだけでも、簡易的な防寒着として使えます。

足元が冷える時は、

  • 靴下を履いた上から新聞紙を巻き、更にその上から靴下を履く
  • 大きめのポリ袋にくしゃっと丸めた新聞紙をいくつか入れて、中に足を入れる

こうするだけでも、暖を取ることができますよ。

新聞紙で作る防災グッズ5:頭巾の作り方は?

最後に、頭巾の作り方。

新聞紙で作る頭巾(ずきん)の作り方

用意するもの:

  • 新聞紙 1枚だけ

手順:

  • 広げた新聞紙を縦半分になるよう2回折る。
  • 横向きに置き、「わ」になっている部分を上にして、両端を三角形に折る。
  • 三角形の3分の2ほどを中央へ向かって折り、飛び出した3分の1は折り目の中にしまう。
  • 「わ」になっていない部分(頭巾の下部分)を上に向かって2回折り、折り目を付ける。
  • 頭巾を広げ、頭巾の下部分を④で作った折り目に合わせて内側から外側へ折り返したら完成!

先ほどもお話しした通り、新聞紙は保温性に優れているため、防寒具として代用することができます。

新聞紙を2枚重ねて作れば、より丈夫な頭巾になります。

でも折る時に大変になるので、無理はしないでくださいね。

防災グッズ関連記事

「新聞紙で作る防災グッズについて」のさいごに

備えが足りなくなった時など、あくまで緊急事態をしのぐための簡易的なものです。

でも知っておいて損はありませんよね。

今ある備えだけでは少し不安な時は、ぜひ新聞紙を代用して作る方法も覚えておいてくださいね。

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