入浴介助をしていると汗が止まりません。
匂うし、かゆくなってきたり、冷えてくるんです。
なんとかなりませんか?
入浴介助に慣れていないうちは、適切な対策ができていません。
汗をかいて匂うし、私もどうしようって迷っていました。
でも大丈夫です!入浴介助時の汗には対策があります。
今回の記事で、こんな悩みが解決できます!
- 入浴介助時の汗対策はどうする?
- 匂いの対策はどうする?
- かゆみの対策はどうする?
- 冷えの対策はどうする?
- 汗対策に便利なグッズはあるの?
最後まで読んでいただければ、、快適な入浴介助ができるようになりますよ。
それでは入浴介助の汗対策に関して、解消グッズのことも併せてお話ししていきますね。
入浴介助の汗対策!匂いの対処法は?
入浴介助時の汗の匂い、気になりますよね。
そんな匂いに対して、私なら以下のように対策します。
- 通気性の良い服を着ておく
- デオドラント用品を使用する
それぞれについてお話ししますね。
汗の匂い対策1:通気性の良い服を着ておく
入浴介助は高温多湿な環境での介助のため、汗をかくことは免れません。
ですが、汗をかきにくい、通気性の良い服を着ておくことは効果的です。
なぜなら、通気性が良い服の場合、汗の匂いの原因となる雑菌の繁殖を防げるからです。
汗自体は匂いがなく、雑菌と反応して悪臭を出します。
雑菌は高温多湿が好物です。
そんな雑菌の繁殖を防ぐためにも、通気性の良い服を着ておくことで対処することができます。
汗の匂い対策2:デオドラント用品を使用する
通気性の良い服を着ておくだけでは汗が出て、細菌も繁殖してしまいますよね。
そこで、デオドラント用品を併用することをおすすめします。
デオドラント用品は、汗と結びつく雑菌の殺菌及び消臭を目的として作られているからです。
また、一部商品には制汗作用が含まれているものもあります。
入浴介助の前後にスプレータイプのものを体中に吹きかけておき、シートタイプのもので入浴介助後に汗をふき取ると、汗の匂いもそんなに気にならなくなりますよ。
デオドラント用品を上手に使用しましょう。
入浴介助の汗対策!かゆみの対処法は?
汗をかくと体がかゆくなりますよね。
かゆみの対処法は以下のことをお勧めします。
- 素早く汗をふき取る
- かゆみを抑える塗り薬や保湿クリームを使用する
それぞれについて説明しますね。
汗によるかゆみ対策1:素早く汗をタオルなどでふき取る
汗をかくとかゆくなる原因は、汗の中に含まれる塩分やアンモニアが肌に反応するためです。
汗をかいたらできるだけ素早く拭き取ることが有効です。
汗をかいてそのままにしておくと、水分は蒸発しますが、肌に対する刺激物質はそのまま残ってしまうからです。
水分が蒸発してしまっては、拭き取ることも難しくなりますよね。
そのため、素早く汗をふき取ることで対処できます。
入浴介助時にタオルなどを持ち込み、いつでも汗を拭けるようにしておきましょう。
汗によるかゆみ対策2:かゆみを抑える塗り薬や保湿クリームを使用する
適宜汗を拭き取ったとしても、かゆいときはありますよね。
かゆみを抑える塗り薬や保湿クリームを塗っておくことも対処法として挙げられます。
かゆみを抑える塗り薬は汗に対しても効果が期待できます。
保湿クリームが有効なのは、汗をかくと皮膚が乾燥してかゆみをもよおすことがあるからです。
日常生活で使っている保湿クリームを使ってもよいでしょう。
もし所持していなければ、市販薬には汗対策商品も多数あります。
かゆみを抑える塗り薬や保湿クリームを使用することでもかゆみ対策をすることができますよ。
ただし薬ということもあり、皮膚に合わないことも考えられます
使う前に少しだけ塗って、肌に合うかどうかを試してみることが必要です。
入浴介助の汗対策!冷えの対処法は?
入浴介助後は汗がもとで冷えることもありますよね。
冷えの対処法は以下の通りです。
- 通気性の良い服を着ておく
- 着替える
それぞれについて説明しますね。
汗による冷えへの対策1:通気性の良い服を着ておく
冷え対策にも通気性の良い服を着ておくことは有効です。
汗をかいた場合は肌に残り、そのまま汗が冷えると同時に体を冷やします。
通気性が良い服を着ておくと、汗をかいても服に移り、そこから空気中に放出されやすくなるのです。
メッシュや撥水性のある物を着ておくことで、自分の体から汗を排出した際に戻しにくくします。
そうすることで、汗が原因で体が冷えることも減少します。
汗による冷えへの対策2:着替える
通気性が良い服を着ていても冷えることもあります。
そのため、着替えることも重要な対処法です。
なぜなら、汗は対策していてもかくからです。
入浴介助後に着替えを用意しておいて、それに着替えることで素早く対処ができます。
着替えを用意しておきましょう。
当たり前のようですが、結局一番の対処法となります。
「入浴介助での汗対策」のさいごに
汗をかくことは入浴介助では免れることができません。
むしろ、汗をかくことを妨げてしまっては体に悪影響を及ぼすこともあります。
汗をかくことが前提で行動することが大切です。
汗自体は決して悪いものではありません。
あなたも入浴介助時には汗対策をして、利用者様にもあなた自身にも気持ちの良い介助を提供してくださいね。