ドキドキ!ドキドキ!
あぁ~今、目の前を好きな人が通り過ぎていくー!
あ~あ、今日もなにも話せなかった・・・うぅっ(;_;)
友達なら話しかけられるのに、好きな人になると話しかけづらい。
また小学生の時は、好きな人とあんなに仲良くしてたのに、中学生になるとまったく話さなくなった。
こういったことは、あなただけではなく、みんな少なからず経験することです。
中学生になれば、男子も女子も、急に異性を意識しはじめるからですね。
でもこのままだと、好きな人と両思いになれないばかりか、存在すら認めてもらえません。
それは嫌ですよね?絶対に仲良くなりたいですよね!
話しかける第一歩を踏み出したい!
そんなあなたへ今回は、話しかけづらい原因と、それを打ち破るための2つの心構えをお届けします。
最後まで読んでいただければ、スッと気が楽になって、「明日勇気を出して話しかけてみよう!」という気持ちになりますよ。
それでは参りましょう。
あなたはなぜ話しかけづらいのか?話しかけられるようになる2つの心構え
あなたが誰かに向かって話しかけづらいのは、「決してあなたのせいではない」ということを、まずは知っておきましょう。
なぜなら人間は、もともとそういう風に作られているからです。
どういうことかというと、人間は本来、「変化を嫌がる生き物」なんです。
あなたは、誰かに話しかけたいと思っていますよね?
これはあなたが「こうしたい」「ああしたい」と意識的に考えていることです。
しかし一方で、無意識で「嫌がられたらどうしよう?」と感じているんですね。
これはあなたの心の中で、2つの相反する考えが足を引っ張り合っている状態なんです。
人間はこんな状態になると、どうなると思いますか?
先ほど「人間は変化を嫌がる」と言いましたよね。
そうなんです。
こんな時人間は現状維持、つまり「嫌がられたらどうしよう」⇒「話さない」という行動を選択するんです。
人間のこの現状維持しようとする作用を、一般に「心のブレーキ」と言います。
心のブレーキがかかっている状態を自転車に例えると・・・
- 新しいチャレンジをしようとするあなた⇒ペダルを踏み込む
- 現状維持しようとするあなた⇒ブレーキを握る
と置き換えて、
あなたの心の中は、「自転車のブレーキをギュッと握りながら、同時にペダルを踏み込もうとしている状態」なんですね。
これだと前に進みにくいのは当然です。
「もしブレーキがかかってなかったら、簡単に前に進むのになぁ」と思いますよね?
では、心のブレーキはどうやって外せばいいのでしょうか?
その方法とは次の2つです。
- 変化に気付かせない
- 未来のデメリットを想像する
では、それぞれの方法を詳しく見ていきましょう!
変化に気付かせない
先ほど、心のブレーキは無意識のうちにかかっていると言いましたね。
これは現状を維持しようとする脳の働きなので、止めようがありません。
であるならば、どうすればいいのか?
脳に気付かれないように、少しずつ変化すればいいと思いませんか?
あなたの脳をだますと言えば言葉が悪いかもしれません。
脳に変化だと気付かれないくらい、あなたにとって簡単にできることに分解すればいいんです。
例えば「話しかけ方を身につける」が目標なら・・・
- 好きな人に近づく
- 挨拶だけする
- 目があった時笑顔になる
このように、あなたがすぐにできることを考えてみましょう!
これだとあなた自身が簡単にできることだと思っているので、無意識で心のブレーキがかかりにくいです。
このステップを繰り返していくうちに、だんだん自信もついてきて、目標である「話しかけ方を身につける」ことができるようになってきますよ。
未来のデメリットを想像して目標にする
心のブレーキのように、「意識の範囲外であなたの行動を妨げているものがある」ことがわかりました。
あなたが次の行動を無意識に判断していると思うと、不思議な気分になってきませんか?
ではこの無意識で、あなたの行動はどう選択されているのでしょうか?
その選択を決定づけるキーワードが・・・
- 現在⇔未来
- メリット(成功・快楽)⇔デメリット(失敗・苦痛)
なんです。
あなたの行動は、無意識のうちに、このキーワードにもとづいて選択されているんですよ。
人間は、自分の行動を選択する時、「未来」よりも「現在」、「メリット」よりも「デメリットを避ける」方を優先します。
つまり行動の優先順位は・・・
- 現在のデメリットを避ける
- 現在のメリット
- 未来のデメリットを避ける
- 未来のメリット
なんです。
この優先順位を、例えば「話しかけること」について当てはめてみましょう。
あなたが好きな人に話しかけようとする時も、こんな選択肢の中から行動を選びます。
- 無視される、もしくは嫌がられるのが怖いので話さない
- 好きな人がニコッと応じてくれるかもしれないので話す
- 今話しかけないと後悔するのが嫌なので話す
- どんな人にも話しかけられる自分になるために話す
理想は当然4なんだけど、あなたが1を選ぶのは、当然のことなんです。
つまり目先(話しかける)の苦痛(嫌がられる)を避けたいからです。
では話しかけられるようになるには、どう考えれば良いのでしょうか?
私はこんな時、3の「未来のデメリットを避ける」を選択するようにしています。
2も3も4も、ゴールは「話す」なので、あなたは「2でいいじゃん!」と思うかもしれません。
でも話しかけることが元々苦手なあなたにとって、2はすぐにできることではありませんよね?
話しかけ方のようなスキルは、毎日ちょっとずつ練習して、だんだんできるようになります。
ここで2の「好きな人がニコッと応じてくれるかもしれないので話す」を目標に選んでしまうと、その日はできるかもしれないけど、次の日には1が勝ってしまって長続きしないことが多いです。
一方、3の「今話しかけないと後悔するのが嫌なので話す」だと、未来の孤独な自分を想像すると怖くなるので、毎日の練習しようとする思いが長続きしやすいんですね。
ですからあなたも、いつまでも「話しかけられない自分」のままでいることを、もっと恐れるようにしましょう。
私も「未来のデメリット」を恐れるようになってから、不思議と1の「目先のデメリット」が怖くなくなってきました。
なぜなら、話しかけられない未来の自分から脱け出すには、今話しかけること以外に方法がないからです。
そうすると、「今話しかけてたとえ嫌がられても、そこには必ず理由がある」と思えるようになりました。
大抵は嫌がられることはないんですけどね。
でも少なくとも、嫌がられる理由が分かれば、自分に改善の余地がないか?と考えることにつながります。
その結果、将来誰とでも話せるようになっていきます。
つまり「嫌がられることは失敗ではなくて、自分を成長させるための経験なんだ」と思うようにしましょう!
さいごに
あなたが好きな人に話しかけづらいのは、あなたのせいじゃないということがわかっていただけましたか?
このことに気付くだけで、あなたはかなり成長できますよ。
もし自信が湧いてきたなら、すぐにでもできることから挑戦してみてくださいね。
参考記事⇒ 「当たって砕けろ」の恋愛における意味とは?片思い中の中学生は告白すべき?
ちなみに、好きな人と会話できるところまで行った時、続かなくて困ったら、こちらの記事も参考にしてください。
参考記事⇒ 会話が続かない中学生必見!ネタを広げるとっておきの方法とは?
あなたが勇気ある一歩を踏み出せて、実際に恋に進展があったら、ぜひ教えてください。
心から応援しています!