「さぁ、今から寄せ鍋を作ろう!」
と準備をしたものの…
寄せ鍋に具材を入れるとき、どんな順番で具材を入れたらいいのか悩みますよね。
野菜から入れるべき?
お肉が先?
魚介類は?
種類が増えるほど、入れるタイミングって難しいですよね。
そんなあなたに今回は、寄せ鍋を美味しくする具材を入れる順番、タイミングを紹介していきます。
美味しい寄せ鍋にする具材を入れる順番は?
実は寄せ鍋には、具材を入れる順番があります。
具材を入れる順番は、
- お肉
- 根菜類
- 豆腐、しいたけなど煮崩れしやすいもの
- 葉野菜
- 魚介類
と、この順番です。
それぞれの具材についてポイントを解説します。
まず一番先にお肉を鍋に入れます。
理由は先にいれることにより、お肉のダシが出て寄せ鍋のスープが美味しくなるからです。
次に里芋や蓮根、人参など火が通るのに時間がかかる根菜類を入れます。
白菜の芯など固い部分も一緒に入れて煮込みます。
それから煮崩れしやすい豆腐や椎茸を鍋に入れます。
椎茸は早めに入れてしまうと、椎茸のうまみが出てしまうので、このタイミングで入れるのが美味しくなります!
椎茸からダシが出るからと、私は結構早めに椎茸をいれてしまっていました。
ちゃんとしたタイミングで入れると、椎茸自身のうま味も味わうことができるんですよね。
最後の段階で、春菊や白菜などの葉野菜、魚介類を入れます。
寄せ鍋に具材を入れるときは「お肉、根菜、豆腐、魚介類、葉野菜」の順番で投入しましょう。
投入する際、具材によって、入れる場所も実は決まっているんです。
鍋に火をかけているときは、中心に、一番火が通ります。
外側に行くにしたがって、火が通りにくくなっているんですね。
具材を投入するときは、火の通りにくいものを中心にします。
一方煮崩れしやすいものは、外側に入れていきましょう。
豆腐は特に崩れやすいので、具材の上に乗せる感じに置くと崩れにくいですよ。
魚介類は煮込みすぎると、固くなります。
ですので葉野菜と同じタイミングで、食べる直前に入れます。
野菜を入れるタイミングは?
野菜によって、どのタイミングで入れたらいいのでしょう?
根菜類や芋類は火が通りにくく、完成した時に芯が残ったりします。
私も時々、特に大根がまだちゃんと煮えてないなど、失敗したこともありました。
お鍋を用意し、水を入れて火にかける前に根菜、芋類を投入します。
こうすることで、出来上がりもしっかりと火が中まで通りますよ。
次に長ネギですが、切り方により、タイミングが変わってきます。
薄く斜め切りにする場合は、葉野菜と同じ最後のタイミングです。
またネギの食感を楽しむために大きく切る場合は、沸騰したあたりで、入れると良いです。
太めだと火が通るのに少し時間がかかるので、早めのタイミングで入れておきましょう。
私は太く切ったネギを食べた時に、ネギとダシの味が口に広がるのが好きなので、太めに切ります。
一手間で一度焼き目を付けてから鍋に入れると、ネギの香ばしさも味わうことができて美味しいですよ。
最後に葉野菜です。
春菊、水菜、ほうれん草などは、仕上げの段階で入れるようにしましょう。
葉野菜は似すぎてしまうとクタクタになってしまいます。
ほうれん草も長い時間煮たりすると、凄く縮んだような形になりますよね。
仕上げの段階に入れることにより、食感が残りますし、見た目も美味しい鍋になります!
肉や魚を入れるタイミングは?
お肉や魚は種類により入れるタイミングが変わってきます。
鶏肉はダシがよく出ますので、最初に入れるのが良いです。
鶏から出るうま味は鍋を美味しくしてくれます。
つみれや肉団子も最初に投入します。
豚肉、牛肉はキノコなどのダシが出る具材を入れた後に入れます。
豚肉と牛肉は煮込みすぎると、肉が固くなってしまいますので、中間のタイミングで投入しましょう。
魚や魚介類は最後のタイミングで入れます。
魚でアラをいれるときは、最初のタイミングで入れて煮込みましょう。
白身魚のタラなどは煮崩れしてしまいますので、最後に入れます。
牡蠣は煮込みすぎると固くなり、プリプリでジューシーな牡蠣を味わうために最後に入れるようにしましょう。
カニを入れるときも、食べる直前に入れると、ふわふわで味わいのあるカニを食べることができます。
私は最近カニ鍋を自宅で作ったのですが、説明書きに「20~30秒鍋に投入して食べましょう」と記載されていました。
記載通りに食べたのですが、ふわふわでダシの染みた美味しいカニを食べることができました。
カニは食べる30秒前が美味しいタイミングと言えます!
まとめ
寄せ鍋の具材を入れるタイミングを紹介しましたが、いかがでしたか?
具材の投入のタイミングでも、ダシの味わいが変わるんですね。
私はとりあえず入れてしまえば美味しくなると思っていました。
お鍋の知識があんまりない人によくある話。
具材の状態が気になってしまうことです。
ついつい煮えたかどうかが気になって具材をお玉などでいじってしまうことです。
私も実は大丈夫か心配で、具材を無駄に触ってしまうことがあります。
せっかくの具材も崩してしまうことになるので、お鍋を信じでじっくり煮込み具材をつついてしまわないようにしましょう。
その我慢が見た目も味も美味しい寄せ鍋になります!
是非あなたも美味しい寄せ鍋を作ってみてくださいね!