「待ちに待った中学校生活!どの部活に入ろうかなぁ?」
中学生になれば、小学生の時とは違い、本格的な部活動が始まります。
まだ入学したてだと、学校のことは右も左もわからない状態です。
部活といっても、種類はたくさん。
部活選びにも迷ってしまいますよね?
どうせやるなら、3年間続けて、後悔のない、楽しかったと思えるような中学校生活にしたいです。
そこで今回は、そんなあなたにビッタリの部活を見つけるためのお手伝いをしますね。
- 運動部の人気ランキングは?(男女共通)
- 文化部の人気ランキングは?(男女共通)
- 運動部と文化部どっちを選ぶ?メリット・デメリットは?
この順で、各部活の良いところや、悪いところなどの情報も交えながら、ランキング形式で人気の部活をご紹介していきます。
人気の部活を知っておくことで、あなたの部活選びの判断材料になるはずですよ。
それではどうぞ。
運動部の人気ランキングは?(男女共通)
部活の種類は、大まかには運動部と文化部に分かれます。
まずは運動部の人気ランキングを見ていきましょう!
あなたの予想は当たるでしょうか?
最近じわじわ人気が上がってきているのが、この陸上部。
ほかの球技などの団体スポーツと違い、主に個人種目なのが、人気の理由です。
ですから、あなたが誰にも干渉されず、自分の記録に挑戦し続けたいと思っているなら、選択肢としてふさわしいですね。
オリンピックでも花形競技になっているくらい、世界的にはメジャーなスポーツです。
★中学生に聞いた!陸上部の良いところ、悪いところ
良いところ
・精神力が強くなり、大人になっても役に立つ
・自分の限界に挑戦できる
悪いところ
・和気あいあいとしたチームスポーツに比べて、ストイック
・自分に自信がつくまでは、辞めたくなりやすい
第2位はバスケ部。
かっこよさに惹かれて入部を決断する人が多いです。
何がかっこいいかと言うと、やっぱりファッション!
ユニフォームもさることながら、私服もバスケットボールスタイルにするのがオシャレです。
練習も試合も、主に屋内でのスポーツなので、泥まみれにならなくてもいいのも、スマートに見えますね。
ちなみにあなたは「コートマジック」という言葉を聞いたことはありますか?
この言葉は、普段がどんなに目立たない子でも、一旦コートの中に入れば、いつもよりカッコよく見えるという意味なんですよ。
この「コートマジック」は、バスケットボールから生まれた言葉です。
つまり「バスケ部はモテる」という噂は昔から変わりません。
練習は厳しいけど、それを上回る魅力がある部活だと言えますね。
★中学生に聞いた!バスケ部の良いところ、悪いところ
良いところ
・筋肉がつきやすい
・ジャンプ動作が多いので、骨が刺激されやすく、背が伸びやすいと言われている
悪いところ
・接触が多いので、ケガ(打撲、つき指など)をしやすい
・上下関係が厳しい
今も昔も、男女ともに人気の部活として君臨するのが、このテニスです。
人気のテニス漫画やアニメの影響、もしくは錦織圭選手のようなスターに憧れて、テニス部に入る子が多いですね。
また、ひとりでもできるスポーツという基準でも、テニスは選びやすいです。
でも、テニスといっても硬式と軟式があるので、気をつけなければなりません。
学校によっては、硬式テニス部がない場合もあります。
「本当は硬式テニスがやりたかったのに!」って思っていても、なければ仕方がありませんね。
また、硬式テニスと軟式テニスは、まったく違うスポーツといってもいいくらい、体の使い方や、使うラケットも異なるんですよ。
参考記事⇒ テニスのラケット!軟式と硬式の違いを徹底検証してみた!
といっても、中学校で人気なのは、断然「軟式テニス部」です。
硬式テニスに比べて、軟式テニスは、体力や体格で差がつきにくいからです。
成長期真っ只中の中学生にとっては、軟式テニスの方がふさわしいのでしょう。
ですから、たいていの中学校では、軟式テニス部がちゃんとありますよ。
★中学生に聞いた!テニス部の良いところ、悪いところ
良いところ
・男子と女子が同じ場所で練習や試合をするので、男女が仲良くなりやすい
悪いところ
・日焼けがハンパない
・上下関係が厳しい
そのほかの部活や、こんな珍しい部活も!
野球 、サッカー、バレーボール、卓球、ゴルフ、体操、バドミントン、剣道、ソフトボール、ラグビー、水泳、柔道、ダンス、空手、ハンドボール、新体操、チアリーディングなど。
文化部の人気ランキングは?(男女共通)
次は文化部です。
いったいどんな部活があるのでしょうか?
ドラマの俳優さんや女優さんに憧れて入部する子が多いです。
発表会でみんなからの注目を浴びることが快感になるとのこと。
もしかしたら将来、映画やドラマの主役になれるかもしれませんね。
★中学生に聞いた!演劇部の良いところ、悪いところ
良いところ
・発声練習が必須なので、自然に声が大きくなる
・普段から理想の人物を演じることで、性格が明るくなる
悪いところ
・たまに変人扱いされる
・役どころで人間関係が難しくなりやすい
・学校行事ではあまり目立たない
「将来は画家になりたい!」みたいな、ガチで美術に興味があるというよりも、「小さい頃から漫画やアニメが好きだったから」という理由で入部している子が多いです。
また運動部、文化部の中でも「一番楽そう!」というイメージが強いですね。
★中学生に聞いた!美術部の良いところ、悪いところ
良いところ
・本気でやれば、技能・技術が身につく
・基本、個人活動なので、他人に干渉されない
悪いところ
・とりわけ悪いところはありませんでした
・強いて言うなら、暗いと思われやすいことくらい
ピアノ、バイオリンなど、小さい頃から音楽に携わっているから、自然に吹奏楽部に入部したっていう子が多いです。
あと、同じ音楽をやるにしても、中学校には軽音楽部がないから、仕方なく吹奏楽部に・・・なんてのも。
とにかく音楽をやりたいなら、やっぱり吹奏楽部の一択ですね。
楽器を持って演奏をしている姿がカッコいいです!
普段とのギャップがあり、これもモテる要素の一つです。
★中学生に聞いた!吹奏楽部の良いところ、悪いところ
良いところ
・一つの作品をみんなで演奏しきる達成感がハンパない
・音楽つながりで、卒業後も友達関係が続きやすい
悪いところ
・練習が厳しく、休みが少ない
・厳しい割には、友達から楽そうだと思われやすい
そのほかの部活や、こんな珍しい部活も!
放送、科学研究、情報科学、茶華道、ESS、ディベート、囲碁将棋、料理、写真、合唱、陶芸、軽音楽など。
さてここまでで、運動部・文化部の人気ランキングを見てきました。
良さそうな部活は見つかりましたか?
まだ決められないという、あなたも大丈夫。
せめて、運動部か文化部かの、どちらかだけでも決めればいいですよ。
次の章では、運動部、文化部それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう!
運動部と文化部どっちを選ぶ?メリット・デメリットは?
部活を選ぶ際には、まず運動部か文化部か、どっちにするかを決めなければなりません。
もう入る部活が決まっているのなら、迷うこともないんですけどね。
そこで、あなたの参考になるように、運動部と文化部、それぞれのメリット・デメリットを、以下の表にまとめてみました。
メリット | デメリット | |
運動部 | ・球技大会でヒーロー、ヒロインになれる ・体力がつく ・友達同士の絆が深まる 参考記事⇒ 中学生で友達がいない人必見!作り方のとっておきのコツとは? ・男女が同じ苦労を共にするので、恋愛に発展しやすい ・雰囲気が元気、ノリがいい ・他校の友達との交流 ・縦と横の人間関係が学べる ・勝つと嬉しい、負けると悔しい ・マナーや礼儀が身につきやすい ・モテる 参考記事⇒ 中学生の男子必見!女子にモテる4つの方法とは? ・クラスでリーダーシップをとれる | ・休みが少ない ・勉強時間を確保しにくい ・練習でクタクタに疲れる ・練習が厳しい ・指導が厳しい ・ケガをしやすい ・上下関係が厳しい ・朝練がある |
文化部 | ・日焼けしない ・体が楽 ・学校行事(文化祭)で主役になれる ・活動時間が短い ・授業でも有利 ・先輩も顧問の先生も優しい ・おとなしい子が多い ・休みが多い | ・オタクと思われやすい ・暗い・地味だと思われやすい ・モテなさそう(本当はそんなことない) ・先輩や後輩もオタクっぽい(と思われがち) ・苦労が少ないので、友情を深めにくい ・活動中に暇を持て余す ・体育では運動部に劣ってしまう |
以上、メリット・デメリットを挙げてみました。
中には偏った見方もありましたが、必ずしも全部が当てはまるってことはないので、参考までにとどめておいてくださいね。
さて、表をご覧になって、あなたはどう感じましたか?
運動部のデメリットが、反対に文化部のメリットだったりする要素がありますね。
例えば、「運動部は休みが少ないけど、文化部は多いかも!」みたいな・・・
結局どんな部活にも、良い所もあり、悪い所もあるってこと。
あなたの判断基準がどこにあるかを明確にすれば、おのずと、どこに入りたいのかがわかってきますよ。
さいごに
さてここまでで、色々な種類の部活を紹介してきました。
実際に部活動で頑張っている中学生の声を参考にしているので、リアリティがありましたね。
あなたの部活選びの参考になったのなら、私も嬉しいです。
でも、まだコレっていう部活が決まっていなくても大丈夫。
中学校に入学して、部活を決めるまでのあいだは、体験入部させてもらえますよ。
その期間中に、わからないことを聞いたり、候補の部活を実際に体験できたりします。
あなたが部活選びに迷っていて、体験入部を利用せずに、「友達が入るから」という理由だけで、簡単に部活を選んでしまうと、後悔するかもしれません。
中には「部活を辞めたい!」って、思うことも・・・
参考記事⇒ 部活を辞めたい!辞める理由は?中学生が悩みを伝えるには?
ですから、自分の気持ちに素直になって、「コレだ!」と感じる部活を選びましょう。
あっという間の中学校生活です。
部活を通して色んな経験をして、良かったなぁと思える3年間にしてくださいね。